徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

春,早過ぎ?

2007年01月31日 | こよみ・四季・歳時記
冬の木立は寂しいもので,特に落葉樹は無彩色の世界の中。

と思いながら,自転車で栗園の脇とかを駆けていくのですが,ここ数日,何となく赤っぽい色が目に入る気が…,まだ1月,暖冬とはいえ,本格的な寒さはこれから…と思っていたので,しげしげと見ていなかったのですが,今朝,目撃してしまいました梅の花。ちょっと早過ぎる気が・・・。

いくら高感度の春受信器とはいえ,2年前に左の記事を書いた時の日付は2月18日,3週間近く早いことになります(まだ立春も来ていないのに…)。春が来るのは嬉しいですが,しっかり冬が来ないうちの春ではちと心配になってきます。

→ 070201:紅梅写真追加
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えせクラシックブーム

2007年01月28日 | 本と音楽の話題
御陰様でほどほどにクラシックブーム

っていうか,今のところは一皮捲ればただの“のだめブーム”なのですが…。

なんだかんだで,コミックは15巻まで買って読んでしまいましたし(品薄だったので,コンプリートまでには一部Amazon.comまで活用する始末),TVなし生活なのでドラマは全くでしたが,何故かアニメはこっそり覗いていたり…,クラシックのCDにもちょくちょく手を出し始めていたりします。のだめ効果もあって,今回はいつもより,ちょっと深めの穴を掘りそうな感じです。

そんな“えせクラシックブーム”からの派生で見つけたおすすめArtistを紹介。

→ informel - 松谷卓 Official Web Site - 

コミックの中で千秋が将来オーケストラの曲に仕上げれればと思いながら作曲し,のだめが勝手に命名した「のだめラプソディ」という曲があるのですが,その曲を実際に作曲・演奏しているのが松谷さん。ちょっぴり切なくとってもいい曲だったので,いつものようにダウンロード。

映画とかTVとかの曲を結構作っている方のようで,「いま,会いにゆきます」のサントラとかも松谷さんのようです。

昔からピアノ主体のサントラの曲を作るArtistは好きだった(S.E.N.S.とか,久石譲さんとか)ので,すっかりハマって,過去のAlbumとかもあさり始めています。
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納豆王国【いばらき】

2007年01月27日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
何かと話題の「納豆」。茨城県民として,研究という仕事に携わる者として,腹が立つを通り越して,呆れてしまいます。

あるあるネタは,横に置いておいて,今日は納豆と茨城県の話。

「茨城」から始まる連想ゲームの6割は,次「納豆」に進む・・・かどうか分かりませんが,まあ,いろいろな意味で「納豆」と「茨城県」は切っても切れない関係があります。今回は,そのいくつかを紹介。

◇消費量日本一

何をもって「日本一」と呼ぶかは色々あって難しいのですが,年間消費額を人口で割った一人当たりの納豆消費額は茨城県が日本一(福島県が日本一という記述もあり,市町村別では福島市が水戸市を上回っている),ちなみに総消費量は当然東京都が一位。最下位は和歌山県(あまり納豆を食べない関西で,最も人の出入りが少ない県故?),和歌山と茨城はどちらも徳川御三家のお膝元だったり,納豆と並ぶご飯のお供“梅干し”が有名だったり,共通点が多いだけに面白いですね。

消費量日本一は,つくばで生活していても実感する。スーパーで4個パックの納豆を3つぐらいまとめ買いするおばちゃんに圧倒されることもしばしば。それ故に今回の騒動での品薄も酷かったのですが。

◇生産量日本一

こちらは名実とも日本一,大小合わせ30以上の納豆メーカーが茨城県内で凌ぎを削っているというから驚き!「おかめ納豆」も「くめ納豆」も茨城県の納豆メーカーです。ちなみに,おかめ納豆を販売しているタカノフーズの工場内には,納豆博物館なるものがあって,自由に見学が出来るようです。

◇ご当地キティー

余談ですが,高速道路のサービスエリア等で見掛けるご当地キティー。茨城県バーションには「納豆キティー」なるものがあります。藁の納豆の間から表情があるんだか無いんだか分からないキティーちゃんが顔を出しているというもの・・・。あまりのシュールさ思わず購入してしまって,持っていたり・・・。

→ 観てみたい

写真は,従姉妹の家でご馳走になって以来,納豆が食べたくなった時にたまに作る「納豆の揚げ包み」。油揚げとひき割り納豆と長ネギの組み合わせがGoodです。

追記:「納豆学会」ってのもあるみたいです(笑)
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日々漕ぐ

2007年01月24日 | その他の記事
自転車がMyブーム

以前からよく乗ってはいたのですが,輪をかけて・・・。

年度末のドタバタの最中は,朝夕の自転車通勤の時間だけが唯一の楽しみ。近頃は悪いことに,もっといい自転車が欲しいとかも思い始めていて,カタログとかパラパラ捲っていたりも。

とはいえ,今,乗っている Giantの CROSS3400 君はすこぶる調子がいい。

家から職場までは,おおよそ7~8km(経路によって変わる)あるのですが,最近は,朝(行き)は20分強で着いてしまう(時速でいうと20km/hぐらい)。ちなみに,夜(帰り)は,30分弱かかる。最初は同じ経路なのに何故?と思っていたのですが,どうやらお疲れ気味なのと,暗いため視界深度が短く,無意識のうちにスピードが落としてしまっていることが原因のようです(高速道路の渋滞がトンネルでの微妙な減速から始まるのも同じ理由)。

