俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

閻魔賽日

2011年01月16日 | 俳句

禁酒の日 閻魔賽日 生まれし人
(きんしゅのひ えんまさいにち うまれしひと)
12917 【季語】 閻魔賽日 【季節】 新年
閻魔賽日=正月16日閻魔賽日
(地獄の釜の蓋が開いて鬼も亡者も休むとされる日)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒夕焼

2011年01月15日 | 俳句

毎日が 女正月 いつ明ける
(まいにちが おんなしょうがつ いつあける)
12915 【季語】 女正月 【季節】 新年


寒夕焼け 幸せ気分 少しだけ
(かんゆうやけ しあわせきぶん すこしだけ)
12916 【季語】 寒夕焼け 【季節】 三冬


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

粕汁

2011年01月14日 | 俳句

粕汁に 鮭を探して 箸暴れ
(かすじるに さけをさがして はしあばれ)
12914 【季語】 粕汁 【季節】 三冬


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒牡丹

2011年01月13日 | 俳句

簑笠を 深くかぶりて 寒牡丹
(みのかさを ふかくかぶりて かんぼたん)
12913 【季語】 寒牡丹 【季節】 三冬


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初芝居

2011年01月12日 | 俳句

エビなんて どうでもいいや 初歌舞伎
(えびなんて どうでもいいや はつかぶき)
12908 【季語】 初歌舞伎 【季節】 新年
エビ=海老蔵


初春の 歌舞伎に涙 とめどなく
(はつはるの かぶきになみだ とめどなく)
12909 【季語】 初春 【季節】 新年


初芝居 劇中劇に 身の震え
(はつしばい げきちゅうげきに みのふるえ)
12910 【季語】 初芝居 【季節】 新年


伝統の 芸に酔いしれ 初傾き
(でんとうの げいによいしれ はつかぶき)
12911 【季語】 初傾き 【季節】 新年
傾き=歌舞伎


観劇の 後のラーメン 湯気立てて
(かんげきの あとのらーめん ゆげたてて)
12912 【季語】 湯気立て 【季節】 三冬


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒鴉

2011年01月11日 | 俳句

寒鴉 我がマンションに 顔を見せ
(かんからす わがまんしょんに かおをみせ)
12907 【季語】 寒鴉 【季節】 晩冬


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成人の日

2011年01月10日 | 俳句

初場所や 夜更けて見える 三段目
(はつばしょや よふけてみえる さんだんめ)
12898 【季語】 初場所 【季節】 新年


年明けて 徒手空拳 目立つ老い 
(としあけて としゅくうけん めだつおい)
12899 【季語】 年明く 【季節】 新年


寒鴉 追いて来る来る 前後
(かんがらす ついてくるくる まえうしろ)
12900 【季語】 寒鴉 【季節】 晩冬


十日汁 いつ空見しか 冬の空
(とおかじる いつそらみしか ふゆのそら)
12901 【季語】 十日汁 【季節】 新年


早きもの 十日戎で 良かっちゃろか
(はやきもの とおかえびすで よかっちゃろか)
12902 【季語】 十日戎 【季節】 新年


冬の道 足裏で聞く 枯れし音
(ふゆのみち あしうらできく かれしおと)
12903 【季語】 冬 【季節】 三冬


松明けて 頭もたげる 狂気あり
(まつあけて あたまもたげる きょうきあり)
12904 【季語】 年明く 【季節】 新年


成人の日 女子ばかりが 目立つ日よ
(せいじんのひ じょしばかりが めだつひよ)
12905 【季語】 成人の日 【季節】 新年


十日戎 商い心 片隅に
(とおかえびす あきないごころ かたすみに)
12906 【季語】 十日戎 【季節】 新年


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松過ぎ

2011年01月09日 | 俳句

松過ぎて 残飯整理 卓の上
(まつすぎて ざんぱんせいり たくのうえ)
12897 【季語】 松過ぎ 【季節】 新年


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事始め

2011年01月08日 | 俳句

慣れてきた 仕事始めの 仕事なし
(なれてきた しごとはじめの しごとなし)
12889 【季語】 仕事始め 【季節】 新年


世の中は 三連休 でも寒波
(よのなかは さんれんきゅう でもかんぱ)
12890 【季語】 寒波 【季節】 三冬


年古れば 七草粥の 新しき
(としふれば ななくさがゆの あたらしき)
12891 【季語】 七草粥 【季節】 新年


七不思議 温暖化ゆえの 寒波とは
(ななふしぎ おんだんかゆえの かんぱとは)
12892 【季語】 寒波 【季節】 三冬


松取れて 短歌大会 選者会
(まつとれて たんかたいかい せんじゃかい)
12893 【季語】 松取る 【季節】 新年


年賀状 返事待ちわび 今日も暮る
(ねんがじょう へんじまちわび きょうもくる)
12894 【季語】 年賀状 【季節】 新年


河豚食べて 極楽の夢 遠ざかり
(ふぐたべて ごくらくのゆめ とおざかり)
12895 【季語】 河豚 【季節】 三冬


夢見たき 事多けれど 河豚は出ず
(ゆめみたき ことおおけれど ふぐはでず)
12896 【季語】 河豚 【季節】 三冬


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人日

2011年01月07日 | 俳句

七日くる 生命はひとつ それだけよ
(なのかくる いのちはひとつ それだけよ)
12885 【季語】 七日 【季節】 新年


人日の 徹夜の朝の 頭冴え
(じんじつの てつやのあさの あたまさえ)
12886 【季語】 人日 【季節】 新年
"人日=五節句の一つ。1月7日。七種粥を食べることから七草の節句とも
いう。七草粥"


冬の朝 正月抜けぬ 腹を見る
(ふゆのあさ しょうがつぬけぬ はらをみる)
12887 【季語】 冬の朝 【季節】 三冬


冬の朝 KARAの唄だけ から元気
(ふゆのあさ KARAのうただけ からげんき)
12888 【季語】 冬の朝 【季節】 三冬


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小寒

2011年01月06日 | 俳句

小寒や 温暖化でも 大寒よ
(しょうかんや おんだんかでも おおさむよ)
12884 【季語】 小寒 【季節】 新年


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初競り

2011年01月05日 | 俳句

超高値 マグロの初競り ど御祝儀
(ちょうたかね まぐろのはつせり どごしゅうぎ)
12883 【季語】 初競り 【季節】 新年


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御用始め

2011年01月04日 | 俳句

世の中は 御用始めも 御用なし
(よのなかは ごようはじめも ごようなし)
12882 【季語】 御用始め 【季節】 新年


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初詣

2011年01月03日 | 俳句

初詣 人混み多く 甥帰る
(はつもうで ひとごみおおく おいかえる)
12879 【季語】 初詣 【季節】 新年


ここ五年 したことのなき 初詣
(ここごねん したことのなき はつもうで)
12880 【季語】 初詣 【季節】 新年


チビ二人 三日の客の 後疲れ
(ちびふたり みっかのきゃくの あとづかれ)
12881 【季語】 三日 【季節】 新年


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

去年今年

2011年01月02日 | 俳句

去年今年 トイレの神様 涙あり
(こぞことし といれのかみさま なみだあり)
12878 【季語】 初夢 【季節】 新年


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする