「みずいろ」ではなく「すいしょく」と読む。
お茶を淹れた時の浸出液の色のことで,緑茶(煎茶)においては味や香りと並んで重要な要素です。
最近,ちょっとご無沙汰気味だったので,久しぶりに「煎茶道」
ここ2,3年で,あちこち,あれこれ煎茶は飲んできたので,大分違いが分かるようになったか,久しぶりの煎茶のアソート(お試しセット)を購入,銘茶めぐりをしてみました。
狭山茶,本山茶,川根茶,天竜茶,宇治茶,八女茶,鹿児島茶の七銘茶を味わってみました。
味も香りも,もちろんそれぞれ特徴がある感じですが,水色も違う,抽出時間に違いはあっても,抽出温度はほぼ同じ,この記事の扉写真は今回の七銘茶めぐりで一押しだった本山茶(甘味,苦味,旨味のバランス絶妙です)ですが,一番澄んでいて薄い宇治茶と一番緑が濃い鹿児島茶はこれぐらい違います。
お茶を頂く時は,是非「水色」でも楽しんでみて下さい。
→ 煎茶,水色としていえば「あさつゆ」このエメラルドグリーンには感動しました。
お茶を淹れた時の浸出液の色のことで,緑茶(煎茶)においては味や香りと並んで重要な要素です。
最近,ちょっとご無沙汰気味だったので,久しぶりに「煎茶道」
ここ2,3年で,あちこち,あれこれ煎茶は飲んできたので,大分違いが分かるようになったか,久しぶりの煎茶のアソート(お試しセット)を購入,銘茶めぐりをしてみました。
狭山茶,本山茶,川根茶,天竜茶,宇治茶,八女茶,鹿児島茶の七銘茶を味わってみました。
味も香りも,もちろんそれぞれ特徴がある感じですが,水色も違う,抽出時間に違いはあっても,抽出温度はほぼ同じ,この記事の扉写真は今回の七銘茶めぐりで一押しだった本山茶(甘味,苦味,旨味のバランス絶妙です)ですが,一番澄んでいて薄い宇治茶と一番緑が濃い鹿児島茶はこれぐらい違います。
お茶を頂く時は,是非「水色」でも楽しんでみて下さい。
→ 煎茶,水色としていえば「あさつゆ」このエメラルドグリーンには感動しました。
我が家の金魚たちの近況を綴る「金況報告」
いつもは上見(上からの写真:上見の方が綺麗に撮れるので・・)なのですが,今回は横からの写真で報告です。
まずは,昨年の秋に松かさ病と転覆病になってしまった桜東の「桜」ですが,何とか無事回復し,現在は元気に泳いでいます(彼のためにかなり消化の良さそうなエサに変えました)。
キャリコ琉金の「斑」はあまり変わりはありませんが,寝るときに死んだ魚のように引っ繰り返ることがあるので,ドキッとさせられます。
最後は写真で一番大きく写っている赤蝶尾の「赤蝶」なのですが,ご覧の通りお腹がパンパンに膨らんで,他の2匹より二周りぐらい大きくなってしまいました(写真もエサをあさっている最中,寒いはずなのに,食欲が凄いです・・・)。彼女は,昨年卵を産んだことを記事で書きましたが,今年も沢山産みそうな気配です。
ってな訳で早春の金況報告でした。
いつもは上見(上からの写真:上見の方が綺麗に撮れるので・・)なのですが,今回は横からの写真で報告です。
まずは,昨年の秋に松かさ病と転覆病になってしまった桜東の「桜」ですが,何とか無事回復し,現在は元気に泳いでいます(彼のためにかなり消化の良さそうなエサに変えました)。
キャリコ琉金の「斑」はあまり変わりはありませんが,寝るときに死んだ魚のように引っ繰り返ることがあるので,ドキッとさせられます。
最後は写真で一番大きく写っている赤蝶尾の「赤蝶」なのですが,ご覧の通りお腹がパンパンに膨らんで,他の2匹より二周りぐらい大きくなってしまいました(写真もエサをあさっている最中,寒いはずなのに,食欲が凄いです・・・)。彼女は,昨年卵を産んだことを記事で書きましたが,今年も沢山産みそうな気配です。
ってな訳で早春の金況報告でした。
久しぶりに「藍」の話。今年は「藍」をディープに掘っていく予定です。
さて,藍のことは以前にもこの記事とかで紹介しましたが,実はキク科とかバラ科のように,アイ科の植物はありません。上記の記事で紹介したタデアイもアイ科ではなくタデ科の植物です。では「藍」とは何でしょうか?
視野を広げて,日本,世界を見渡してみると,「藍」と呼ばれる植物は,タデアイ以外にも数多く存在しています。例えば,沖縄には琉球藍と呼ばれるキツネノマゴ科(シソの仲間)の植物があります。インド・東南アジアにはインド藍と呼ばれるマメ科の植物があります。ヨーロッパにもウォードというアブラナ科の「藍」があります。
それぞれ違った科の植物が「藍」として括られるのは,これらの植物が共通した特徴を持つからです。「藍」と呼ばれる植物は皆,インディカンという有機化合物を含んでいます。このインディカン,インドキシルを経て,インディゴ(藍を呈する染料)となります。
平たく言えば,藍染めに利用されてきた植物たちが「藍」と呼ばれている訳です。
とはいえ,違った地域の全く違う植物から同じ染料が得られ,各々の地域で「藍」を使った染めの技術が生まれたことは何とも不思議です。
さて,藍のことは以前にもこの記事とかで紹介しましたが,実はキク科とかバラ科のように,アイ科の植物はありません。上記の記事で紹介したタデアイもアイ科ではなくタデ科の植物です。では「藍」とは何でしょうか?
視野を広げて,日本,世界を見渡してみると,「藍」と呼ばれる植物は,タデアイ以外にも数多く存在しています。例えば,沖縄には琉球藍と呼ばれるキツネノマゴ科(シソの仲間)の植物があります。インド・東南アジアにはインド藍と呼ばれるマメ科の植物があります。ヨーロッパにもウォードというアブラナ科の「藍」があります。
それぞれ違った科の植物が「藍」として括られるのは,これらの植物が共通した特徴を持つからです。「藍」と呼ばれる植物は皆,インディカンという有機化合物を含んでいます。このインディカン,インドキシルを経て,インディゴ(藍を呈する染料)となります。
平たく言えば,藍染めに利用されてきた植物たちが「藍」と呼ばれている訳です。
とはいえ,違った地域の全く違う植物から同じ染料が得られ,各々の地域で「藍」を使った染めの技術が生まれたことは何とも不思議です。