徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

梨は二十世紀

2010年09月24日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
鳥取で4年を過ごしたということを差し引いても,梨は「豊水」でも「幸水」でもなく,「二十世紀」だと思っている。

ただ,残念ながら,関東で二十世紀梨にお目にかかるのは滅多にない。故に,つくばに来てからも何度か通販等で取り寄せ,極上の秋の味覚を楽しんでいました。

この秋は,鳥取で活躍する後輩G氏のblogで以前に紹介されていた鳥取市佐治町にある農園さんから取り寄せてみました。

猛暑等の異常気象は,梨農家の方にも厳しいものだったようで,思ったような収穫が出来なかったそうですが,残り少ないサービス品を購入させてもらいました(大小様々でなかなか賑やかです)。

味は期待通り,この甘みと酸味と瑞々しさのバランスは,他の梨では真似できませんし,後輩G氏の紹介する場所はやっぱり本物です。

→ 美味しく頂きました!

→ 金田ありのみ農園
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秋分の日(たらい金魚)

2010年09月23日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
満月の秋分の日,あいにくの雨模様。日中は雷も鳴っていました。

秋分の日とはあまり関係ありませんが,たらい金魚(金況報告)。

4歳になった最古参の茶衣(ちゃい)は,相変わらずですが,ここに来た当初の写真と見比べてもらうと,随分と美しくなったことが分かってもらえるかと,男の子ですが。

流金の朱色(あかね)は,退色の真っ最中。お腹の方から少しずつ朱色が抜けていっていて,ツートン状態の現在はとってもいい感じ。ただ,過去の経験から言うと,このまま朱色が減っていって,最後には白い流金になってしまうのではと・・・。

写真には登場していない浅葱(あさぎ)は,病気療養中。何とか回復してくれるといいのですが。
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朝顔観察日記2010 其の九 -晩花-

2010年09月22日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
久しぶりに朝顔観察日記

真夏日になった今朝は,結構賑やかでした。

葉も黄色くなって,青々とした涼しげな印象とは異なりますが,これはこれで楽しませてもらっています。

遅咲きだった赤いマルバアサガオがなにげに結構咲いています。

次回が最後になると思います。
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百四十年はまだまだ駆け出し

2010年09月21日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
ツクツクボウシの合唱も最終楽章に近付き,職場の冷房の運転も終わってしまい,秋モード。

味噌汁をベースとしたプチ自炊も,猛暑で休止状態だったのですが,そろそろ暖かいものも欲しくなってきたので再開。

なくなってしまっていた味噌を新たに買い足しました。意外に何でも地元産で揃ってしまうつくば,味噌もつくばで造っている蔵があって,今回はつくばの味噌を購入。

職場のすぐ近くにある沼屋本店さん,創業1870年の老舗ですが,醤油・味噌業界ではまだまだ駆け出しと扱われるとか・・・。

まずは,いりこ&昆布出汁の豆腐のお味噌汁を美味しく頂きました。
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マスカット・べーリーA

2010年09月16日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
国産ワイン探訪

日本のワインを色々飲んでみています。

ワインといえば「ブドウ」。ワインを選ぶ基準の一つとなるのがブドウの品種。

カベルネ・ソーヴィニヨンとか,ピノ・ノワールとか,メルローとか,シャルドネとか,まあ,一朝一夕には覚えられないぐらいあって,それぞれ違った特徴のワインを造り出します。

このワイン醸造用のブドウの品種に,日本代表を送り出すとしたら,白ワイン代表は,古くから日本で食用として作られてきて,ワイン醸造にも適したブドウである「甲州」。じゃあ,赤ワイン代表は?

ってな訳で登場してくるのが,タイトルの「マスカット・ベーリーA」。

日本のワインの父と呼ばれている川上善兵衛が,約1万種の品種交雑の中からワイン醸造に向きかつ日本の気候に適した優良な品種を世に送り出した。その中で最も有名な品種がこのマスカット・ベーリーA。

写真は,その川上善兵衛が1890年に創業した「岩の原葡萄園」の「越後高田の深雪花(みゆきばな)」というワイン,もちろん使っているブドウはマスカット・ベーリーA。雪椿の花のラベルがとっても素敵です。

もちろん,ワイン自体も,爽やか飲み口の中にまろやかな香りが広がり,絶品です。

→ 岩の原葡萄園
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昭和な万年筆

2010年09月14日 | その他の記事
「久しぶり」と言えばいいのか,「また」と言えばいいのか,万年筆を衝動買い。

購入したのは写真の万年筆,プラチナのいう日本のメーカーの「ポケット」と呼ばれていた万年筆。

何故,過去形かというと,「プラチナ・ポケット」は,昭和50年代に大人気を博した商品で,すでに廃盤となって現在は製造されていません。言われてみれば,「昭和な」感じしませんか?この緑色とか最近見ませんよね(^^)自分は,何となく昔,親父の書斎に同じような形のものが転がっていたような記憶があります。

本当は,柄の入っていないシンプルな奴に一目惚れしてしまったのですが,何しろデットストックな品。色々探して,何とか残っていたのがコレという訳です。

とっても軽くてコンパクト,なのにペン先はちゃんと14金,筆の滑りもなめらかです。

とはいえ,すでに過剰の万年筆ラインナップ,ニッチが被ってしまうことは必至です(苦笑)
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ワイングラスのすすめ

2010年09月11日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
ワインを楽しむようになって、家でもワイングラスを使うようになった。

