ヒカゲチョウの飼育記録について報告が途切れています。孵化した幼虫が無事に蛹になり,昨年末羽化しました。しかし,冬は到底このままでは越せません。蛹を室内においていたのがよくなかったようで,いのちには申し訳ないことになりました。ちなみに,ヒカゲチョウの越冬態は幼虫らしいので,蛹にならせてしまったこと自体が問題です。大きな反省点となりました。
というわけで,ヒカゲチョウの頭部及び顔の写真を撮りました。
巻き込まれた吻が見えています。
複眼を覆う毛がすごいばかり。黒い縞模様が目を引き付けます。丸くて大きな黒い部分は偽瞳孔です。
近寄れば様子がくっきり。胸部にある虹色の毛も印象的です。
チョウが動き回ったあと見ると,複眼に埃が付いていました。毛の役割がなんだか見えて来そう。
さらに時間をおいて撮った写真を二枚アップします。
それにしても心に残る複眼風景です。