「桃」「栗」から少し遅れて「柿」の話題。
「農家」という言葉を広辞苑で調べてみると「農民の住居である家。農業を営む世帯」と出てくる。前者の条件は,「その家の住人が農業を営んでいる」ということになるが,個人的に“農家だなぁ~”と感じる民家の構成要素がある。
それが「柿の木」,学生の時に同輩の調査(集落内のみどり調査)を手伝った際,必ずといっていいほど,各農家の入口で迎えてくれたのは柿の木。それは,茨城にやってきても同じ。たとえ真新しい2×4住宅が奥に鎮座していても,入り口に柿の木があると,“農家だなぁ~”と思う。つくばの周辺になると,すでに農業は営んでいない家も多いのだが,この時期,深い橙の色を目にすると,何となくホッとしたりもします。
皆さんのご近所では,「農家の条件」を満たしている民家はありませんか?
→ 写真を追加(061101)
写真のように,全部採ってしまわずに数個だけ残された柿のことを「木守柿(こもりがき)」といいます。「来年の収穫への祈願」と「自然の恵みへの感謝(鳥へのお裾分け)」を込めての古くからの習慣だそうです。自然と向き合い暮らしてきた日本人ならではの風習で,とっても素敵で大事な考え方だと思います。
「農家」という言葉を広辞苑で調べてみると「農民の住居である家。農業を営む世帯」と出てくる。前者の条件は,「その家の住人が農業を営んでいる」ということになるが,個人的に“農家だなぁ~”と感じる民家の構成要素がある。
それが「柿の木」,学生の時に同輩の調査(集落内のみどり調査)を手伝った際,必ずといっていいほど,各農家の入口で迎えてくれたのは柿の木。それは,茨城にやってきても同じ。たとえ真新しい2×4住宅が奥に鎮座していても,入り口に柿の木があると,“農家だなぁ~”と思う。つくばの周辺になると,すでに農業は営んでいない家も多いのだが,この時期,深い橙の色を目にすると,何となくホッとしたりもします。
皆さんのご近所では,「農家の条件」を満たしている民家はありませんか?
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写真のように,全部採ってしまわずに数個だけ残された柿のことを「木守柿(こもりがき)」といいます。「来年の収穫への祈願」と「自然の恵みへの感謝(鳥へのお裾分け)」を込めての古くからの習慣だそうです。自然と向き合い暮らしてきた日本人ならではの風習で,とっても素敵で大事な考え方だと思います。