自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

紅葉のファミリーハイキングに

2018-11-23 | 旅行

ハイク実行委員会主催の恒例「紅葉のファミリーハイキング」に参加してきました。タイトルは「紅葉と歴史ロマンに彩られた・宇治回遊コースを巡る」というもの。参加者は80名。コースは以下のとおりです。

肝心の天気は曇りという予報だったのですが,時に日が差して暖かさを感じました。感謝。ただ,日差しが遮られると冷っと寒さを感じる一日でした。文字通りの紅葉を期待していましたが,パッと色彩豊かというほどでもなかったのが惜しいところ。タイミングが少しずれていたのです(これって,贅沢ないい方なのですが)。おまけに,台風被害の名残りがあったりして。

ハイキングを写真で振り返ります。

平等院前の遊歩道から垣根越しに見ました。まだ人影なし。

 

 

宇治川は鵜飼いの発祥の地とのこと。今鵜匠は3人で,うち女性が2人らしいです。写真には屋形船が並んでいます。

 

 

天ケ瀬吊橋のたもとで休んでいると,「コケに花が咲いているよ」と教えてくださった方が。でもコケは種子植物ではなし,「これは胞子が入っているんじゃないですか」とお答えしておきました。

 

 

コケの名は不明です。

 

 

ダムに向かいます。やっとモミジが。 

 

 

天ケ瀬ダムに到着。 

 

 

昭和20年代に宇治市は宇治川の氾濫で大水害に遭い,ここにダムが建設されたとのこと。水力発電所が右に見えます。 

 

 

昼食が終わって,歩きます。歩道の木漏れ日は円形。 

 

興聖寺の紅葉はこんなふうです。葉がチリヂリで,見応えは今一つ。境内の木々の大部分が伐採されていました。台風で倒れたのでしょう。

 

 

仏徳山展望台からの眺めです。モミジに囲まれた平等院。中央下に見えます。

 

 

源氏物語ミュージアム脇のわずかなモミジに,やっと紅葉を感じました。

 

この後平等院の表参道を歩きました。休みの日でもあり,人でごった返していました。平等院入館待ちの行列が! 一時間待ち! こんな人混みには行きたくないなあ。参道は,宇治らしく茶の香りで満ちていたのでなんとかホッ。

 

秋の一日,ゆっくり過ごせたのは実行委員の皆さんのお陰。いつものことながら感謝。 

【後記】コケの一種と思い載せた写真は,どうやら地衣類のコアカミゴケのようです。名前にコケが付いていますが,コケでな意という点が観察ポイントです。

 

 


タンポポの花とチョウ三種

2018-11-23 | 昆虫と花

11月20日(火)。朝,ウォーキングをしました。低温ながら,光がまぶしい朝でした。路傍に咲くタンポポは結構目に付きます。セイヨウタンポポもカンサイタンポポもあります。

そこにいたのがベニシジミ。気温は市内に設置されたアメダスの記録から勘案して13℃ぐらいと思われます。

 

「よくもまあ,活動していることよ」。そう思って口吻を確かめようとしたところ,パタパタッと草の間に落ちていきました。やはり低温が影響しているのです。指を触れようとすると,またパタパタッと舞い上がって,すぐ近くの草に。なんだか頼りなさそう。

 

もしかすると,これが今季の終見になるかもしれません。

しばらく行くと,今度はヒメアカタテハが吸蜜中でした。これは元気そう。越冬態は決まっていないようで,成虫のままということだってありうるということです。

 

びっくりさせない限り,至近距離からも写せます,

 

また少し行くと,モンシロチョウが。これは翅がかなり傷んでいます。間もなくいのちを閉じます。これも今日が終見になるかもしれません。