ハイク実行委員会主催の恒例「紅葉のファミリーハイキング」に参加してきました。タイトルは「紅葉と歴史ロマンに彩られた・宇治回遊コースを巡る」というもの。参加者は80名。コースは以下のとおりです。
肝心の天気は曇りという予報だったのですが,時に日が差して暖かさを感じました。感謝。ただ,日差しが遮られると冷っと寒さを感じる一日でした。文字通りの紅葉を期待していましたが,パッと色彩豊かというほどでもなかったのが惜しいところ。タイミングが少しずれていたのです(これって,贅沢ないい方なのですが)。おまけに,台風被害の名残りがあったりして。
ハイキングを写真で振り返ります。
平等院前の遊歩道から垣根越しに見ました。まだ人影なし。
宇治川は鵜飼いの発祥の地とのこと。今鵜匠は3人で,うち女性が2人らしいです。写真には屋形船が並んでいます。
天ケ瀬吊橋のたもとで休んでいると,「コケに花が咲いているよ」と教えてくださった方が。でもコケは種子植物ではなし,「これは胞子が入っているんじゃないですか」とお答えしておきました。
コケの名は不明です。
ダムに向かいます。やっとモミジが。
天ケ瀬ダムに到着。
昭和20年代に宇治市は宇治川の氾濫で大水害に遭い,ここにダムが建設されたとのこと。水力発電所が右に見えます。
昼食が終わって,歩きます。歩道の木漏れ日は円形。
興聖寺の紅葉はこんなふうです。葉がチリヂリで,見応えは今一つ。境内の木々の大部分が伐採されていました。台風で倒れたのでしょう。
仏徳山展望台からの眺めです。モミジに囲まれた平等院。中央下に見えます。
源氏物語ミュージアム脇のわずかなモミジに,やっと紅葉を感じました。
この後平等院の表参道を歩きました。休みの日でもあり,人でごった返していました。平等院入館待ちの行列が! 一時間待ち! こんな人混みには行きたくないなあ。参道は,宇治らしく茶の香りで満ちていたのでなんとかホッ。
秋の一日,ゆっくり過ごせたのは実行委員の皆さんのお陰。いつものことながら感謝。
【後記】コケの一種と思い載せた写真は,どうやら地衣類のコアカミゴケのようです。名前にコケが付いていますが,コケでな意という点が観察ポイントです。