徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

ふるさとの風景「打ちっ放し」

2008年08月30日 | ちょっといいとこ,いい景色
自分にとっての原風景,故郷に戻ってきたと感じる風景はどんな風景ですか?と問われたら・・・自分の場合,まず,これを挙げる。夕焼けではなく,ゴルフ練習場のネット。個人的にはゴルフ練習場よりは,“打ちっ放し”(恐らく打った後,第2打目を打つことも無ければ,ボールを回収に行くこともないことからこの呼び名なのだと思う)の方がしっくりくる。

別に少年ゴルフファーを目指して,足繁く通っていた訳ではないのだが(父親に連れられて何度か行ったことはあった),実家のある小高い丘陵地の一番高いところに立地し,かなり離れたところ(淀川の対岸を走る新幹線の中とか)からも見え,自分が降り立つ最寄りのバス停はネットに隣接した真下ある。風情は全くないが「あのネットの下に自分の故郷が・・・」という訳である。
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日本酒研究会

2008年08月29日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
大学の頃にサークルの先輩が他のサークルにも入っていると聞き,「何てサークルに入っているんですか?」と尋ねた時,「日本酒研究会(通称:ポン研)」と答えが返ってきた時には,何てサークルがあるんだと目を白黒させました(今なら喜んで入部してしまいそうですが(笑))。

その先輩に誘われて一度,新酒を買いに兵庫県の日本海側の酒蔵まで行ったことがあったのですが(日本海を眺めながらローカル線に揺られる小旅行と聞けば・・・),その銘柄をたまたま近くの酒屋で見つけ,懐かしくて思わず購入!当時,どんな種類を購入して帰ったのかは忘れてしまったのですが,ちょっとレトロな印象を受けるラベルの山廃仕込の純米酒を選択。

丸みのあるまったりとした味わいの中にほのかの甘みがある感じ,ぬる燗で飲むとgoodです。

→ 香住鶴
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お散歩待ち

2008年08月21日 | その他の記事
2泊3日で実家に帰省

目的の4割は彼女に会いに行くこと

モモ姫ももういいオバちゃんなのですが(怒られるかも(笑)),元気いっぱいで向かえてくれました。
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蔵人

2008年08月17日 | 本と音楽の話題
日本酒関連のネタばかりですみません(^^;

「夏子の酒」の復習が終わり,現在,連載中の「蔵人」を読み始めました。

今度は,島根県松江市を舞台に,蔵人を目指す日系4世の主人公と,母と共に小さな居酒屋を切り盛りするヒロインを中心に物語が展開されていきます。

今回も「夏子の酒」同様,魅力的なキャラクター達の人間模様の中で,日本酒の素晴らしさと日本酒を取り巻く状況の厳しさが描かれています。

まだ,途中ですが,個人的には色んな意味で「夏子の酒」が熟成して,違った味わいの違った物語になっている感じです。例えば「夏子の酒」では,幻の酒米の復活を中心に「酒を造る」という部分にスポットが当たっていましたが,今回は日本酒に合う料理など「酒を楽しむ」という部分がクローズアップされています。それに合わせ,紹介されるお酒も吟醸酒や生酒ではなく,生酛造りや熟成酒など冷酒から,常温,燗酒まで,様々な楽しみ方の出来るお酒に焦点が当たっています。当然,日本酒を取り巻く状況は「夏子の酒」の時とは比べものにならないぐらい厳しく,そうした点もしっかりと反映されています。

また,ハマってしまいそうです。

→ 尾瀬あきら『蔵人』小学館
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男女川

2008年08月13日 | ちょっといいとこ,いい景色
つくばねの 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる

おなじみ「小倉百人一首」の陽成院の歌(比較的最初の方の歌なので,一度は聞いたことがあるのではないでしょうか(笑))。

この歌に出てくる「男女川(みなのがわ)」を銘柄に冠する酒蔵が筑波山の麓にあります。

個人的な日本酒ブームの最中,とりあえず,まずは足下をしっかり・・・ということでつくば市内の酒蔵を調べていたら,なかなか素敵な酒蔵を見つけてしまいました。

→ 稲葉酒造場

早速,筑波山サイクリングの途中に立ち寄り,良酒を物色。「男女川」も筑波山神社に御神酒として献上される由緒ある銘柄なのですが,お目当ては,稲葉醸造場の6代目の代表兼杜氏の稲葉伸子さんが空いていた蔵を使い,すべて手造りで造り始めた「すてら」というお酒。

