徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

朝顔日誌2012「発芽」

2012年05月30日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
今年もベランダ朝顔やってます。

変化朝顔の鉢もやっと双葉が出揃いました(随分と時間がかかりました)。やっぱり,これまで育ててきた朝顔たちとは双葉の段階から雰囲気が違います,全体に少し細身でスマートな感じ・・。

変化朝顔には,変化は少ないが種子がちゃんと出来る「正木系統」のものと,変化は激しいが種子が出来ない「出物系統」があることについては,以前の記事でも触れましたが。恐らくなんですが,鉢の0時の位置で芽を出している,双葉が少し萎れたような感じになっているのが「出物系統」で,残りの二つが「正木系統」ではないかと思います。昨年,歴博のくらしの植物苑で買った冊子を読む限り,正木系統と出物系統は,双葉の段階で区別つく(出物は双葉の段階から何らかの変異が見られる)らしいのです。

この夏は例年通りではない,ちょっとエキサイティングな朝顔日誌にご期待下さい(笑)

追記:こちらは例年通りの皆さん,すでに本葉が出始めています。
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20120521金環日食

2012年05月26日 | ちょっといいとこ,いい景色
ちょっと遅くなりましたが,やっぱり記事にしておかないとと思い・・。

直前のあまり芳しくない天気予報に,なんて意地悪な・・とも思ったのですが,つくばではほんのり雲がかかる程度のコンディションで観れました。個人的にはもう少し暗くなるのかな?と思っていたのですが,ほんのり暗くなる程度でした。

しっかりと三脚などを準備した訳ではなく,遮光グラス越しに普通のデジカメで撮った写真なので,少しぶれてますが,こんな感じです。

ちなみに,記事の写真は,金環食が終わって,さあ職場に急がねばと思い,宿舎の玄関と出た際に,普段とは違う雰囲気を感じて撮った写真,三日月型の木漏れ日が幻想的でした(小さな穴を開けた段ボールで同じことを試していたのですが,上手く行かなかったので,かなわないなぁ~と思った次第です)。
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大阪名物「粟おこし・岩おこし」

2012年05月23日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
「大阪土産って何がいいの?」とよく聞かれる。

意外と「これは」というものがない。もちろん,たこ焼きだの,お好み焼きだのを模したり,風味にしたり,みたいなネタ系のお土産は結構多いが,いわゆる「○○名菓」と呼ばれるようなお菓子はあまりない。学生の頃も今も実家に戻って持ち帰るお土産はいつも京都のもので,大阪名菓ではない。

「大阪名菓」,無い訳ではない。

ごらんの通りちゃんと「大阪名物」と書かれたお菓子がある・・,ただ,この粟おこしや岩おこしは,「お土産として微妙」という印象がある。大学の頃,とある大阪出身の先輩が大阪に戻る度に粟おこしや岩おこしをお土産として買って来てくれていたのですが,これが後輩たちには微妙,確かにもみじ饅頭だの萩の月だの和菓子系の名菓と比べると米を細かく砕いて,水飴で固めて,ショウガ等で味を付けた粟おこしや岩おこしは渋過ぎ・・,最初は「どうも有り難うございます!」と喜んでいた後輩も,2回目以降はちょっと微妙な反応に・・,他のお土産が大抵あっという間になくなる中,長く机の上の残された彼らの不遇は何度も見てきただけに・・・。

ちなみに私がこうしてお土産として粟おこしを購入したのは恐らく初めて・・。

ただ,ちょっとおこしにまつわる蘊蓄を掘り下げてみると,さすがは「大阪名物」と名乗るだけのことはあるといった感じです。

○○おこしは,店や事業,家などを起こすことにも繋がるので非常に縁起がいいとか,良質の米や水飴が手に入った「天下の台所」と呼ばれた「大阪」故の名菓とか,岩おこしという名前は,岩を掘り起こして築いた大阪の堀での工事が由来だったりとか,やっぱり,「大阪」にしっかり根ざしたお菓子でした。

今後は,蘊蓄を添えて,粟おこし,岩おこしを大阪土産として積極的に使っていってみようと思っていますので,皆様,微妙な反応は無しでお願いします(笑)
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和束茶

