公園のタンポポ群落でモンキチョウを見かけました。熱心に蜜を吸っていて,わたしの動きには無頓着に見えます。
花から花に移って吸蜜を続けます。去る様子はありません。それならいろんな角度から撮影してみようと,あとを追いました。
逆光なので翅が透けて見えます。
タンポポの味に満足しているような。
十分味わっているような。
晴れた日はほんとうに心地よい撮影日和です。
公園のタンポポ群落でモンキチョウを見かけました。熱心に蜜を吸っていて,わたしの動きには無頓着に見えます。
花から花に移って吸蜜を続けます。去る様子はありません。それならいろんな角度から撮影してみようと,あとを追いました。
逆光なので翅が透けて見えます。
タンポポの味に満足しているような。
十分味わっているような。
晴れた日はほんとうに心地よい撮影日和です。
6月5日(日)。
いずれの株にも実がしっかり付きかけています。これから,見応えのある光景が展開しそうです。まず今日の様子をご紹介します。
花から実へ。納得の変化が確認できます。
実の先にはメシベの名残りが。
花から実へ,行儀よく並んでいます。
ホッカイコガネはいたって結実しやすいという遺伝情報を残している品種なのです。
花弁が落ち,実が膨らんでいきます。
この光景を見ると,ジャガイモは花から実(種子)へのバトンリレーを学ぶ際,好材料として魅力度が増します。小学校の植物教材「花と実」で取り上げるなら,ジャガイモの花は意外性を秘めた説得力のある素材だといえます。
今春はヒゲナガハナバチとずいぶん縁があるような。ムラサキツメクサで,またヒゲナガハナバチがじっとしているのを目撃。いったい何が起こったのでしょう。
今度は花にいました。せっかくの出会いなので持ち帰ることに。その途中も静止したまま。帰るとさっそく撮影開始。背景はどうしようかなと思案して,黒っぽくしました。さすがに触覚が長い!
毛が白く光っています。各部位の周辺がとくに印象的です。背景の黒が役立っているようです。
小さいながらも風格が漂います。
ぐっと近づきました。吻はどんなふうに出し入れされるのでしょう。今,どんなふうに収納されているのでしょう。
正面から撮りました。毛の白さが際立ちます。
じつに堂々としたスタイルです。
吻を伸ばしたアップ写真が撮れたら最高なのですが,さて。
できれば,同じ場所で再びキジを目撃できて,撮影できればよいがなあと思いつつ,カメラを持って通学に同伴しました。
前に見て一週間は経っていました。そのときの場所とほとんど変わらない方角からけたたましい鳴き声が響き渡ってきました。ケーン! 子どもたちとその方を見ながら,畔を探しました。麦畑が広がる中では畔しかいるところがないからです。
すると,いました! 子どもたちもわたしも大喜び。
見ていると,麦の中に入って行きました。オスの尾羽がはっきりわかります。
引き返し地点まで子らを送って,そこから戻ってきました。そうしてキジがいた辺りに来たら,また鳴き声が! そちらを探すと,はっきりキジが見えました。オスです。
せっかくなのでそっと近づきながら,できるだけ前に行って撮ろうと努めました。最後に撮れたのが下写真です。
歩いて帰っていると,専業農家の知人に出会いました。キジの話をして画像を見てもらうと,「この辺りの田ではこれまで見たことがないなあ」という返事でした。田園に現れることがない,比較的珍しい野鳥だということなのです。まったく運に恵まれた朝でした。
ムラサキツメクサの群落でモンキチョウの卵を撮影していたら,脇の花にヒゲナガバチがとまって蜜を吸いかけました。
慌てて,ハナバチを撮影しました。
ハナバチはカメラの動きに気づかないようで,一つの花を移動しながら蜜を吸いました。
帰って調べると,ムラサキツメクサとヒゲナガハナバチの組み合わせはよく知られているようです。わたしは初めて目撃。幸運な瞬間でした。