最初は、おまけにもらったものとか、百均で買ったものとか、家に転がっていたものを使っていたのですが…。どうも頂けない。

「同じ量が入るグラスやん!」ではない感じ…。

で、ちょっぴり奮発して、ちゃんとしたワイングラスを購入。

思った以上に大違い、一番違うのは、グラスの薄さなのだと思いますが、それ以外にも手に持った時のバランスやガラス自体が有する弾力性等、こんなに違うものかと…。

もちろん、割れやすさは格段に増しているので、使う際には少し緊張しますが。それも含めていい感じ。

個人的には今のところ「ワインを美味しく飲むには?」、まずはグラスと言いたい感じです(^^)

ちなみに、美味しく感じるのは、ワインだけではなく、水やお茶もなんとなく美味しく感じます(水やお茶を飲むのに利用していることの方が多いのですが)

ってな訳で、今日は特製の冷茶を、ワイングラスで美味しく頂きました。
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日本のワイン ~佐渡屋~

2010年09月10日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
ワインの方は,とりあえず,国産を中心にぼちぼち楽しんでいます。海外もチリ産のカベルネ・ソーヴィニヨンとか,ニュージーランド産のピノ・ノワールとか気になってはいますが(^^)

甲府駅のすぐ側に大正4年創業のワイナリーがある。江戸時代から続く油屋「佐渡屋」が起源の「サドヤ醸造場」。

なかなか感じのいいワイナリーで,カフェやレストランが併設されていて,お薦めのワインと一緒にオードブルや料理を楽しむことが出来る。

百年近い歴史を有しているだけもあって,こだわりも多い,例えば,自社農園で栽培・醸造している白ワイン用の葡萄は甲州種ではなく,国内外でも単独で用いられることが少なくなってきるセミヨン種(セミヨン種は,熟成に向く品種,熟成が必要な品種)。熟成には樽の香りが付き過ぎるのを防ぐために一升瓶を用いていたり,と特徴的。

歴史があり,熟成にこだわっているだけあって,中には戦前や1950年代に造られたワインも・・・。

60年以上続くメインブランドのシャトーブリアン(Chateau Brillant)のセカンドクラス, シャトーブリヤン・ミュールを購入,年代を限ったヴィンテージと比べると少し味は落ちる感じですが,飲みやすさと個性を両立した感じはなかなかです。

→ SADOYA(サドヤ)
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暑くても実りの秋

2010年09月09日 | こよみ・四季・歳時記
台風一過で、秋の階段を一段降りて、少し涼しくなった気がします。

水田の実りは随分と早いようで、つくば近辺も半分ぐらいは稲刈りが終わった感じです。

写真は,横浜市内の谷戸田。黄金色が眩しいです。
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猛暑の恵み?

2010年09月06日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
猛暑の影響で秋刀魚が不漁,秋鮭もさっぱりなど,残念なニュースが聞こえてきますが,果物は別!

甘さが決め手の果物は,猛暑の年は糖度が上がり,絶品なのだとか。

例えば「梨」。

写真は横浜市のとある農園で立派に実った「豊水」。横浜市は「浜なし」というブランドで市内産の梨を売り出している。5個で1300円は,普段の果物購入の感覚ではちょっと高めで,なかなか手が出ない額なのだが,収穫作業を行っているそばで,農家の方から直接買うと高くない気がする。

瑞々しさと甘みのバランスが良好,美味しく頂きました
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酒どころ「枚方」

2010年09月03日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
最近ちょっとワインに浮気気味だったのですが,久々日本酒な話題。

実家のある大阪府枚方市は,現在は人口40万(つくば市の倍)を擁する大阪のベットタウンだが,かつては灘,伏見と並ぶ酒どころだったらしい。ただ1990年頃までにほどんどが廃業してしまい,現在は細々と1軒が伝統産業という言葉のもとに残るのみ・・・。日本酒をこよなく愛するようになった時には,故郷に日本酒は無し・・・というのは何とも寂しいと思ったのですが,北河内地域が酒どころであった名残がしっかり残っている場所がありました。枚方市のお隣「交野市」,枚方市の南端に住んでいた自分にとって,交野はハイキングや健足会(遠足の徒歩版)等で,何度も訪ねた場所,とっても馴染みがある場所。

交野市には,山野酒造と大門酒造という2つの酒蔵が残っていて,どちらもなかなか良い日本酒を造っています。

今回は,実家に戻った際に訪ねてきた「山野酒造」のお酒を紹介。

山野酒造は,販売している日本酒の多くを原酒で出しているのが特徴。

写真の純米大吟醸「富楼那(ふるな)」は原酒ではないのですが,蔵のすぐ横の小さな水田で自社栽培している山田錦で仕込んだ純交野産の日本酒。最初に見せてもらったカタログには出ていなかったのですが,蔵の人に「自社栽培米でもお酒造られてますよね」と言ったら,蔵の奥の冷蔵庫から出してきてくれました。久しぶりに文句なしに美味しい日本酒に出会えた感じです(^^)

→ 片野桜(山野酒造)
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原点

2010年09月02日 | 本と音楽の話題
日本茶の品種にこだわったり,朝顔や金魚を育てたり,蘊蓄をこよなく愛したり・・・。

自分のこういう部分の原点は,何処にあるのかなぁ~と考えてみると,原因の一つがコレであるという考えに行き当たる。

写真は,実家に戻った際に,本棚にまだ残っていたものを引っ張り出してきたもの。懐かしい!

幼稚園の頃に,父が毎週?一冊ずつ買ってきてくれていた「図鑑」,買って来てくれるのを楽しみしていたことだけは,おぼろげに記憶している。

どうやら,お気に入りと興味がないものが結構しっかり分かれていたようで,一番ぼろぼろになっていたのは「昆虫」,次が「魚類」,その次が「鉄道」,一方で長くぴかぴかのままだったのは,「地球」,「宇宙」,今にしてみると以外だが「植物」も興味なしだったよう・・・。
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