徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

巨匠が愛した景色 in 安曇野・塩尻巡検

2013年05月17日 | ちょっといいとこ,いい景色
少し経過しましたが,GWに1泊2日で長野に行ってきました。

よく訪ねているイメージはあったのですが,仕事や合宿,修学旅行などが多く,完全にプライベイトで予定を組んでいくのは初めてだったかも知れません。

とは言っても,北海道・岩手・福島に次ぐ面積を誇る長野県,2日程度ではほんの一部しか訪ねられないということで,今回は安曇野と塩尻を訪ねてきました。

記事なりそうなネタは結構あるのですが,まずは,北アルプスと安曇野を一望出来る長峰山からの景色です。

この景色は,1970年の5月12日に昭和を代表する文豪の川端康成,井上靖と日本画の巨匠・東山魁夷が揃って訪れ,「残したい静けさ美しさ」と言葉を残したことで有名。

雲は少しかかっていましたが,残雪の残る北アルプスと田に水が張られ始めた安曇野の景色は圧巻でした。

ちなみに,この写真で中央部に映っている水田から穂高を眺めた景色はこんな感じ,視点しても視対象にしても素敵です。

→ 長峰山展望台からのパノラマ写真

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水鏡

2013年05月08日 | ちょっといいとこ,いい景色
つくばは連休の前後がちょうど田植えの季節。

あちこちに水鏡が出来るこの時期は自転車で走っていても,とても気持ちがいいです。

写真は職場までの途中のお気に入りポイントからのもの。国道沿いのモミジバフウの並木を外側から眺められる場所です。田植え直後の水田に映る街路樹の新緑と五月の青空が素敵です。

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桜と共に-三春滝桜-

2013年04月15日 | ちょっといいとこ,いい景色
昨春に続いて,この春も逢いに行ってしまいました。三度目の正直でしょうか?今回は花の見頃(五分咲きぐらい)と天候にも恵まれました。足下にほんのり雪の残る早朝の澄んだ空気,青空の下で観る滝桜は,息を忘れるぐらい美しかったです。

福島県三春町の「三春滝桜」は,日本三大桜にも数えられるベニシダレザクラの巨木。

滝桜がすごいのは,推定千年という樹齢,非の打ち所のない美しい樹形に加えて,全国のあちこちに彼女の子や孫がいることだったりします(福島県内はもちろん,遠くは海外まで)。

滝桜のふるさと三春町には,滝桜以外にも彼女の子孫も含め,約二千本の枝垂れ桜があるそうです。町内を車で走ると,あちこちに停まって見てみたい美しい枝垂れ桜があります。すでに百年を超えるような樹齢の古木もあれば,数年前に植えられたばかりの若木もあります。社寺や学校のような公共の場所だけではなく,普通の農家や民家にも立派な枝垂れ桜が植わっていたりします。

一本の桜が「桜と共に生きる」という文化をつくったのかも知れません。

→ ちょっと珍しい白花のシダレザクラ越しに見る空

→ 三春町の町名の由来でもある三つの春(梅,桜,桃)が同時にやってくるの・・,二つを一度に納めた写真,奥は「福聚寺桜」。こんな風景があちこちに広がっています。

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満開の桜を見下ろす

2013年03月30日 | ちょっといいとこ,いい景色
開花がとっても早かった今年の桜。開花後の冷え込みで花の時期は少し長めでしたが,概ね弥生三月のうちにソメイヨシノは終わってしまいそうです。

年度末のドタバタであまり桜の記事をアップは出来なかったのですが,一つだけ。

現在,住んでいる宿舎の8階からの見下ろした満開のソメイヨシノです。この宿舎に移って5年ぐらいにはなるのですが,こういう発想はなかったです(自分が住んでいるのは3階)。なかなか贅沢な眺めです。

ただ,この眺めもあと数年,築40年近い現在の宿舎は廃止の対象。ソメイヨシノ的にはこれからが一番の見頃のはずなのですが,建物がなくなって,まわりの植栽が残ることは稀。残ったとしても,こういう眺めはなくなりそうです。

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つくばねに梅香る

2013年03月11日 | ちょっといいとこ,いい景色
当blogにも何度か登場している(2005/02/222012/03/23)筑波山梅林。昨年に続いて,この春もちと強行軍でしたが逢って来ました。

花は紅白ともにほぼ満開でした(昨年が随分遅れたので今年は平年並みでしょうか?)が,残念ながら谷沿いの梅の花に朝日が当たる前に梅林を後にせねばならず・・,とはいえ,早朝の静かな花見もなかなか趣きがありました。

