俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

花粉症

2010年03月20日 | 俳句

当たらねば いい予報なり 春嵐
(あたらねば いいよほうなり はるあらし)
12015 【季語】 春嵐 【季節】 三春


連休の 初日なりしが 春嵐
(れんきゅうの しょにちなりしが はるあらし)
12016 【季語】 春嵐 【季節】 三春


春荒れや 己がシューズを 自慢する
(はるあれや おのがしゅーずを じまんする)
12017 【季語】 春荒れ 【季節】 三春


夜更かしの 癖抜けきれず 春の朝
(よふかしの くせぬけきれず はるのあさ)
12018 【季語】 春の朝 【季節】 三春


目覚めれば パソコンの前 春の朝
(めざめれば ぱそこんのまえ はるのあさ)
12019 【季語】 春の朝 【季節】 三春


寝転んで 空を見上げて 春の野に
(ねころんで そらをみあげて はるののに)
12020 【季語】 春の野 【季節】 三春


げんげ田に 寝転ぶ我は 空にとけ
(げんげたに ねころぶわれは そらにとけ)
12021 【季語】 げんげ田 【季節】 仲春
げんげ田=紫雲英田=蓮花田


大空に 声あるのみの 初雲雀
(おおぞらに こえあるのみの はつひばり)
12022 【季語】 初雲雀 【季節】 三春


いつまでも 降れると思うな 春の雨
(いつまでも ふれるとおもうな はるのあめ)
12023 【季語】 春の雨 【季節】 三春


雨の中 球春到来 ドームあり
(あめのなか きゅうしゅんとうらい どーむあり)
12024 【季語】 春 【季節】 三春


ふるさとの ボタ山恋し 山笑う
(ふるさとの ぼたやまこいし やまわらう)
12025 【季語】 山笑う 【季節】 三春


手枕で 居眠りかこつ 春の宵
(てまくらで いねむりかこつ はるのよい)
12026 【季語】 春の宵 【季節】 三春


手枕を 覚えし妹も 目借時
(てまくらを おぼえしいもも めかりどき)
12027 【季語】 目借時 【季節】 晩春
蛙の目借時(かわずの めかりどき)=「目借時」
=春は陽気のせいか、ついうとうとしてしまうことがある。
春に眠気をもよおす理由は、
蛙が人の目を借りるためという俗説がある。


紫雲英草 土俵の俵 春霞
(げんげそう どひょうのたわら はるがすみ)
12028 【季語】 春霞 【季節】 三春


なみだ目や 強き朋にも 花粉症
(なみだめや つよきともにも かふんしょう)
12029 【季語】 花粉症 【季節】 ー


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