3月18日西表島後半:丸一日かけて西表島を巡りました。南西諸島のハシブトガラスは、亜種オサハシブトガラスで、声も違って、体が少し小さいです。そのせいか、カラスにしては、ちょっと可愛いです。
そして、夕刻になり、宿に戻ってくつろいだ後、夕食に向かおうとすると、近くの田んぼにリュウキュウヨシゴイが出ているとのこと、この際夕食は置いといて、慌てて、カメラを取り出し、駆けつけました。もう夕闇が迫りかけていましたが、なんとか間に合いました。近距離だったせいでしょうか。いたのは、♂のようで、コッ、コッ…と鳴いていました。目の金色の虹彩がC字状になっていて、ちょっと滑稽な感じです。
ライファーのさらなる追加で、嬉しい夕食。そして、今夜もナイトツアーです。ガイドのNさんのおかげで、今夜もちゃんとリュウキュウコノハズクに会わせていただきました。そして、オオコウモリにも会わせていただきましたが、写真は間に合いませんでした。
翌19日は、午後には西表を後にして、再び石垣島です。朝食前に、近くの田んぼに昨日のリュウキュウヨシゴイがいないかと出かけましたが、残念ながら、遠くで声がします。田んぼには、シロハラクイナが出てきてくれました。
昨日と同じ個体でしょう、虹彩の黒い、なんとも言えず可愛い感じのカンムリワシもいました。
朝食後、出発。昨日会えなかったズグロミゾゴイを探しにポイントの集落に向かうと、今日は、ちゃんといました。民家の裏庭なので、遠慮がちに(気持ちは)写真に収めさせてもらいました。ヌッと立っていて、なんとも言えません。
植え込みの赤い実と亜種リュウキュウサンショウクイです。
集落の裏はすぐに森で、センダンの木に花が咲いて綺麗です。理想的に、カンムリワシが止まっていました。
そして、森から、ウッ、ウッ…と低い連続した声が聞こえてきます。あれが、キンバトの鳴き声との事。姿は簡単に見えないようで、またの機会にとっておきます。写真はそのヤシの生えた熱帯風の森です。この中のどこかにキンバトが潜んでいるはずです。
上原港から船に乗り、西表島を後にします。ジャングルを遠くに見ると、40年前の記憶が蘇ってきます。それにしても、あんなジャングルの中をよく横断したもんだと、今更ながら感心、ではなく、呆れてしまいます。
さて、再び石垣島に到着。まずは、クロサギの白色型です。気が強いのか、コサギをおっかけていました。
こちらは、川平湾近くでのクロサギ黒色タイプです。
次回は、19日石垣島の続きで、カンムリワシの若や、カタグロトビをたっぷりアップします。
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