徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

月暦-弥生

2006年02月25日 | その他の記事
さて,菜の花blog2回目は,月末恒例のカレンダー付き画像。食した後は,観て楽しみましょう(^^)

私の職場のある一角は,農林団地と呼ばれていて,農林業に関連する研究所が沢山集まっているのですが,この菜の花畑もそのうちの一つの実験圃場。桜のお花見の時期と重なり,この時期だけは,普段は静かな農林団地内がごった返します。

→ 「お花見渋滞」(050409)

→ 2006年3月:農林団地菜の花畑(640×480)
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下妻物語

2006年02月24日 | 本と音楽の話題
茨城県南地域に住む者的に,ずっと気になっていた映画があった。

それが「下妻物語」,全国的にもかなりヒットしたので,ご存じの人も多いことと思う。映画の舞台となった下妻市(「村」や「町」ではなく「市」)は,つくば市のお隣,ちょうど左肩を接する感じの場所にある。そんなご近所を舞台にした映画とあって,映画ヒット時には,映画館や本屋さんは,どでかい特集コーナーが出来て,何とも異様な雰囲気でした。そして,そんな雰囲気に気圧されて,ニ歩三歩ひいてしまっていた自分は,結局“気になる”のまま2年の時が過ぎ・・・。

先日,DVDを借りて観てみました。なかなか良かったのですが,2年も前の映画をいまさら普通に感想を書いても…って感じですので,茨城県南人の琴線に触れたローカルネタをいくつか紹介。

【下妻ジャスコ】

映画の中でかなりフィーチャーされているのが,下妻唯一の大型店,通称「下妻ジャスコ」,宇都宮等にいく時に,何度も見ているので,映画の中で見るのは何とも不思議な感じ。ちなみに私も下妻ジャスコではありませんが,ジャスコには,かなりお世話になっています(^^;

【牛久大仏】

クライマックスで登場する巨大な大仏様,このブログでも一度紹介済み。CGでも特撮でもなく,本当にあんな風に立っています。なにせギネス認定ですから・・・。ちなみに大仏様が立っておられるのは牛久市(下妻市とはつくば市を挟んで対角線上にある市)です。

【関東鉄道】

大学に入学し,大阪から鳥取に初めてやってきた時に,「今日何で来たのの?」と訪ねられ,「鳥取駅から電車で」と答えたら,あれは電車ではなく汽車だ!とたしなめられました。下妻と取手を結ぶ関東鉄道常総線でも,同じ間違いを犯しました。

【水田】

こんなに水田の風景が出てくる映画も珍しいと思った(職業病?)。小貝川と鬼怒川という大きな2つ川に挟まれた低地に広がる水田は,土壌も肥沃で良い米が穫れるとか…。


追記:映画のラストの桃子とイチゴの笑顔がとっても印象的で,ちょっぴり羨ましく感じました。

→ 『下妻物語』
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春の日差しが似合う花

2006年02月21日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
日に日に日は長くなり(この時期は,毎日,昼の長さが+3分),職場の窓越しに差し込む日差しは驚くほど暖かい。2月のことを「光の春」と呼ぶのも納得といった感じである。

そんな早春の日差しが似合う花について,今回から3回ほど,あれこれ綴ってみたいと思います。

写真がその花なのですが,とりあえず,手始め食してみました(笑)さっと茹でて,辛子マヨネーズであえる。ほんのり口の中に広がる苦みは,春の味って感じでgoodです。

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一番早く春が来る場所

2006年02月17日 | こよみ・四季・歳時記
一番早く春が来る場所は何処ですか?と問われたら,皆さんはどう答えますか。“沖縄とか”“高知とか”答えますか。自分は“日当たりのいい南向きの斜面”と答えます(笑)

冬の低い日差しをたっぷりと受けることの出来る南向きの斜面は,一番最初に春の気配が感じられる場所。写真のホトケノザの花は,今朝,田んぼの脇の畦で見つけたもの。雨上がり,ピンク色が散りばめられた斜面に,思わず自転車を止めて,携帯カメラを向けてしまいました。東京では梅が咲いたとか,厳しかった冬もようやく…って感じでしょうか。
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応援したい柑橘類

2006年02月11日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
応援したい柑橘類がいる。

それが写真の彼,伊予柑です。最近,新参者の「でこぽん」や「はるみ」などの新しい柑橘類が幅をきかせるようになり,少々肩身が狭い思いをしているようです。伊予柑は,「でこぽん」や「はるみ」などの新柑橘類と比べると,皮が剥きにくい,食べる時に手が汚れる,一人で食べるには大き過ぎる,少し酸味がある,などの点から敬遠されているとか…,ちょっと寂しいです。

個人的に,甘味と酸味と瑞々しさのバランスは,ピカ一だと思うのですが。

ちなみに写真の彼は,愛宕柿を紹介した際にも触れた母方の祖母の実家から送ってもらったもの。柿と言えば「愛宕柿」。中晩柑(年が明けてから出回る柑橘類の総称)と言えば「伊予柑」で育ったものとして,これからも「いよかん」の応援は続けていきたい。