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雪をかまう

2013年01月21日 | ちょっといいとこ,いい景色
久しぶりに越後妻有に,例によって「三省ハウス」にお世話になってきました。

いつものように定点観測写真です。この冬はこういう晴れの日が雪の日の間にちょくちょく挟まるので,昨年や一昨年のような豪雪にならずに済んでいるそうです。とはいえ,例年一番降るのはこれから立春ぐらいまでの間らしいので,安心は出来ないとのことでした。

お気付きの通り,今回の写真には雪下ろし(地元では「雪放り」)をしている方が写っています。宿でもたまにお世話になっている集落の方です。

この方だけでなく,今回は天気に恵まれた日だったせいか,どの家でも雪下ろしや雪かきをされていました。聞くと,この地域ではこういう作業をすることを「雪をかまう」と言うそうです。「かまう」という言葉との組み合わせで一番しっくりくるのは「子供」。越後妻有に住む方にとって「雪」は,ちゃんとかまってあげれば行儀よくしているが,かまってあげないとやんちゃや悪さもする子供のようなものという訳です。何度もお邪魔して感じていた,この地域の方が雪と向き合う姿勢を一言で表したいい言葉だと思いました。

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大阪・道の真ん中・御神木巡り

2013年01月06日 | ちょっといいとこ,いい景色
このニュース記事(狙われる“ご神木”/NHK)とこの記事(車道の真ん中になぜ巨木?/日本経済新聞)に触発されて,久しぶりに巨樹・名木巡りを挙行しました。

名付けて「大阪・道の真ん中・御神木巡り」,後の記事で紹介している御神木を訪ねた感じですが,きっかけは,前の記事,各地の寺社等に植わっている御神木が故意に枯らされているというニュースを知ったやるせない思いを,人や車(道路)が避けて通らなくてはいけなくなっても,ちゃんと御神木を残し,守ってきた場所を訪ねて,巨樹や御神木と人との関係をもう一度考えたいと思ったことだったりします。先日のこの記事も上記の流れです。

上町台地と呼ばれる大阪の中心部,大阪城から南に延びる細長い台地を中心に巡ったのですが,一つずつ紹介。

■榎木大明神
まず,この記事の扉写真が「榎木大明神」。万城目学さんの小説「プリンセス・トヨトミ」にも登場する御神木,榎木大明神と呼ばれていますが,実際はエンジュ(巨樹や御神木では呼称と樹種が違うことはよくあります)。傾斜(階段)のある狭い路地に,赤い鳥居と祠は一緒に立つ姿はとっても印象的です。手入れの行き届いた様子から地域の方々にとっても愛されている様子が伺えました。

■白光大神
道の真ん中の御神木は蛇(白蛇)にまつわるエピソードが多いようで,この「白光大神」も白蛇がまつられています。先に紹介した「榎木大明神」も「巳さん(みいさん)」の名でも親しまれているようです(ちなみに「白光大神」はエノキです)。道路の真ん中に御神木が残っていることと少なからず関係していると思うのですが,周辺の道路脇に植木鉢等のみどりがとっても多かったのも印象に残りました。

■楠木大神
上の二つの御神木に比べて,かなり交通量の多いところにあるのが「楠木大神」。しかも御神木そのものは枯れてしまっているのですが,祠と周りの木(御神木の脇のクヌギの木も結構な大木)はしっかり残っています。

■末広大明神
「楠木大神」から2分ぐらいのところにある「末広大明神」,こちらもやっぱり御神木だったイチョウは枯れてしまっているのですが,ちゃんと残っています。

■竜王大神
上町台地からは少し離れ,こちらは梅田のオフィス街に近い場所に立つ「竜王大神」。樹齢300年以上のイチョウの大木,この木もやはり「巳さん」の名で親しまれてきたようです。

個人的には商人の街,歩く速さも日本一(エスカレータや動く歩道は,楽をするためのものではなく,早く進むためのもの),道路真ん中にある木など真っ先に切ってしまいそうな大阪の中心部でこうした御神木が沢山残っていることがまずは驚きでした。

ただ,お金や時間ではどうもならん部分があることをよう分かっている(空襲の時にこの木の前で火事が止まったなど,どの木にもそういうエピソードがある)が故に大事にされているのではないかとも感じました。

忘れてはいけないものをあらためて教えてもらった御神木巡りでした。

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萱島駅の大楠

2012年12月31日 | ちょっといいとこ,いい景色
年末年始、実家(大阪)の方に戻って来ています。

例によって、実家に戻ると関西方面で行ってみたかった所へ足を伸ばす感じで、早速遠征です。

遠征先での記事はまた日をあらためて書くつもりですが、まずは途中に立ち寄った萱島駅駅の大楠を紹介。窮屈なところを突き抜けている大楠なのですが、実はこの写真の場所は私鉄の高架ホームだったりします。

