ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

冬の道東野鳥紀行1/5 シマフクロウ ヒメハジロ 知床羅臼

2017-01-19 | 北海道
ためらっていた冬の北海道に初めて遠征しました。鳥仲間KSさんSMさんとしっかり雪の積もった道東を巡りました。天候調査の中、無事中標津空港に降り立ち、野付半島を経由して、羅臼の鷲の宿に投宿。
幸いここで育ったシマフクロウ♀と昨年から居ついた♂がペアとなって、求愛給餌行動をしているそうです。毛ガニの夕食後、待っていると8時頃ペアでやって来ました。2羽で枝に止まっていましたが、♂が餌のヤマメを捕まえ、♀に渡したよう。その後♂が夜中の1時ごろまでに4回ほどヤマメを捕獲。3人でシマフクロウを独占し、楽しませてくれました。ところが、翌日は、大勢のカメラマンが陣取ったにもかかわらず、さっぱり出ず、夜中の2時か3時ごろにやっと出たそうですが、当方は余裕で寝ていました。





翌朝羅臼漁港に向かうと、見た事もないカモがホオジロガモに混じっているのを発見。なんと、ヒメハジロではないですか。嬉しいライファー追加でした。距離は遠くて、逆光気味でした。ホオジロガモはオスばかり、シノリガモもその傾向あり、北のカモは男子校がお好みなのでしょうか。メスはどこにいるのやら。





漁港の裏山の木には、ワシが鈴なり、オオワシが25羽ほどカウントできました。