2012年05月11日 | ちょっといいとこ,いい景色
連休中に少し実家(大阪)に戻った際に,前から行ってみたいと思っていた京都府和束町に行ってきました。和束町は,宇治茶の生産地として有名(宇治茶は宇治市よりその周辺の市町村で多く生産されている)で,写真のような和束町内の茶園の景観は京都府の景観資産登録第1号に指定され,京都府選定の文化的景観に選ばれています。

八十八夜も過ぎたので,新茶を買って帰れるかな?と思って,和束茶カフェというお茶の試飲と購入が出来る場所に行ってみたのですが,カフェのお兄ちゃん曰く,「今の新茶は無理して摘んでるから美味しくない。」「和束で新茶を買うなら5月の中旬以降!」

ってなご指導を頂き,新茶,買わせてくれませんでした(苦笑)

代わりにGetしたお茶がこれ。和束茶は玉露やかぶせ茶(写真の左側に見える黒いネットはかぶせ茶を作っている茶畑)などの高級茶が中心。十分に冷ましたお湯でゆっくり煎れ,旨み(テアニン)を多く含むお茶は,かなり玄人好み(初めての人は昆布茶と思ってしまうかも知れません)ですが,和束の茶畑に思い浮かべながら楽しみたいと思います。

→ 茶源郷 和束
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つくば北条地区

2012年05月06日 | その他の記事
連休最終日,天気は午後から大荒れ,突風,雷,大雨,雹。

幸い私の住んでいる中心部は被害はなかったものの,北部地域では,竜巻で大きな被害が生じた。
特に,以前にこの記事で紹介したつくば市北条地区は酷かった模様。

あらためて自然災害の恐ろしさと,それに備えること,対処することの大事さと難しさを感じました。

自分の住んでいる街で起こった出来事,何か出来ることは・・と思っています。
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金況報告120502

2012年05月02日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
金魚飼育歴ではベテランのはずなのですが,やっぱり飼い始めた(買ってきた)ばかりは難しくて,前回とは2匹が入れ替わってしまいました。他の2匹よりちょっと体格のいい「赤蝶(女の子であることが判明)」だけは,元気に過ごしています。

で新入り君ですが,キャリコ琉金と桜東錦が加わりました。少しでも体力のある子を思い,少し大きめ子を選びました。

キャリコ柄(黒・朱色・浅葱色などの斑)は,以前に飼っていた東錦の「浅葱」以来ですが,今回は琉金です。

それから桜東錦は,初めての飼育,透明鱗がとっても涼しい感じで,とっても素敵です。

これからどんどん暖かくなってくるので,今度こそ,長期飼育になるといいのですが。
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八十八夜

2012年05月01日 | こよみ・四季・歳時記
夏も近づく八十八夜・・・

という訳で新茶の季節です。八十八夜は立春から数えて八十八日目,二十四節気などは中国から伝わったものですが,こちらは日本で独自に設けられた雑節の一つ,遅霜が降りるのはこの日まで(八十八夜までは遅霜に注意)など,農業と関わりの深い暦ですが,有名なのは上記の歌「茶摘み」の一節。

今年も最初の新茶は鹿児島県産の「ゆたかみどり」,深蒸しのほんのりとした苦みと新茶の甘みの組み合わせが初夏を感じさせてくれます。

ちなみにこのお茶が届いたのは4月25日だったのですが,別のお店で注文していたお遣い物のお茶が届いたのもこの日,お店で初めて新茶を見かけたのもこの日・・。

あらためて,お茶って,葉っぱなんだなぁ~(芽吹く時期は一緒)と思った次第です。この点は,茶の品種開発において大きな課題の一つだったりします。市場で出回る茶の大部分が「やぶきた」,挿し木で増やすことが多く,同じ遺伝子の同じ品種が同じ場所に植わっていれば,同じ時期に芽吹くのは当然。こうなると,同じ時期に茶摘みをして,同じ時期に製茶をしなくてはいけなくなる訳で,労力的にも施設的にも制約が多くなってしまうという訳です。

ですので,時期をずらすことが出来る早生や晩生でやぶきたと並ぶような品種の開発が急務という訳です。
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