高校の3年間、この私鉄を使って通っていたので、懐かしい感じではあるのですが、ここまでして御神木を残したことには、やっぱり感心です。

続きはありますが、とりあえず、今年はこの記事が最後になりそうです。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

→ ちなみにホームの外から見るとこんな感じ

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日本一の夕日

2012年12月11日 | ちょっといいとこ,いい景色
ちょっと前になりますが,一泊二日で松江に行ってました。

写真は宍道湖に浮かぶ「嫁ヶ島」

以前にこの記事で紹介した夕日予報はこの景色に沈む夕日を観るためのもの。

冬至が近いこの時期かなり南寄りに沈むようで,この方角みたいです(この写真は早朝なので,太陽は反対側でした)。

→ 松江 宍道湖夕日予報「宍道湖夕日ギャラリー」

確かに日本一の夕日かも知れません。

次の機会には是非宍道湖に沈む夕日,観てみたいものです。

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蓮根の産地を訪ねて

2012年10月28日 | ちょっといいとこ,いい景色
霞ヶ浦のそばに住んで結構長いので,もう少し霞ヶ浦のことに詳しくなってみようと思い,特産品の蓮根(レンコン)の蘊蓄を少し掘っています(笑)

とりあえず,秋の陽気誘われて,霞ヶ浦の畔,蓮根の産地(土浦市)に足を運んでみました。すでに水面上には枯れた葉だけでしたが,見渡す限りの蓮根畑は圧巻,秋の空と筑波山との3ショットもいい感じです。

蓮根の収穫はこれからがシーズン,蓮根の収穫方法には大きく分けて「くわ掘り」と呼ばれる圃場の水を完全に抜いて鍬等で掘り取る収穫方法と,「水掘り」と呼ばれる圃場の水を抜かず水流を蓮根に当てて掘り取る栽培方法があります。形はもちろん食感や味も随分違ったものになるそうですので,食べ比べてみるのも面白いかも知れません。ちなみに,霞ヶ浦の周辺は「水堀り」で収穫されています(ですので写真のように,収穫の時期になっても,圃場は水が満たされています)。水堀りの蓮根は大きく形が良いのが特徴(育てる土が柔らかいからだそうです),こんな感じで丸々と太った蓮根が収穫されます。

また,美味しく頂こうと思います。

→ さすが日本で二番目に大きい湖「霞ヶ浦」,海のようです。

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大久保のヒノキと八村杉

2012年10月05日 | ちょっといいとこ,いい景色
このblogにはあまり登場しませんが,実は巨樹・巨木マニアだったりします(ちょこちょこは登場してますが)。

大学2年の夏に「そうだ!巨樹を観て回ろう」と思い立って,あちこち回ったのがきっかけ,今でも旅先で近くに有名な巨木があると,ちょっと逢いに行ってみたくなります。

巨木巡りにハマっていた学生の当時は,この木に逢いに来ようと思わない限り行かないであろう場所に足を延ばす感じとか,初めて逢う人に逢いに行く時のようなシチュエーションを面白いと感じていました。

写真は,この夏,宮崎県の椎葉村に行った際に逢ってきた「大久保のヒノキ」,ヒノキの中では日本で一番大きいそうで,幹周りは9.3mもあります。幹周り・胸高周囲は林業や森林計測の用語ですが,巨木マニアにも必須(人の胸の高さ:約1.3mでの樹木の主幹の周囲長)。ちなみに樹齢はサバ読み度合いがすごいので(若く読む訳ではありませんが),あまりあてになりません。

少し林道を入ったところで,待ち構えるように立つ様は圧巻です。

大久保のヒノキがある林のちょっと手前の集落にある十根川神社の境内には「八村杉」,こちらも樹高54.4m,幹周り13.3mという巨樹の多いスギの中でも,トップクラスの巨樹,毎度のことながら写真には収まり切らない感じです。

巨樹・巨木は,結構,街中にもあったりしますので,お近くの巨木を探して逢いに行ってみられるのも一興かと・・

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おおさかワイナリー巡り「飛鳥ワイン」

2012年09月13日 | ちょっといいとこ,いい景色
おおさかワイナリー巡り,最後は「飛鳥ワイン」さん。

飛鳥ワインさんは,事前に畑と醸造所の見学を予約することが出来たので,若い従業員の方にご案内頂くことが出来ました。

見学は一人かなぁ~と思っていたのですが,蓋を開けてみたら団体さんがご一緒,大学生?とも思ったのですが,お話を聞いてみると,大阪市内のワインをメインに扱う飲食店の従業員の皆さん,研修とレクリエーションを兼ねて訪ねてきたのだとか・・。先の二つのワイナリーさんでも思ったのですが,さすが大阪の中心部まで30分の立地だけあって,いろいろな繋がりがあって面白いです。

