俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

半ズボン

2013年06月28日 | 俳句

半ズボン 着せられ悟る 恥ずかしさ
(はんずぼん きせられさとる はずかしさ)
15901 【季語】 半ズボン 【季節】 三夏


若返り 少し無理ある 半ズボン
(わかがえり すこしむりある はんずぼん)
15902 【季語】 半ズボン 【季節】 三夏


夕立も 小雨となれば 笑みこぼれ
(ゆうだちも こさめとなれば えみこぼれ)
15903 【季語】 夕立 【季節】 三夏


デジカメの 手振れに弱き 額紫陽花
(でじかめの てぶれによわき がくあじさい)
15904 【季語】 額紫陽花 【季節】 仲夏


バス停の 隅を彩る 額紫陽花
(ばすていの すみをいろどる がくあじさい)
15905 【季語】 額紫陽花 【季節】 仲夏


水を得て 色鮮やかに 額紫陽花
(みずをえて いろあざやかに がくあじさい)
15906 【季語】 額紫陽花 【季節】 仲夏


昼寝覚め 昼の休みは とうに過ぎ
(ひるねざめ ひるのやすみは とうにすぎ)
15907 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


涅槃仏 昼寝は手枕 教えたし
(ねはんぶつ ひるねはたまくら おしえたし)
15908 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


萍の 間に流る 白き雲
(うきくさの あいだにながる しろきくも)
15909 【季語】 萍 【季節】 三夏


夜更かしを すれば尚更 明易し
(よふかしを すればなおさら あけやすし)
15910 【季語】 明け易し 【季節】 三夏


食べこぼし まき散らし行く 鴉の子
(たべこぼし まきちらしいく からすのこ)
15911 【季語】 鴉の子 【季節】 三夏


葛切りが 出れば嫁御の おねだりが
(くずぎりが でればよめごの おねだりが)
15912 【季語】 葛切り 【季節】 三夏



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