俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

冬の色

2009年11月28日 | 俳句

心澄む 今夜も一人 冬の宵
(こころすむ こんやもひとり ふゆのよい)
10943 【季語】 冬の宵 【季節】 三冬


あなたゆえ 流せる涙 冬の川
(あなたゆえ ながせるなみだ ふゆのかわ)
10944 【季語】 冬の川 【季節】 三冬


冬の色 都会のカラス 真っ黒気
(ふゆのいろ とかいのからす まっくろけ)
10945 【季語】 冬の色 【季節】 三冬


熟し柿 手に受け止めし その甘さ
(じゅくしがき てにうけとめし そのあまさ)
10946 【季語】 熟し柿 【季節】 晩秋


人の世は 夢へ駆け足 冬の色
(ひとのよは ゆめへかけあし ふゆのいろ)
10947 【季語】 冬の色 【季節】 三冬


俺の気も 知らずに吹くや 冬の風
(おれのきも しらずにふくや ふゆのかぜ)
10948 【季語】 冬の風 【季節】 三冬


あなただけ スタンバイミー 落葉柿
(あなただけ すたんばいみー おちばがき)
10949 【季語】 落葉柿 【季節】 三冬


冬の酒 飲むも飲まぬも 酔いしれて
(ふゆのさけ のむものまぬも よいしれて)
10950 【季語】 冬の酒 【季節】 三冬


冬の酒 酔うも酔わぬも 朋次第
(ふゆのさけ ようもよわぬも ともしだい)
10951 【季語】 冬の酒 【季節】 三冬


冬の夜に 戀重ねても 想い人
(ふゆのよに こいかさねても おもいびと)
10952 【季語】 冬の夜 【季節】 三冬


冬の世に 色重ねても 愛の色
(ふゆのよに いろかさねても あいのいろ)
10953 【季語】 冬の世 【季節】 三冬


オリビアを 聞きながら見る 櫻紅葉
(おりびあを ききながらみる はなもみじ)
10954 【季語】 櫻紅葉 【季節】 晩秋


夢うつつ 店の名ミモレ 木の葉舟
(ゆめうつつ みせのなみもれ このはぶね)
10955 【季語】 木の葉舟 【季節】 三冬


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