畑では接木苗づくりの難しさから,品種ごとの仕立て方の違いまで,結構がっつり話を聞くことが出来ました。写真は,社長ご自慢のメルローの畑とそこからの眺望,近くにはピザ釜とかも設置されていて,葡萄畑を眺めながら,ワインを楽しめるような形になっていました。

ちょっと仕事に関係しそうな話もあって,耕作放棄されてしまった生食用の葡萄畑を新たに整備し直して,苗木の植え付けから収穫までを体験し,Myワインづくりができる「竹内街道ワインクラブ」という会員制の倶楽部もあるそうで,結構人気だそうです。先に紹介した河内ワインさんと飛鳥ワインさん,飛鳥ワインの近所にある仲村わいん工房さんで運営している倶楽部だそうです。葡萄を育てるところから,加工・醸造,そして楽しむところまで,全部を手掛ける。ワインが沢山の惹き付けている理由の一つで,他のことにも通じる大事なポイントなのかも?と思った次第です。

醸造のための施設も一通り見せて頂きました。印象に残ったのは,手間暇かけて作るスパークリングワイン。瓶内で二次発酵させ,澱を取り除くためにかける苦労は,聞かないとなかなか分かりません。

ってな感じで,丸一日のおおさかワイナリー巡りでした。帰って,スマホの歩数計をチェックしたら,2万歩でした(^^;

で,これが戦利品というか,お話を聞かせてもらった代,左からカタシモワイナリーさんの赤のブレンド,真ん中が河内ワインさんのデラウェアの新酒,右が飛鳥ワインさんの2009年のシャルドネ。

とりあえず,河内ワインさんのデラウェアだけ頂きましたが,デラウェアのワインは甘いというイメージがあったのですが,決してそんなことはなく,すっきりと飲める良いワインでした。

→ 飛鳥ワイン

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初秋の朝-越後妻有-

2012年09月08日 | ちょっといいとこ,いい景色
週末,現地での研究報告会のために越後妻有に。お世話になっている宿「三省ハウス」に泊まった際の恒例になっている定点写真を撮影。

今回は,雲一つない気持ちのいい初秋の朝でしたが,1時間半前には朝霧も出ていました。

入り口付近で咲いていたヘブンリーブルー(西洋朝顔)の花も素敵でした。

くどいようですが,冬はこんな感じになります(^^;

→ 定点写真 2008年 2月19日
→ 定点写真 2012年 1月31日
→ 定点写真 2012年 2月11日

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石垣の美

2012年09月05日 | ちょっといいとこ,いい景色
夏休みに実家に戻った際の帰りに,宮崎県の諸塚村という椎葉村のお隣の村に立ち寄ってきました(立ち寄るってレベルではないですが(^^;滞在は実質半日ぐらいでしたので,時間的には本当に立ち寄るって感じでした)。

椎葉村とかの記事は追々のつもりですが,まずはこの辺りから・・。

写真の棚田は,泊めて頂いた民宿の方の田んぼ,石垣が何とも美しいです。宿に飾ってあった写真のお話を聞いているうちに,ご主人に案内して頂けることになったのですが,そんなに奥地ではないものの,軽トラがギリギリ一台通れるような細い道を上がった場所にあります。

九州は全国的にみても石垣の棚田が多い地域,もともと石が産出しやすかったこともありますが,優秀な石工さんが多かったことも関係しているようです。

宿の裏手の茶園も石垣との組み合わせ,こちらも美しいです。ちなみに諸塚村は,釜炒り茶(普通の緑茶は茶葉を蒸して製茶していくのですが,釜炒り茶は専用の釜で炒って製茶します)の有名な産地だそうで,宿のおかみさんも昔は製茶工場で働いていたとか,石垣の棚田の上にも,実は山際に少しだけ茶園があって(写真では少し分かりにくいですが),ここで採れたお手製のお茶もご馳走になりました。

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黄金色の海

2012年08月27日 | ちょっといいとこ,いい景色
この半年,定点観測を続けていた水田も最終章

周囲の田んぼでは,稲刈りも始まっているようなので,稲のある風景は,これが見納めかも・・。

いつ見ても,この黄金色には惚れ惚れします。

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