徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

金況報告【青羽】

2006年12月30日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
今年も残り2日,早いものです・・・。
今年最後の記事は,久々の我が家の金魚たちの近況報告。

この春,引っ越して以来,飼っている金魚達。飼い始めた当初は,病気にかかったり,看病の甲斐無くお星様にしてしまったりと,“やっぱり止した方がいいのかも?”と弱気になったりもしたのですが,その後は大きなトラブルもなく順調に育っています。以前に紹介したように,現在は,茶金の「茶衣」,珍珠鱗の「碧眼」,それから青文魚の「青羽」の3匹がいるのですが,8ヶ月たってそれぞれに変化がありました。まず,3匹の性別が分かりました。金魚は繁殖期(春と秋)になると,オスは追い星と呼ばれる白い点がエラ蓋や胸鰭に出るのですが,「茶衣」と「碧眼」は,この秋しっかりと追い星が出ていました。故に「茶衣」と「碧眼」はオス,「青羽」はメスということが判明しました。

個々には,「茶衣」は買ってきた時と比べると,全体にふっくらとして,各ひれが随分と長くなり,優雅な雰囲気になってきました。「碧眼」は,外見上の変化はあまりないのですが,「茶衣」や「青羽」の身体をパクパクと突っつくという悪い癖が発現(特に青羽に),まあ,2匹があまり嫌がっている様子はないので,安心はしていますが,困ったものです。

で,この記事の主役の「青羽」なのですが,彼女はごらんの通り外見からがらりと変わってしまいました(ちなみに以前はこんな感じ)。前回,「青羽」を紹介した際にも触れたのですが,青文魚という種類の金魚は,青銀色のまま大きくなるもの他に,徐々にお腹の方から白く変わっていくものがいるのです。半分ぐらい白くなり,ツートンカラーになったものは,羽衣と呼ばれ,全身真っ白になったものは,白鳳と呼ばれます。「青羽」は買ってきた当初からお腹の一部が白く,羽衣化の予兆はあったのですが,秋口から日に日に白い部分が目立つようになってきました。今では,身体の半分以上が白く変わってしまっています。このまま白鳳になってしまうのか,羽衣でとまるのか,来春ぐらいには結果報告が出来そうです。

個人的に今の感じもなかなか好きですし,真っ白になった姿も見てみたい気もします(^^)
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東京の「農」

2006年12月24日 | ちょっといいとこ,いい景色
大学の後輩と国分寺市に。国分寺は都心まで中央線で20分という立地だが,写真のような農地が現在も沢山残っている。野鳥が集まる鬱蒼とした植木畑,ベンツが横付けする市民農園,定年退職した元銀行員が手伝う畑地,農家が都市住民を指導する農園,今までの農業の枠では捕らえられない「農」があちこちで見られる。

天気のいい週末だったこともあって,作業をしている方,何名かと話が出来た。揃って「また,遊びに来てよ!」と,笑顔で送ってもらったことが印象に残った。

追記:
帰りに,直売所で,ターサイと春菊を購入(どちらも100円)。ターサイは豚肉と一緒にごま油で炒めて美味しく頂きました

写真解説:
写真の農園は,複数の都市住民が農家の方の指導を受けながら農作業を体験することが出来る農園。奥に見える大きなケヤキ群は五日市街道(新田開発の頃の名残)
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二周年御礼

2006年12月21日 | その他の記事
徒然なる電子世界上の記録も,明日ではや二周年。正直,二,三ヶ月ぐらいで終わってしまうかな?と思っていただけに自分でもビックリです。少々さぼり気味も時期もありましたが,二年も続けることが出来たのは,blogを見て頂き,記事にコメントを下さった方々のおかげと感じております。記事の中だけで申し訳ないのですが,厚くお礼申し上げます。今後も,ぼちぼち綴っていきたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願い致します。

ちょうど二年前に,初めて花を付けてくれた職場のデンマークカクタス君が,この冬も鮮やかな花を付けてくれました。今年は日照管理に多少苦労して,開花が遅めです。職場内に,日が暮れるとちゃんと暗くなる環境を見つけることが出来ず。蕾が付くまでの間,日が暮れた後から,自分が帰宅するまでの間,空いた戸棚に鉢ごと仕舞うのを続けたりもしました。とはいえ,ちょうどクリスマスの時期に咲いてくれたのは,嬉しい限りです。
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ふたご座流星群

2006年12月12日 | その他の記事
三大流星群の一つ,ふたご座流星群が14日夜に極大を向かえるそうです。

ちなみに,三大流星群は,しぶんぎ座流星群,ペルセウス座流星群,ふたご座流星群だそうです・・・。しし座流星群は違うんですね・・・,しぶんぎ座ってどんな星座?

