“桜の木の下”と聞いて,どんなことを思い浮かべるだろうか?
「お花見,宴会」,「入学式・卒業式」,ハラハラと舞い落ちる薄紅の花びらを思い浮かべたりはしていないだろうか・・・
“桜の木の下”のアイデンティティは,そんなパステル色のセンチメンタル世界ではない。それは,春のほんの一時の話であって,本来の“桜の木の下”のアイデンティティは「落下」である。
実際に“桜の木の下”を一年通して経験してみれば分かることなのだが,桜の木の下はとにかく落下物が多い。
で,一昨年からその“桜の木の下”を一年通して経験しているのが,我が愛車のパルサーセリエ君。
まずは,冒頭にも紹介した花びら。確かに舞い落ちる時は美しいのだが,落ちる場所が車のボンネットの上の場合は・・・。あの薄い花びらは,ぴたりと貼り付き,ちょっとやそっとでは取れやしない。薄紅の斑模様になるのではあれば,まだ風情もあるが,それは一時。美味しくなさそうなカフェオレ色に変わった花びらは何とも頂けない。
次は,花軸。実のなることの少ないソメイヨシノは花が終われば,雄しべも雌しべも花軸ごとがバタバタと落ちる。これも面白いように車の隙間に入る。
落ちることなく残った花軸は,実となり,ヒヨドリ君に食べられてから落ちる。桜の木の上は,街の鳥たちの集会場,遠慮なく落としてくれます。
遠慮のないのは,鳥達だけではありません。桜の葉が大好物の毛虫君達も食べた後のものは落とします(正直これが一番嫌なのですが・・・)。落ちたその場はまだ対処のしようもあるのですが,雨など降った時には手に負えません。パルサーセリエ君の隙間に・・・。
最後はもちろん落葉。他と比べれば可愛いものですが・・・。
そんなに嫌なら苦情でも言って,駐車場の場所を換えてもらえばいいじゃないか?と言われるかも知れませんが,苦情をいうと駐車場の位置を換えてもらえるのではなく,桜そのものが切られてしまうのではないかと思って・・・。それはちょっと可哀想ですし,一時でもパステル色の世界は嬉しいので・・・我慢。
13年目を向かえるパルサーセリエ君の余生,彼的には賑やかでいいのかも知れません(^^)
→ 080518「桜の木の下」写真追加。こんな心が洗われるような時は一瞬・・・
「お花見,宴会」,「入学式・卒業式」,ハラハラと舞い落ちる薄紅の花びらを思い浮かべたりはしていないだろうか・・・
“桜の木の下”のアイデンティティは,そんなパステル色のセンチメンタル世界ではない。それは,春のほんの一時の話であって,本来の“桜の木の下”のアイデンティティは「落下」である。
実際に“桜の木の下”を一年通して経験してみれば分かることなのだが,桜の木の下はとにかく落下物が多い。
で,一昨年からその“桜の木の下”を一年通して経験しているのが,我が愛車のパルサーセリエ君。
まずは,冒頭にも紹介した花びら。確かに舞い落ちる時は美しいのだが,落ちる場所が車のボンネットの上の場合は・・・。あの薄い花びらは,ぴたりと貼り付き,ちょっとやそっとでは取れやしない。薄紅の斑模様になるのではあれば,まだ風情もあるが,それは一時。美味しくなさそうなカフェオレ色に変わった花びらは何とも頂けない。
次は,花軸。実のなることの少ないソメイヨシノは花が終われば,雄しべも雌しべも花軸ごとがバタバタと落ちる。これも面白いように車の隙間に入る。
落ちることなく残った花軸は,実となり,ヒヨドリ君に食べられてから落ちる。桜の木の上は,街の鳥たちの集会場,遠慮なく落としてくれます。
遠慮のないのは,鳥達だけではありません。桜の葉が大好物の毛虫君達も食べた後のものは落とします(正直これが一番嫌なのですが・・・)。落ちたその場はまだ対処のしようもあるのですが,雨など降った時には手に負えません。パルサーセリエ君の隙間に・・・。
最後はもちろん落葉。他と比べれば可愛いものですが・・・。
そんなに嫌なら苦情でも言って,駐車場の場所を換えてもらえばいいじゃないか?と言われるかも知れませんが,苦情をいうと駐車場の位置を換えてもらえるのではなく,桜そのものが切られてしまうのではないかと思って・・・。それはちょっと可哀想ですし,一時でもパステル色の世界は嬉しいので・・・我慢。
13年目を向かえるパルサーセリエ君の余生,彼的には賑やかでいいのかも知れません(^^)
→ 080518「桜の木の下」写真追加。こんな心が洗われるような時は一瞬・・・