夜間,フユシャクに混ざって飛翔していたのがこのハンノキリガ。特徴からそう仮同定するだけで,違うかもしれません。自動車のライトで照らされた姿は,かなり大きめのガという感じでした。暗くなって飛んでいるのですから,当然のことながらフユシャクと似た行動をしていると思われます。
しっかりした触覚がそれを物語っています。全体は魚の背骨に似たかたちをしています。
毛で覆われた頭部はフクロウのよう。
毛の構造を調べたくなりました。毛の断面はどうなっているのでしょう。
スマートな触覚! これはもうアンテナそのもの。
よく見ると,吻が見えます。
吻は使われているのでしょうか。もしそうなら,なにを摂取しているのでしょう。
複眼は個眼の集まりです。黒っぽい部分は偽瞳孔。その証拠にいずれの写真でもこちらの向きにあります。
夜のガはおもしろい!