徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

干しいもを育む風土

2014年12月30日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
おそらく今年最後の投稿記事。

実家に帰省する際のお土産(干しいも)を仕入れに常陸那珂(ひたちなか)までドライブ。一緒に干しいもを育む風土にもほんの少し触れてきました。

茨城県ひたちなか市の干しいものシェアは実に全国の約9割。土質等がサツマイモの栽培に向いていたことに加えて,冬のこの時期,干しいもを天日干しするために不可欠な「乾いた風」と「寒さ」と「太陽光」の3つが揃う地域であることが何よりの恵まれた点。

写真は,風が通る形のビニールハウス内で,平干しの干しいもを天日干し中の図。

→ こちらは丸干し

やっぱり,帰省時のお土産需要が多いのか,沢山の方が買いに来られていました(どの方も大人買い(笑))。で,これが,自分の仕入れの品。定番の「玉豊」の平干しと「泉」の丸干し,そして,「紅はるか」の切り落とし。

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週末のちゃんと料理-大分と茨城のコラボ-

2014年12月13日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
普段は,フライパンや鍋からほとんど離れないうちに食べてなくなってしまうような簡単料理が多いのですが,たまに週末は盛り付けまで含めて,比較的ちゃんと料理をすることがあります。個人的に「週末のちゃんと料理」と呼んでいます。

何週か前の週末(ボジョレーヌーボが解禁になった週の週末)ですが,ちゃんと料理の写真です。大分に行った際に仕入れた安心院ワインのソーヴィニヨン・ブランを開けてみました。お供は、茨城と大分のコラボということで、茨城県産のチンゲンサイと美味しくなってきたレンコンを、国東の干し椎茸と炒めたもの、ソーヴィニヨン・ブランのさっぱりした酸味がよく合います。

お皿もちゃんと,最近追加した笠間焼だったり・・・(^^)

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伊予賀儀屋

2014年05月28日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
こちらもちと前の記事。ジャンル問わず,地酒を買い付けに行ったり,お取り寄せしたりするのは好きで,このブログでも度々,地酒たちが登場しています。

最近は,国産ワインの方に浮気気味だったのですが,久しぶりに日本酒を入手,前の職場で縁のあった方が何度か紹介されて,飲んでみたくなりました。

愛媛県西条市周布の成龍酒造の「伊予賀儀屋」,幼少の頃,夏休みや冬休みを長く過ごした母方の祖父祖母の家のほん近く,日本酒が好きだった亡くなった祖父もお世話になっていたのかな?と思いながら、鯵の刺身と小松菜ゴマ和えで頂きます。どっしりとした酸味の中に甘味があって、素敵なお酒です。

→ 成瀧酒造

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2014新茶「島みどり・ゆたかみどり」

2014年05月14日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
八十八夜も過ぎ,ちょっと遅れ気味ですが,2014年の新茶の記事です。(写真はゆたかみどり)

今年の1本目は種子島産の早生品種「島みどり」の浅蒸し茶,甘味がしっかりある春らしいお茶でした。昨年は同じ種子島産の「栗田早生」からスタートしたので種子島の早生品種で一早くは恒例になりそうです。

2本目はちょくちょくお取り寄せをしている下堂園さんの鹿児島県産「ゆたかみどり」の深蒸し茶,こちらも,香り,味,水色,三拍子揃った素敵なお茶でした。

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COCO FARM & WINERY in 栃木県足利市

2014年05月05日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
人と作物と土地とのディープな繋がりを堪能するシリーズ。

少し時間は経過してしまったのですが,栃木県足利市のココ・ファーム・ワイナリーを訪ねて来ました。足利市には後輩の調査に同行する形で以前にも来たことあったのですが,このワイナリーまで足をのばしたのは初めて。1950年代に特殊学級の中学生とその担任教師の方がこの急斜面(平均斜度38度)を開墾したことから始まるワイナリー。現在も「こころみ学園」の園生たちが,葡萄づくり,ワインづくりにおいて重要な役割を果たしているそうです。

足がすくむような斜面の農園は,試行錯誤を経て,現在は斜面上部から順に4種類の葡萄が育てられています。初代の園主がこの斜面を選んだ唯一のポジティブな理由は日当たりだそうです。日当たりだけは抜群にいいです。

