12月30日(金)。最低気温-0.9℃,最高気温8.4℃。
ユスリカのなかまと思われる小さな昆虫が蕊に取り付いていました。ふさふさした触覚に付いているのは,どうやら花粉のようです。鉤状の口器が光ります。なにかを削り取って栄養分を補給しているのでしょうか。
キタオオブユと思われる昆虫が葯にいました。これは送粉者としてのあっぱれな姿です。
花弁に移って表面を舐めている感じでした。
ガガンボのなかまのよう。小さい小さいからだつきです。現時点では同定はできていません。蜜源に細長い口吻を突き立てて餌を得るのでしょう。このからだなら,どの蜜源もたっぷり栄養を提供できるでしょう。
これらの昆虫たちは,目が観察に慣れて来ないととらえにくい大きさ(小ささ?)です。注意深く見て行けば,だれにでも見つかります。目に飛び込んで来たら,「あっ! 冬の虫だ!」とこころが躍ります。