玄関先でのこと。玄関を出たら,プランターに植えたビオラからツマグロヒョウモンがパッと舞い上がりました。
それがツマグロヒョウモンの卵探しのきっかけだったのですが,探しているうちに見つけたのがヒメカメノコテントウの卵。久しぶり! 二列に合計7個の並んでいました。
それをときどき観察して孵化を待ちました。ところが,どうしたことか,数が減るばかり。外敵に襲われたか,あるいは落下したか,いずれかでしょう。
とうとう,残るはたったの1個となりました。これはもう見逃すわけにはいきません。葉を茎ごと切り取ってスタジオに。「なんとか孵化を画像記録したい!」。 この一念。
さあ,卵殻が縦に裂けかけました。まず頭部が出始めます。
背部が見えています。上にわずかに見える褐色のものは側単眼。脚は上の向こう側にあります。つまり生まれ出る幼虫は仰向けになっているのです。
眼が現れました。
大顎が出て来ました。
続きは次回に。