タンクごとに造り方が異なるほどのこだわり,今回は5号タンクの純米大吟醸を購入しました。吟醸酒の華やか香りに力強さが加わったとっても印象的なお酒でした。

→ 純米大吟醸「男女川すてら」(2008年5号タンク)

→ 白壁・焼板・酒林の組み合わせが素敵です。

→ 筑波山までは車で来ていたので,お酒の試飲はさすがに出来ませんでしたが,代わりに仕込み水を沢山頂きました。
  
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小谷の大ケヤキ

2008年08月11日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
久しぶりに巨樹を紹介。

新潟(越後妻有)を訪ねた際に,よくお世話になっている宿泊施設のすぐ側の白山神社にある大ケヤキ。宿泊施設が集落全体が見渡せる場所にあった元小学校を改装して出来たものなので,早朝,散歩がてら何度か訪れていた。旧松之山町では現在最大のケヤキで,樹齢約600年,幹周6.3m,樹高約20mと言われている。松之山には,かつて幹周14mの国の天然記念物にも指定されていた大ケヤキがあったのだが,30年ほど前に雪の重みで半分に割れ,10年ほど前に倒壊の恐れがあるということで伐採されてしまった。数年前に訪れた際には,巨樹があったであろう場所の空がぽっかりと空いている感じでした。(ちなみに現在は,大ケヤキを接ぎ木増殖させたものが植わっている)。

雪に耐えられないものは春を向かえることは出来ない豪雪地帯だが,欅の大木は数多く存在していたようで,明治の頃から集落の写真を集めた資料には,松之山の大ケヤキを凌ぐ巨木が数多く写っている。ただ,その多くは集落内でまとまった資金等が必要となった際に伐採されてしまった。

豪雪に耐え,伐採さることなく一人残ってきた大ケヤキ,一体何を思っているのだろうか?
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再開花

2008年08月05日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
今朝,もう一株がやっと開花しました。

空色の「曜白」の開花から遅れること2週間,薄桃色の「暁の舞」でした。

とりあえず,ちっちゃく競演。
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継続は力なり

2008年08月04日 | その他の記事
最近,街中で自転車に乗っている人の数が増えたような気がする。特に朝夕の通勤時間帯に真新しい自転車に跨るお父さん風の人。

理由はもちろん,ガソリンの高騰。車への依存度が極めて高いつくばは,車がないと生活が出来ないと言われるほどの車中心の街。研究所など市内に勤めている人も通勤には車を使うのが普通だったのですが・・・。

一方で,目立った坂もなくペデストリアンデッキを中心に自転車が走れる道の整備も進んでいるつくばは,自転車にも向いた街で,中心部から周囲の研究所群までの距離は5km~10kmの間,自転車で通えないこともない距離という訳で,お父さんは自動車を取り上げられ,家計と健康のために自転車通勤を余儀なくされている・・・,そんな感じでしょうか。

自転車通勤は一にも二にも継続。間を開けずに乗り続けていれば,足腰が慣れてきて随分楽になりますし,季節の移り変わりを感じたり,新しいルートを試したりするのも楽しみになっていきます。

継続は力なり
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山桜桃

2008年08月02日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
すっかり飲ん兵衛状態なのですが,またまた日本酒が登場。

諏訪泉「満天星」を送ってくれた鳥取の友人にお礼を送る際に,
茨城には「満天星」のようなとびっきりの日本酒はないので・・・と
いった文面を添えて,熊本の芋焼酎(自分が所属する農水系の
研究機関が開発に携わったもの)を送ったのですが。

調べてみると,なかなかどうして,茨城もこだわりのお酒は,
結構あるようで,とりあえず,ネットで評判が良く手頃な値段の
純米吟醸酒をGet。

茨城県は笠間市(旧友部町)にある「須藤本家」という
酒蔵の「郷乃譽 山桜桃(ゆすら)」という純米吟醸酒。

須藤本家は,海外でも評価の高い茨城を代表する酒蔵で,
その歴史は850年,家元は現在55代目というから
気の遠くなるような感じです。

さて,肝心の「山桜桃」なのですが,とってもフルーティな
香りのするお酒(こんなに香りが素敵なお酒を飲んだの初め
てです)で,とっても飲みやすい純米酒でした。また,飲ん
でみたいです。

→ 須藤本家

追記:実はすでに冷蔵庫には別の吟醸酒が,今日,筑波山の
麓の酒蔵まで買いに行ってきました。そちらも近日中にこの
ブログに登場予定です。
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