ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

八東ふる里の森紀行③ その1 コノハズク アオバズク/鳥取県

2022-10-04 | 中国地方
コノハズク(赤色型) 2022年7月20日 鳥取県 八東ふる里の森

八東ふる里の森にて、コノハズクの給餌が始まり、ライトアップも実施されてから10日ほど経った7月20日、鳥友Kさんと今季三度目となる遠征を敢行し、たっぷり写真に収める事ができましたので、3回にわたってアップしたいと思います。自然の中のコノハズクの姿を見るのは何せ初めての事なので、期待に胸膨らませて、現地に到着すると管理棟のすぐ側の巣箱近くに鎮座ましましていました。日本のフクロウ類の中では一番小さいからかなんとも可愛いい!赤い羽衣もお洒落な感じで素敵です。当然昼間は目を瞑っていますが、時々、巣箱のヒナを警戒するのか目を開けてこちらを観察している様。
先着のカメラマンの方にペアの片割れのいる場所を教えていただきました。こちらは茂みの中にいて、よく見えるアングルが少なかったですが、背中側がよく見えます。
片目を開けてウインクの様。
この角度で、パッチリ開けないと少し妖怪っぽく見えます。
巣箱に近い方に戻り、少しアングルを変えて撮らせてもらいました。普段はこの様に目をつむっていますが、時々目を開けてくれます。金色の光彩が綺麗です。
睨み付ける様な角度だと、羽角が角の様で、赤い小鬼でしょうか。
孵化してかなり日数が経っているのか、もうヒナが顔を出します。巣立ちが近いのかもしれません。我々は見なかったのですが、翌日巣箱から1羽出ていた様です。
頭をグルグル回す仕草を見せてくれましたが、なんとも可愛い!
違った角度からですが、本当に可愛い!
アオバズクの巣箱近くでは、親が待機、巣立っている様ですが、雛は見えず。
園の奥の方で、アカショウビンを待ってみましたが、気配なし。戻ってくると巣箱近くで、鳥くん♪他数名のカメラマンが木の上の方にカメラを向けていました。そこには巣立ったコノハズクのヒナが1羽いました。ライトアップされている巣箱からにしては、少し高い所なので、別の巣箱の巣立ち雛ではないかとの事ですが、わかりません。
と言う事で、自然の中で見る初めてのコノハズクを無事収める事が出来て嬉しい限りです。

【近報その2】9月23〜27日に佐世保、福江島、東与賀干潟を廻って、アカハラダカ、ハチクマの渡りとシギチを堪能して来ました。写真はタカ柱を作ったハチクマです。詳細はまた。


次回は夜のコノハズクの給餌の様子を中心にアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。