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便利かつずぼらな音楽ライフ

2006年02月05日 | 本と音楽の話題
デジタルオーディオプレーヤーを買って以来,CDを買ったり,借りたりあまりしなくなった。もともと,音楽の楽しみ方が出たばかりの新譜等を,ちまちまとシングルCD1枚2枚の単位で借りることが主で,大人借り(10数枚のCDを一度に借りること)や大人買い(気に入ったCDをまとめて買うこと)とは,無縁だった。

なので,レンタル店やCD店にあまり赴けなくなった最近では,そのちまちまが週末にネットでダウンロードに変わった。1曲150円~210円と,まだまだ割高感はあるが,わざわざレンタル店に行って,CDを借りてきて,パソコンに取り込んで,ちゃんと返しに行く…という一連の作業の手間を思うと,許容範囲のように思えてくる。あらかじめ,プリペイド型の電子マネー等を購入していると,気になる曲を試聴,気に入ればクリック,自動的にパソコンへのダウンロードとプレーヤーへの書き込みが出来る…といった感じだ。

ブランクを気にしながらCDをテープに録音していた頃や,雑音と戦いながらラジオのエアチェックに精を出していた頃に比べると,随分と便利かつずぼらになったものだと思う。

そんなずぼら音楽ライフのなか,久々にアルバムが出たらCD店に足を運んでみようかと思うアーティストを発掘。ピアノの旋律と伸びやかな歌声がとっても心地いいです。

→ アンジェラ・アキ
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暦の上

2006年02月04日 | こよみ・四季・歳時記
節分の翌日は「立春」。暦の上では春…。

この「暦の上で…」という言葉,このblogではお馴染みです。

子供の頃に,春は何月から何月までですか?と問われた時は,迷わず“3月から5月までです”と答えていました。多分,一般的にも上記の答えが一番多いのだと思います。さて,「暦の上で…」となると,春は立春から立夏まで,月でいうと,概ね2月から4月の間が「春」ということになります。この1ヶ月の違いを端的に表現するとすれば「兆し」と「実感」。

実感できてこそ「春」。
気配や兆しを感じられるようになれば「春」。

皆さんはどちらですか?個人的には,ほんの小さな兆しをも…感じ取ろうとする繊細な季節感の方が好みだったりします。

そんな訳で,今年も春探しをスタートします。
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恵方巻

2006年02月03日 | こよみ・四季・歳時記
今日は節分でした。皆さん豆撒きは終わりましたか?

ちなみに「節分」。本当は一年に4回あって,それぞれ,立春,立夏,立秋,立冬の前日のことを「節分」といいます。「季節を分ける日」という訳です。

さて,今回の主役は,この黒い棒のようなもの,もとい,太巻きです。関西出身の自分にとっては,節分といえば,豆撒きと太巻きの丸かぶりだったのですが,この認識が全国的なものになってきたのは,ここ数年の話。今にして思えば,家族みんなが,恵方(歳徳神の在する方位:今年は南南東でした)を向いて,目を閉じて願い事を思い浮かべながら,無言で太巻きを丸かぶりしている光景は,客観的に見ると,かなり滑稽だったのでは?と思います。

恵方巻の起源は,江戸末期から明治初期に,大阪の商人の商売繁盛の祈願事として始まったといわれていますが,諸説あるようです。ただこの風習,一度は廃れ,復活したのは1977年,大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った海苔の販売促進行事からだそうです。私が大阪で子供の頃,経験していた恵方巻の風習は,この行事以後に関西を中心に広まったものかと思います。で,ここ数年の全国展開の理由ですが,コンビニ業界とやっぱり海苔業界。海苔業界の方では,「海苔で健康推進委員会」ってのがあったり,節分の前後が海苔ウィークであったり…,全国でPRを重ねているようです。コンビニ業界の方も,1998年からセブンイレブンが全国販売を始めたのを皮切りに,ローソン,ファミリーマートと次々に…。一気に全国区の風習になってしまったという訳です。食べ物や風習の地域性は,旅や会話の醍醐味だと思っているので,売れれば,何でも全国区にしてしまうコンビニ文化には,少々苦言をいいたいところです。(おでんの具材とかも,似たような感じです)

恵方を向いてだの,無言でだの,切らずに丸かぶりだの,いろいろと習わしのある恵方巻ですが,実は具材にも,ちゃんと決まりがあります。具材は七福神にちなんで七種類,一般的なのは,干瓢,玉子,椎茸,でんぶ,高野豆腐,胡瓜,穴子。ヒレカツ巻や海老フライ巻は,厳密には違うのですが,その辺はあまり気にしないようで,スーパーに並ぶ太巻きは,変わり種の方が多い感じでした。ちなみに写真の恵方巻は,今日の私の昼ご飯。具材は,干瓢,胡瓜,玉子,でんぶ,かに風味かまぼこ。残念!二つ足りません(笑)

関東でも恵方巻が食べられるのは,嬉しいのですが,やっぱり少し寂しく思います。

追記:来年は七種類の具材で,太巻きづくりに挑戦してみたいものです。
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