徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

万年筆(鉄ペン)たち

2009年10月28日 | その他の記事
予告通り,万年筆の登場。

万年筆と言えば,1万円以上,良く耳にする海外有名ブランドの売れ筋のペンなどは3,4万は当たり前と思いきや,それだけでもない。

安いものは,200円からあります。ってな訳,気軽に買えて気軽に使える鉄ペンたちを紹介。鉄ペンというのは,ペン先が鉄(ステンレス)で作られている万年筆のことで,対になる言葉に金ペン(ペン先が金の合金)。

写真の3本は皆,カートリッジ交換で長く使うことが出来る歴とした万年筆(鉄ペン)たち。手前から日本のプラチナ萬年筆というメーカーのプレピー,真ん中がこれまた国内三大メーカーの一つ,セーラー万年筆のハイエースネオ,一番奥がドイツのラミーというメーカーのサファリ。ちなみにお値段は,手前から200円,1000円,4000円。

ラミーのサファリあたりになると万年筆独特の書き味とかも楽しめる感じ,なかなか楽しいですよ。
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日本茶を3倍楽しむ方法

2009年10月25日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
ペットボトル茶ではなく,日本茶を自分で淹れて飲むことが習慣になった感じです。

品種や蒸し方等の製造方法の違う様々な茶葉を楽しんできたのですが,最近のブームは,色々なお茶の淹れ方(煎れ方ではなく)。日本茶にハマリ始めた時に購入した日本茶ソムリエ(そんな肩書きもあるのです)の方が出した本に紹介されていたのですが。

「アイス冷茶」という淹れ方

①まず,急須に茶さじ1杯(3g程度)の茶葉を入れます(茶葉は煎茶であれば何でも構いません)
②次に,茶葉が浸り,少し泳ぐぐらいのお湯を入れます(お湯の温度は気にしなくても大丈夫,100℃のお湯でもOKです)
③すぐさま,あらかじ用意しておいた氷(よくある採氷器の氷なら3つ程度,普通の水道水から造ったものでも構いませんが,出来れば浄水器を通した水やミネラルウォーター等がいい)を茶葉とお湯の入った急須に入れます
④そのまま5分程度(氷がお湯に溶け,一定の温度になるまで)待ちます(この時,急須を揺らしたり,かき混ぜたりしないことがポイント)
⑤小さなグラス等に,まず,上澄みを注ぎます。続いて,残りの部分を注ぎ切ります。

ってな感じで,出来たものが写真の2杯(当然,右が上澄みで,左がその後の注ぎ切り)。上澄みの方は,お茶の甘味・旨味が楽しめ,注ぎ切りの方は,苦味や深みが楽しめます。

ちなみに,続きがあって・・・

⑥氷の残り具合,茶葉の開き具合をみながら,好みにあわせて,氷・水・お湯を加えていきます(2煎目,3煎目)。

お薦めは水(ミネラルウォーター)を加えていく飲み方,上澄みと注ぎ切りを飲んだ後に淹れる2杯目は,甘味・旨味・苦味・深みがブレンドされたその茶葉が持つポテンシャルの全てがバランスよく出たお茶。これを飲むと本当にペットボトルのお茶が飲めなくなります。

⑦氷が溶けきり,茶葉がある程度開いた段階で,熱湯を加えて,熱いお茶を楽しむ。カドの取れた丸いお茶が楽しめます。

ってな感じで,1つの茶葉を1回で様々な角度から余すところなく楽しめるという訳です。

季節的には少しずれてしまった感じですが,是非一度お試しあれ!やみつきになります(笑)
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筆記用具

2009年10月21日 | その他の記事
「筆記用具」という言葉が何となく懐かしく温かく感じるのは,パソコン様のせいであろう。こんなことを書いている時も向かっているのは,モニターとキーボード・・・。

最近,暦の話題より個人的なブームの方が記事が多い感じ(blog的にはいたって正しい感じ)ですが,この記事も最近燻っているブームの火種。

以前から鉛筆や芯ホルダーなど「筆記用具」には多少興味があったのですが,ここにきて,本丸にも興味が出てきた感じで・・・,本丸とはもちろん筆記具の王様「万年筆」。ボールペンなどのペン類への苦手意識から嫌煙していたのですが,試させてもらってみると,なかなか素敵。お得意の背後知識も,どばっとあって,蘊蓄マニアの心も擽られる感じ。

なんて書いておきながら,写真のセルロイドの品は変化球。万年筆ではありません。

答えはコレ!

大阪にある加藤製作所というセルロイド製の万年筆等を作っている小さな町工場が造った品。お世辞にも機能的とは言えませんが,何ともいえないセルロイドの光沢と模様は素敵です。

知り合いの方に紹介してもらった下記のシンポジウムの題材になっているDVDで知ったのですが。

→ 歴博映像フォーラム4「筆記の近代誌-万年筆をめぐる人びと-」

追記:ココに,万年筆が登場するのも時間の問題でしょうか(^^; 
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つくばのお茶 現地編

2009年10月04日 | ちょっといいとこ,いい景色
気が付けば10月,日差しが何となく暖色系に見える。

職場に出向きついでに,ふらりとドライブ。つくば市は結構広い。

先日も少し触れたが,つくば市内にも茶園はある。ネット等で調べる限り,少なくとも2つ,1つは先日紹介した北部にある沢辺茶園。もう一つが南部(旧茎崎町)にある寿茶園。

写真は製茶工場の前の第一茶園。植え込みのように整った茶のみどりが美しい。遠くにはうっすら筑波山も見える。

店の人の話では,午後には三番茶(摘み取りは四回目だが,三回目は製茶せず)として摘み取りを行い,明日製茶されるのだとか・・・。さすがに品質は一番茶等に比べると随分と落ちるが,普通に飲む分には十分なお茶が出来るのだとか。

少し変化球の実りの秋
コメント (2)
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