6月2日(金)。畑で草刈り作業。いろんな昆虫が出て来て,びっくり。なかにはトノサマバッタも。これは飛び出したのではありません。とにかく出て来たのです。なにしろ,その動き,それにからだの柔らかさからみても,脱皮して間もない成虫です。その証拠に,跳ぼう(飛ぼう)とはまったくしません。
それで,顔写真がゆっくり撮れました。
跳ばないので,わたしの指に載ってもらいました。うーん,右の眼が窪んでいます。これは草刈り作業が災いしたのでしょうか。そうだとすれば申し訳ない。
さすがにバッタの殿様の風格があります。
さらに近づいて撮りました。
こんなふうにしてトノサマバッタを撮ったのは初めて。草刈り作業は突然の出会いがあって,なかなかいいものです。夏が来たなあという感じの出会いでした。
週に何回か,子どもの登校を見守る安全パトロールをしています。
5月。朝,子らの通学に同伴して通学路を歩いているときのことでした。「ケーン,ケーン!」。甲高い鳥の鳴き声が向こうの山裾の方から響いてきました。キジの鳴き声です。わたしの住むむらでキジを見かけることはあまりありません。声がした方を見て,キジの居場所を探しました。
すると,山裾近くの畔にその姿がありました。子どもたちにそのことを伝えました。距離にして100m以上あります。そしてわたしは持っていたコンデジをとりあえず撮ってみました。キジが歩いてその近くを移動。
子どもたちは初め見つけることができないようでしたが,目が慣れて黒っぽい影を認めました。そしてこんなことを言ったのです。「桃太郎の話でしか知らなかった。ここにもいるんやな」「初めて見たなあ」と。
あとで合流した一人のお母さんにこのことを伝えました。するとこんなふうに話されました。「わたしも見たことがありません。どんな大きさなのですか」「自動車を利用して暮らしていたら,目がそんなところに向きませんね。びっくりしました。今日は一日よいことがありそうです」。
コンデジの画像にはかすかに姿が写っているだけでした。止むを得ません。
話は飛びますが,4月隣り町の田園地帯を走っていたら,比較的近くでキジを見かけました。そこは麦畑です。自動車を停めてとりあえず写真に収めました。その写真が以下のものです。
こちらにはまったく無頓着のよう。
たぶん,この地域ではヒトと共生しているのでしょう。びっくり風景でした。
アゲハの庭園,キンカンの木にて。
アゲハの卵を写しているとき,手元に飛来したのがミスジチョウです。なにを思ったのか,腐りかけたキンカンの実に降りて吸汁開始。発酵して上質な味がするのでしょうか。よくもまあ警戒心も見せないで,訪れてくれたこと!
もちろん卵の撮影は後回し。ミスジチョウの行動を観察するのに集中です。
10cmほどに近づきました。
もっと近づきました。
もっともっと近づきました。
カメラの向きを変えながら撮りました。それでも気づいていないのでしょうか。ふしぎなひとときでした。
6月1日(水)。午後のこと。
アゲハの庭園で作業をしているとき,昨日と同じようにセグロセキレイが盛んに鳴き始めました。「おやおや」と思い,声が聞こえてきた屋根を見ると。セキレイが獲物を口にしているのです。これはやはり,ヒナのために捕獲して持ち帰ったものに違いありません。
さっさと巣に帰ったらよいものを,なぜか屋根で鳴き続けるのです。わけがわかりません。急いでカメラを準備。
イモムシを捕獲してきたのでしょうか。なのに途方に暮れた様子。
ヒナに与えたいようなのです。その後,姿が見えなくなりました。
しばらくすると,またその姿が。口にはまた違った獲物が二匹! くわえたまま盛んに鳴いていました。
結局,その獲物を自分で食べてしまいました。
屋根のどこかに巣があるのかもしれません。しかし,その場所を特定する手掛かりが今のところまったくありません。