自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

秋,“虫の目”でとらえた虫たち ~アキアカネ Ⅲ~

2018-11-07 | 昆虫

アキアカネの写真がまだ十分撮れていないという気持ちがどこかに残っていました。それで,前回と同じ場所を訪れました。前はよく晴れていました。今回は雲が多く,もしかすると雨が降るかもしれないといった空模様でした。こういう日は気温が低いので,トンボの活動は鈍りがちです。その点は期待につながります。

川沿いにある転落防止柵で。その手すりでさっそくアキアカネを発見。翅をすっかり広げて,脱力しているといったふうに休んでいました。

 

わたしの気配を感じて舞い上がりました。ところが,すぐに同じ場所に戻って来ました。うれしいですね。今度は複眼をできるだけ大きく取り込むことにしました。

 

その近くで,別のアキアカネが休んでいました。ちょうど日が射してきました。赤い腹部が一層美しく見えました。

 

橋の欄干でも休んでいました。気温が低めだと,どうしても行動しにくいのでしょう。変温動物には止むを得ない環境変化です。

 

たくさんのトンボにお目にかかったわけではありませんが,じっくり撮れたことに感謝,です。