こんな身近にハッチョウトンボがいるなんて! そう思えて仰天するほど近くにハッチョウトンボが生息していることがわかりました。
ここはわたしが撮影フィールドにしている草地のすぐ傍。道路を挟んで反対側にある池の湿地なのです。田舎の公園として一応整備はされているものの,周辺は鹿柵がなされていて,ちょっと入りにくい感じがしないでもありません。それでも,もしかしたらめずらしいトンボでもいるかなあという思いで,初めて行ってみました。
池の上辺りに湿地があります。そこにモウセンゴケが密生していました。この光景はめずらしいと思います。それだけ,人が訪れていなくって,保護されている証拠でしょう。それを見ているうちに目に留まったのが,足元にいるハッチョウトンボでした。
はじめはメス。数匹がいました。
オスはいないかなと探しました。なかなか見つからなかったのですが,そのうちに一匹,二匹と目に入って来ました。それだけ生息数が限られているということです。それにしても,ほんとうにうれしい再会!
魚露目でも。
しばらく撮影に熱中しました。この湿地のある池は隣町にあり,我が家から自動車で5分のところに位置します。たったの5分! 何度も何度も出かけようと思っています。