現在は,契約農家さんの農園を含め,遠くは北海道やカルフォルニアにまで,自社ブランドのワインをつくる園地を確保しているとのこと,土地・気象に最も左右されるものだからこそ,しっかりとリスク分散をしておく必要がある。土地に根ざしたからこその答えなのかも知れません。

テイスティングもさせて頂きました。500円ですが,ちゃんと好みに合わせて,用意して下さるのでお薦めです。

→ COCO FARM & WINERY

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週末のちゃんと料理ーアサリと小松菜の酒蒸しー

2014年03月05日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬


せっかくなので、にこまるのお供も紹介。

これからが旬の千葉県産のアサリを、しばらく前に封を切った純米酒を使って、ちょっと贅沢に酒蒸し。最後に寒締めの小松菜を加えて、珠洲焼の皿に盛り付けたら出来上がり。

ちょっと塩加減がからめになってしまいましたが、ご飯のお供にいい感じでした。

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週末のちゃんと料理ーにこまるー

2014年02月28日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬


なかなか、blogの更新が出来ていない感じで、同様に自炊率もかなり減ってしまっている感じ。それ故に食材関連の記事も少なくなっているのですが・・。

とはいえ、個人的に週末のちゃんと料理と呼んで、週に一度程度はちゃんと料理をしています。

写真は、ちゃんと料理と呼べるかどうか分かりませんが、炊きたてご飯。職場で少し分けて頂いた「にこまる」という品種です。これまた、職場で記念に頂いた米炊き釜で炊いてみました。ふっくらと炊けていい感じです。

「にこまる」は、温暖化や気候変動の影響を受けやすい九州などの南の地域向けの品種で、夏場の高温よる収量(高温不稔)や品質の低下などの被害を受けにくい品種だったりします。

美味しく頂きました。

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京都上賀茂のすぐき

2014年01月13日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
土地と作物と人とのディープな繋がりを楽しむ記事をもう一つ。

今回のターゲットは「すぐき」。場所は京都・上賀茂。年末年始に実家に戻った際にふらりと訪ねてきました。

すぐきは,日本では数少ない乳酸発酵の漬け物。京都の三大漬け物(残りは千枚漬けとしば漬け)の一つに数えられています。

上賀茂の酸茎菜(すぐきな)栽培、すぐきづくりの歴史は、上賀茂神社(賀茂別雷神社)に起源があり、それ故、上賀茂神社の境内にはすぐきが奉納されています。これは、上賀茂の冬の風物詩にもなっているすぐきの天秤押し、てこの原理を用いて、しっかりと漬け込みます。

すぐきの収穫の最盛期は11月末ですが、まだ結構植わっていました。ハウス内で育てられているものもありますが,どこも住宅に囲まれた小さな畑。賀茂川と高野川に挟まれた肥沃なデルタ地帯で育てられたものだけが、すぐきと呼ばれていました。

で最後に,写真が上賀茂神社のすぐ近くあるすぐきを中心に扱う漬物屋「なり田」さん(三百年以上の歴史があります)で調達した戦利品。丸すぐきは,こんな感じで,かぶっぽい部分はたくわんのようにスライス、葉っぱの部分は細かく刻んで少し醤油を垂らす。両方を合わせて細かく刻むといった感じでバリエーションも楽しめます。どれもご飯との相性がかなりヤバいです(笑)

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元祖グリーンツーリズム-甲州勝沼-

2014年01月11日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
なかなか更新出来ずにいました。十日も過ぎてしまいましたが,今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年の挨拶をしたばかりですが,少しタイムスリップして昨年11月上旬の記事。