今年は例年より多く流れる予想で,かつ月の出が遅く月明かりの影響を受けにくいので,簡単に観ることが出来るかもしれないそうです。ちょっと寒いですが,むくむくに着込んで,ぼんやり冬の夜空を眺めてみるのも一興かと・・・。個人的に,流星群を観るのは,最も贅沢なヒカリモノ遊びだと思っていたりします。

→ 国立天文台
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美しさについて考える 其の一

2006年12月11日 | ちょっといいとこ,いい景色
ブログ,少々さぼり気味で,1ヶ月前とかの出来事について書いていたりします・・・。

先月頭の連休を利用して,大阪の方に戻ってきました。お盆に帰ることが出来なかったので,久しぶりだったのですが,毎度の如くモモ姫の手荒い歓迎受け,2泊3日のんびり過ごす・・・,ことが出来ないのが貧乏性の悲しい性。

中日に一度足を運んでみたいと思っていた京都府美山町(現在は,南丹市という何とも味気ない市町村名に変わってしまっています)に行って来ました。

京都市内から国道162号をひたすら北上すると目指す美山町にたどり着けるのですが,ちょこっと寄り道。

今回はまずその寄り道の話。

皆さんは“スギ”という言葉を聞いて何を連想します。やっぱり花粉症でしょうか?吉野とか秋田,杉の産地の名前が浮かぶ人がいたら嬉しいですね。

寄り道の先は「北山杉資料館」。

京都市西北部の北山地方は,古くから杉の産地として栄えた場所,特に床柱等に用いられる高級建材「磨き丸太」の生産は全国的にも有名。節や傷のない磨き丸太を作るため,最も重要となる作業が「枝打ち」。植林から伐採までの間,何度となく繰り返されます。幹の上の方まで綺麗に枝打ちされた杉林の様子は,テレビ等で一度は見たことがあるのではないでしょうか。

寸分の狂いもなく,すらりと立つ北山の杉たちには,一本一本の木に込めた林業家の思いと「用の美」を感じました。
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クラシックの入口

2006年12月10日 | 本と音楽の話題
随分昔から,気軽にクラシックを楽しめるようになれないだろうか?と思っていて,何度か挑戦しているのが・・・。

オケをやっていた大学の頃の友人にお薦めを聞いてみたり,TSUTAYAでちょっと聞いたことあるタイトルを借りてみたり・・・,最近では,BEST CLASSICS 100というCDを買ったりもした。けれども,いつも一時のもので中には入っていけない。

懲りずにまた入口ぽっいところに入ってみた。

とりあえず,漫画の方にはハマリそう・・・。

のだめオーケストラ/ORCHESTRA de NODAME LIVE
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銀杏あれこれ

2006年12月05日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
今年の3月まで住んでいた宿舎では,玄関を開けるとロケットと“こんにちは”だったのですが,今は写真の彼と“こんにちは”だったりします。黄葉が青空にとっても眩しくて,思わずパシャリ!

個人的には好きな木の一つで,毎年,どこかしらで黄葉した銀杏の木を写真に納めている気がする(昨年は黄色い絨毯でした)。何かと有名な木で,桜やケヤキ以上に知名度の高い木なのではないでしょうか。

そんな有名な木「銀杏」にまつわるあれこれを紹介。

『街路樹として有名』

明治神宮外苑や東大の本郷キャンパス,大阪の御堂筋など,街路樹として有名。ただ,最近では大きくなり過ぎることや樹形を整えるのに手間がかかることなど
から,新たに用いられることは少ない。

『巨樹・古木として有名』

長寿かつ大きく育つことで有名。全国の社寺の境内で,幹周り10mを越えるような巨樹を見かけることが出来る。ちなみに日本一は,青森県の北金ヶ沢のイチョウ,幹周は21m(大人14人が手を繋いでやっと…)というからびっくり。

『生きている化石として有名』

ジュラ紀の地層からもほとんど変わらない化石が発見されており,生きている化石の一つとして有名。葉は扇形の形状をしているが,分類学上は裸子植物,針葉樹に区分される。

『雌雄の木があることで有名』

銀杏(ぎんなん)がなるのは雌の木。街路樹に使われているのは,雄の木が多い(理由は銀杏の実が放つ強烈な臭い)。巨木となっている木も雄の木が多い(実に栄養をとられることが原因?)。

お近くで有名人,もとい有名木を見かけたら,是非是非,写真を撮らせてもらってみて下さい(笑)
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