夕暮れが近づいてきてウォーキングに出かけました。いつものように歩いたり写真を撮ったりで,気ままなウォーキングです。
土手に植えられた木に,ガガイモの実がぶら下がっていました。今にも舞い上がりそうな姿で綿毛が開きかけていました。
まだまだありました。一本のツルに次々とつながるように付いて,見応えじゅうぶん。いちばん先の実が弾けていました。落下傘部隊が飛行準備を整えたようです。
カキの木からカラスウリの実がぶら下がっていました。秋が名残惜しそうに残しているようです。
カンサイタンポポもちゃっかり咲いていました。結実はほとんど無理なのですが,セイヨウタンポポ程のたくましさはないにしても,草魂を感じさせてくれる風景です。
道際の水田にはタネツケバナがたくさん生えて花を付けています。そのうちの一本でセグロカブラハバチの幼虫を見かけました。黒いので,小さくても目立ちました。アブラナ科植物が好物です。よく見ると,その茎にはアブラムシがいっぱい! 茎にはおいしい汁が流れているのです。
静かでも,この季節らしい生きものの姿が見えてきます。