“最近は…”と書いたのは,どうも冬場の方が速度が出るような気がするため。これも“寒いから無意識に一生懸命漕いでいる(笑)”とか“単純に脚力が付いたから”とか,色々理由は考えられるのですが,個人的にはハブやチェーンなどの金属部の膨張・伸縮が関係しているのでは?と考えていますが,真偽は分かりません。

屋根なし人力の移動手段ですので,天候にも左右されやすく,その最たるものが風,向かい風の時は5分や10分は平気で余分にかかります。特につくばは強風が吹くことが多いので,“前に進まない…”と嘆いたことが何度もあります。

とはいえ,限りある油を燃やして移動するよりは,余剰な油をエネルギーに変えて移動する方が,ちぃーとはましかと思って,日々漕いでおります。

・・・でも,新しいのが欲しい(笑)
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大寒の夜,平年並みを願う

2007年01月20日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
今日は「大寒」。一年で一番寒いといわれている日です。逆に言えば,今日からは少しずつ暖かくなっていくという訳です。千葉や横浜では遅い初雪も降ったらしいですが,茨城(つくば)はいまだ,雪知らず。暖冬なのは関東だけではなく,お世話になっている新潟の調査地も,今年はとっても雪が少ないとか・・・。先日,お米が届いた。オーナー制度をやっている棚田で穫れた米。甘みと粘りがあって,なかなか美味でした。

頸城地域の棚田の多くは,いまだ雨水に用水のほとんどを依存する天水田。冬に積もる雪も貴重な水資源,雪解け水を有効に活用するため,頸城地域では,秋,稲刈りが終わると,すぐに田を起こし,代掻きをする。

棚田の恵を味わいながら,雪も天気も平年並みであることを願う「大寒」の夜でした。
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霜柱,再び

2007年01月10日 | こよみ・四季・歳時記
今朝も立派な霜柱を発見

ちと調べてみました

「霜柱」は,夜間に地表面が冷やされることによって,地中の水分が地表面に向かって移動し(温度勾配,毛細管現象),移動してきた水分が氷点下の地表面で凍り付く現象が繰り返されることによって生じます。ちなみに,よく一緒に紹介される「霜」は,大気中の水蒸気が冷やされ飽和状態になり,地物上で凍結することにより生じるものですので,「霜柱」とは全く別の現象です。条件さえ整えば,10cmに達することもあるそうで,特に火山灰土壌が多い関東地方では,大きく発達しやすいそうです。

冬の風物詩といわれ,神秘的にも感じる霜や霜柱ですが,農家にとっては農作物に被害を及ぼす厄介者。特に晩春から初夏にかけて降りる遅霜は,甚大な被害を及ぼします(「霜注意報」が発表されるのはそのため)。ただ,最近では,温暖化の影響や,露出した地面の減少などで,霜や霜柱を見かけることも随分減ったような気がします。

追記:
シモバシラっていう植物もあるみたいです。秋に花をつけるシソ科の植物で,名前の由来は,枯れた茎の維管束が,霜柱と似た原理よって凍り付き,美しい花のようになることからだそうです。一度見てみたいものです(^^)

→ シモバシラ(植物)
→ 霜・霜柱(松江地方気象台:天気の部屋)
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寒の入り

2007年01月05日 | こよみ・四季・歳時記
今年は当ブログも原点回帰。

再度,暦関係の話題を充実させようかと考えています。徒然とはいえ「歳時記」というコンセプトなので・・・。

とりあえず,手は打ってあって,3年前に一度買ったことのあった「歳時記カレンダー」というマニアックで,字のとっても多い暦を購入。宿舎のPC机の前に掲げました。当ブログでは,お馴染みの「二十四節気」や「七十二候」など,とにかく暦尽くしのカレンダー,楽しくマニアックな一年になりそうです(苦笑)

手始めに,今日は?というと「寒の入り」

「冬至」から数えて十五日(一節気)目の今日は「小寒」。「寒の入り」です。これから一年で最も寒さの厳しい時期に入っていくという訳です。「小寒」から「大寒」を経て「立春(節分)」までの一ヶ月が「寒の内」。寒中見舞い,寒中水泳,寒稽古など寒中行事は「寒の内」に行います。

今年は,暖冬傾向とはいわれていますが,これからが寒さの厳しい時期にはかわりありません。体調には十分気をつけたいものです。

追記:
近所の畑で見つけた立派な霜柱の画像を追加。こんなに立派な霜柱を見たのは久しぶりです。ところで,霜柱ってどうやって出来るんでしょうか?不思議ですよね(^^)
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謹賀新年

2007年01月03日 | その他の記事
2007年がはじまりました。今年もどうぞよろしくお願い致します。

2日まで大阪の方に帰省していました。1日には,近所の成田不動尊(千葉の成田山新勝寺の別院)に初詣に出掛けました。これまで年末年始は,祖父祖母の家(四国)に戻っていることが多かったので,成田不動尊に初詣に来るのはまだ3回目,かつ1月1日に参ったのは今回が初めて,天気が良かったことも重なって,すごい参拝客で,本堂へと通じる参道は入場制限がされていました,いやはや・・・。

今年が皆さんにとって,良い年でありますように・・・。

追記:
もちろん,実家のコーギー犬モモも一緒に行きました。家族が出かける時には,その気配を察知して,“わたしも一緒に行く!!”と強固に主張します(笑) → こんな感じに?
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