徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

調味料をレベルアップ

2012年02月25日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
最近,自炊率が多少上がっていることもあり,調味料の使用頻度が増えている。

揚げ物や焼き物は面倒なので,調理方法は「煮る」「炒める」が中心,どちらかと言えば,和の方が好きなので,自ずと「醤油」「酒」「みりん」の和の三種の調味料にお世話になる機会はかなり多く,とりあえず,切らしたことはない。

昔は,普通に特売の醤油,料理酒,みりん風調味料だったのですが,最近,少しメンバーが入れ替わって来ている感じで・・。

まず,料理酒は買わなくなりました。日本酒をあちこちで仕入れて来てしまう病気にかかっている(にも関わらず,家ではほとんど飲まない)ので,開封後少し時間の経ってしまった純米酒はいつも一本はあるので,それを使っています。勿体ないと感じられるかも知れませんが,多少古くなったお酒でも使うと,煮物や煮付けの味が格段に変わります。

考えてみれば,調味料は料理の要な訳ですから,そこのレベルが上がると料理自体のレベルもぐっと上がる訳です。

味をしめて,最近,醤油を変えてみました。実は醤油醸造場は全国に2009年現在,1523,日本酒が1711ですからほとんど変わらない数がある訳です(戦後すぐの時期には6000あったというから驚きです)。市町村合併で市町村の数も1719(2012年現在)まで減ってしまったようですから,数だけでみれば,各市町村に1つ弱は醤油醸造場がある訳です。

ってな訳で,ローカルな醤油を購入。つくば市のお隣,土浦市にある柴沼醤油の「紫峰」という醤油(正確にはだしやみりんで調整した醤油加工調味料),つくば近辺のスーパー等では必ず見かけるローカル醤油,多少お値段はするのですが,これが美味しい。醤油が持つ複雑な味わいのバランスが絶妙です。蔵の見学も出来るみたいなので,機会があれば是非行ってみたいものです。

→ 柴沼醤油

追記:さて,最後はみりんですか(笑)
コメント (6)
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アウトドア百人一首

2012年02月18日 | ちょっといいとこ,いい景色
百人一首はじめました・・・アウトドアで

別に野外で競技カルタをやる訳でありません。たぶん,意味が分からないと思うので,実例で説明。

上の写真は私がとった十三首目「筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」

百人一首に詠まれた歌の景色に足を運んで,写真を撮ってきたという訳です。ちなみに正面の山は2つのピーク男体山,女体山を有する「筑波山」,正面を流れる川は筑波山を源流とする「男女川」が流れ込む酒匂川(さかさがわ),撮影場所は「男女川橋」という訳です。

もちろん,当時の情景とは全く違いますし,歌そのものは恋の歌だったりしますから,現実の風景と照合すること自体がナンセンスな部分もあります。

ただ,歌が詠まれたかも知れない場所を探したり,こんな情景だったのでは?と想像してみるのは結構楽しいかと・・。

まあ,札は全国に散らばっていますので,一生かかっても終わらないかと思いますが(笑)

皆さんのお近くで取れそうな札がありましたら,是非,とってご報告下さい。とりあえず,十三首目は私がとりました(もちろん,もっとぴったりの景色をとられてた方がいればお譲りしますが(笑))。


って,実はこの「アウトドア○○」には元ネタがあります。ご存じの方もいるかも知れませんが,下記のみうらじゅん氏の著書がそれです。

→ みうらじゅん『アウトドア般若心経』幻冬舎

高校時代に毎朝,朝礼で般若心経を唱え続けた人間としては,是非,手にしておきたかった一冊(逆に持っていてはいけない一冊かも知れませんが(笑))。街の駐車場の入り口の「空アリ」という看板を見たことがきっかけだったそうですか,確かに「空アリ」は般若心経を教えてもらったことのある人間からするとかなり深いです。
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ほしいも学校

2012年02月15日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
10年強も同じ場所に住み続けると,いくら外から見て魅力のない県(魅力度調査3年連続最下位)でも,それになり愛着が湧いてくるもので「茨城愛」が目覚めつつあります(笑)

茨城のお土産と言えば,水戸に絡む「梅」「納豆」関連,土浦に絡む「蓮根」関連ぐらいしか頭に思い浮かばなかったのですが,最近,「干し芋」が結構喜ばれることを知りました。確かに茨城のお店ではよく見かけますが,見た目もパッとしないので,あまり気に留めて来なかったのですが・・。

こんなのものがあると知り,茨城愛で購入(^^)

まあ,一つの食材をよくここまであらゆる角度から攻めたなぁ~と,関心する一冊。蘊蓄と背後のストーリーをこよなく愛する者としては,この本を読んで干し芋を味わうと仄かな甘みがとても奥深く感じます。

まだ,さらりとしか読んでいないので,読破して干し芋マニアになっておこうかと(笑)

→ ほしいも学校

→ 以前に風呂敷の記事で紹介した「いばらきデザインセレクション」にも選ばれています。

※ 「チョコ☆いも」写真を追加(2012年4月15日)
コメント (2)
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雪国の立春

2012年02月03日 | こよみ・四季・歳時記
越後妻有へ

2年連続の豪雪で,災害救助法の適用を受けたそうです。この地域が同法の適用を受けるのは昨年の冬から数えて4度目(昨年の豪雪,地震,豪雨,そして今回の豪雪)。上越線は止まっても,当地域を走るほくほく線はちょっとやそっとの大雪では止まらなかったり,新潟市内の方が「除雪がしっかりしている分,平場より山間のこの地域の方が断然走りやすい」と言われたり,雪への備え,対応力は日本一,世界一の地域かと思いますが,立て続けの災害には・・・。

雪の時期にも何度も足を運んでいますが,今回が一番の積雪量だったかと思います。

週末にかけてさらに大雪になるとの予報も出ていますが,右肩上がりで積もっていくのは,節分までで以降は降りはしても少しずつ積雪は減っていく方にも向かうのだそうです。

最も多くの雪が積もっていても,その日を境に雪は少しずつでも溶けていく,待ち望む春に確かに向かい始める日「立春」という訳です。

→ 三省ハウス2階からの定点観測(以前より多く積もっていることは一目瞭然)

→ 定点観測(2008年2月19日)

→ 定年観測(2011年8月15日)

→ 氷柱(つらら)も・・

→ 日中は少し晴れ間も覗きました(農舞台付近)

追記(2012年2月11日):
再度,越後妻有へ,積雪・降雪ともに前回以上,定点観測地点はご覧の通り・・・。
コメント (4)
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