自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

地域ミュージアムで考える(44)

2017-01-19 | 随想

三方晶系の段ボール立体が,ここまでできてきました。言うは易し,行うは難しどおり,ずいぶん苦労しました。先がすぼんでいるので,接するのりしろ同士を接着するのがとにかくたいへんなのです。 

 
さらに下写真のように重みを加えてかたちを整えていきます。しかし整えること自体が難儀。瞬間接着剤で,段ボール同士をくっ付けるものがあれば申し分ないのですが,あっても,手作業になるとかえって危険でもあります。難儀さゆえに,完成したら喜びが大きいはず。そう思いながら根気よくやって行きました。


そうして,おしまいののりしろを接着!

 


それが乾いて,大きめの隙間に湿紙を詰め込みます。

 


ついに完成! 一つながりになった18面の立体! じゅうぶん喜びがこみ上げてきました。愛着のある作品に仕上がりそうです。この作業ばかりをやっているわけではないものの,延べ2週間は費やしたでしょう。


あとは地図を描いて着色すれば完結です。

難易度の高い立体づくりに挑戦したので,これよりも単純な三角錐とか六角錐とかをもった水晶型の立体もできそうです。これらを完成させたら,見る人の目を引き付けるかもしれません。

                                        (つづく)