囀るアカヒゲ♂ 2024年3月27日 奄美大島
奄美大島3日目の3月27日早朝、流石に昨日ナイトツアーで遅かったので、夜明け前の出動はやめました。それでも明るくなる頃に宿を出て、奄美自然観察の森へ直行。早速、森に入ります。入り口近くに営巣していた亜種オーストンオオアカゲラ♀が巣穴から顔を出していました。抱卵中なのでしょう。
少し進むと暗がりで、コツコツと音がするので、探すとオーストンオオアカゲラの♂が倒木を突きながら採餌中でした。まだ森は暗く、シャッタースピードを上げてなかったので、ブレブレばかりでしたが、一瞬止まるシーンもあるので、何枚かはぶれないのがありました。
さらに進むと昨日とは打って変わって、アカヒゲの囀りがそこかしこで聞こえます。そっと探していると早速、枝上で囀っている♂が見つかりました。姿は綺麗で、可愛いですし、声も良いせいか、この後、何度も撮らせてくれましたが、いくら撮っても飽きないですね。
地面に降りて、餌でも探しているのではないかと思うアカヒゲ♂が目の前に。
ソングポストとしている高さ2~3mの枯れ木の上でよく囀っています。ここが気に入っている様で、何度もやって来ました。渡って来たばかりなので、比較的高いところで鳴いているのかもしれません。
囀る事なく、静かに止まっていることもあります。
観察の森の外周道路には桜、種類は分かりません、が植えられていて、さくらんぼがなっています。ツグミ類やヒヨドリ、ズアカアオバトなどが集まっている様で、ツグミ類はシロハラ、アカハラ、マミチャジナイの3種が確認できました。アカハラがしっかり写せましたが、顔がそんなに黒くないので、亜種アカハラの様です。こちらは♂。
こちらは♀の様です。
ということで、午前中はこの辺で切り上げて、昼飯を取りに森を離れました。
自然観察の森にじっくり腰を据える事にしましたので、同じ種類が登場する事になりますので、地元、タイ南部のアップを挟んで、奄美大島編を再開する事にします。ご覧いただき有り難う御座います。