春先に塩尻桔梗ヶ原を訪ねた記事を書きましたが,晩秋は甲州勝沼を訪ねていました。今回も葡萄とワインを介した土地と人との濃密な繋がりを堪能してきました。

葡萄畑やワイナリーをふらりと結構回ったのですが,その中でも印象に残った蘊蓄を記事にします。

写真は,勝沼に限らず,葡萄の産地ではよく見かける葡萄棚の下で食事などを楽しめるスタイルの観光園。この観光ブドウ園を考案したのは,勝沼で日本最初のワイン醸造会社(現在のメルシャンの前身)を設立した宮崎光太郎(自宅に整備された醸造所は,現在「宮光園」として甲州市の近代産業遺産にも指定されています),葡萄狩りをして,葡萄棚の下で葡萄やワインを楽しんでもらい,一泊してお土産に葡萄とワインを持って帰ってもらう,言わばグリーンツリーズムの元祖という訳です。感心させられたのは,お抱えの写真屋まで雇っていたということ・・,訪れた人に葡萄棚の下で当時はまだ珍しかった写真を撮ってあげ,これをアルバムにしてお土産として渡していたということ。写真を持ち帰った訪問者が写真を片手にあちこちでお土産話をしてくれることが,次の訪問者を呼ぶことに繋がると考えていたそうです。なかなかのアイディアマンです。

こうした先人達が刻んだ足跡がしっかり残る「勝沼」,まだまだ奥は深そうです。

追記:
最後に戦利品というか,あちこちでお話を聞かせてもらった代。左からシャトー・メルシャンの甲州きいろ香2012,山梨ワインのフォーシーズンズ2012(勝沼ボトル),シャトレーゼベルフォーレワイナリーのセミヨン ソーヴィニヨン・ブラン2012です。宮崎光太郎にならって,お土産や差し入れに使って,蘊蓄を語りました(笑)

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実りの秋2013-二十世紀梨-

2013年09月15日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
朝夕はすっかり涼しくなって,夜でも蝉の合唱が響いていた宿舎の周りも,いつの間にか秋の虫たちの静かな合唱に包まれるようになりました。

秋になると食材の登場頻度が上がる当blog。この秋最初の食材はお馴染みの「二十世紀梨」。

毎年お取り寄せをしている鳥取県佐治町の農園からの二十世紀梨。淡い緑色が素敵です。

味も良好。甘味と酸味と瑞々しさのバランスが整った時の「二十世紀梨」は完璧です。


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DAi DAi ALE

2013年07月07日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
週末,関東はこの夏一番の暑さ(平年より15日も早く梅雨が明けてしまったみたい・・),ちょっと外に出ただけで汗でシャツが張り付く感じです。

ってな訳でこいつの出番かな?と冷蔵庫を物色。

常陸野ネストビールのだいだいエール。

以前にこの記事で紹介したことのある筑波山麓の最北のみかん「福来みかん」を使ったエール。

柑橘の爽やかな感じが暑さを吹き飛ばしてくれます。

→ 木内酒造

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麦から始まるエトセトラ番外編-ハトムギ-

2013年07月03日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
小麦と大麦で終わるつもりだったのですが,麦から始まるエトセトラ番外編です。

お茶は好んで飲みますが,この時期はこっちのお茶もいいですね。

という訳で,小山市にある直売所で購入してきた小山市産のハトムギで煎れたハトムギ茶。爽やかに香ばしい感じがとってもgoodです。

ハトムギは漢方薬(ヨクイニン)としても有名で,古くから様々な効果(消化機能向上,抗腫瘍作用,利尿作用,保湿作用,美白作用など)があると言われてきました。飲めば美肌になるでしょうか(笑)

ちなみにハトムギはジュズダマの栽培種だったりします。

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麦から始まるエトセトラ-筑波山麓の小麦-

2013年06月01日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
多分そんなブームは世の中の何処は探してもないと思いますが,プチ麦ブームです(笑)

ってな訳で2回に分けて麦に関する記事です。

つくば市の周辺では,春先,小麦を栽培している畑をよく見かけます。関東など本州での麦の栽培は稲刈りの終わった秋に播種し,梅雨前に収穫するという稲の裏作が一般的,「冬小麦」と呼ばれています(北海道では春に播種し,秋に収穫する「春小麦」も多く栽培されています)。ですので「麦秋」という言葉は,冬小麦に関する暦ということになります。

写真は,筑波山麓の桜川市にある小麦の畑。この畑に植わっている小麦,実はよく見かける小麦とは少し違うもの。この小麦,職場の作物の育種等を行っている研究所が開発した「ユメシホウ」というパンなどにも使える硬質小麦品種だったりします。

関東以西の本州で水田の裏作として栽培されている小麦の品種で,もっとも有名なのは,「農林61号」という品種なのですが,この品種は,グルテンの量が中程度(小麦にすると中力粉になります),主にうどん等の麺類に用いられています。収穫まで長い期間を要する硬質小麦は,梅雨がある日本(特に本州)では栽培が難しいというのが一般的でしたが,近年,少しずつですが,パンも作れる硬質小麦品種が登場してきています。「ユメシホウ」もその一つということになります。

つくば市,桜川市など筑波山麓では,この「ユメシホウ」使って,パンや洋菓子を作る試みが結構行われており,例えば,これもその一つですし,この話も関係しています。

畑を見たら,やっぱり収穫物も試してみたくなるということで,「ユメシホウ」で作った小麦粉を衝動買い。

したのですが・・・。パンが焼ければ一番いいのですが,それはちょっとハードルが高すぎ(GOPANでもあれば別ですが)。

という訳で,硬質小麦の本領発揮とまではいきませんが,大阪人の定番食「お好み焼き」を焼いてみました。折角なので,なるべくつくば産,関東産の材料で作ってみました。こちらはベーシックなソース味,こちらはちょっとさっぱり系のハーブソルトで味付け。

美味しく頂きました。

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桔梗ヶ原のテロワール in 安曇野・塩尻巡検

2013年05月27日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
安曇野・塩尻巡検,塩尻編です。

こちらはどっぷりワインな世界です。国産のワインに興味を持つようになって,一度は行ってみたいと思っていた場所が「塩尻・桔梗ヶ原」。山梨県の勝沼などと並んで醸造用ブドウの産地で,多くのワイナリーが集中する地域であることはもちろんなのですが,桔梗ヶ原は,土地(気候)と品種がしっかり結び付き,独自のテロワールが形成されてきた地域であることが何より行ってみたいと思った理由。

で,「桔梗ヶ原」といえば「メルロー」です。

メルローは,カベルネ・ソーヴィニヨンと共に,フランス・ボルドー地域を代表する赤ワイン用のブドウ品種,桔梗ヶ原に初めて導入されたのは1952年,五一わいんさんが山形のブドウ酒メーカーを訪ねた際に譲り受けた枝を接木で育て始めたのが最初,初期の頃は育ってきた苗木が凍害で枯死するなど大変苦労があったそうです。ちなみにこれが桔梗ヶ原でもっとも古いと言われている五一わいんさんの農場の一画に1956年に植えられたメルローの古木。

三方に山に囲まれた段丘状の地形,冷涼で雨の少ない気候,苗木作から始まった果樹栽培の技術と品種に,醸造技術が合わさり,一つの形を作ってきました。

ナイヤガラやコンコードなどのメルローが導入される以前から栽培されている北米品種,近年多く導入されているメルロー以外のヨーロッパ系の品種も多く栽培されていますが,各ワイナリーが一押しにしているのは,やっぱりメルローだったりします。

という訳で写真は戦利品というか,見学料代わりに購入した桔梗ヶ原のワインたち,しっかりこの記事にならって,「長野県原産地呼称管理制度(NAC)」に認定されたワインを3本選んでみました。左から信濃ワインさんの2008年産の信濃桔梗ヶ原メルロ,井筒ワインさんのNACメルロー2012,五一わいんさんの2011年産の塩尻ナイヤガラ。素敵です。

ちなみに,桔梗ヶ原は2012年は非常にブドウの出来が良かったそうです。これから少しずつ2012年産のワインが出てくるようになると思いますので,2012年の桔梗ヶ原産の見つけたら是非,試してみて下さい。

→ 信濃ワイン
→ 井筒ワイン
→ 五一わいん

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くりたわせ

2013年05月01日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
今期二本目の新茶頂きました。

前回と同じく種子島産のお茶です。一本目のこの記事で少し触れましたが,今回は「くりたわせ(栗田早生)」という品種,一本目の「松寿」の親にあたる代表的な極早生品種です。何となく親近感を抱いて,今期の二本目に選んでみました。

明治の頃,静岡から種子島に取り寄せられた在来種から選抜と試験を重ね,昭和41年に奨励品種となったものです。「くりた(栗田)」というのは在来種の種子を種子島に取り寄せ,選抜の重ねた親子の名から取ったもののようです。

澄んだ水色と後口も含めたさっぱりとした感じは秀逸です。

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