徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

こよなく愛す

2008年03月27日 | ちょっといいとこ,いい景色
雑学や蘊蓄をこよなく愛す

今日も職場の送別昼食会で出た道明寺餅を前に,同期に「関西と関東で桜餅と呼ばれるものが違うこと」,「桜餅に使われている葉はオオシマザクラの葉であること」,「ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの交配種であること」,「吉野にはソメイヨシノは少ないこと」等々の蘊蓄を語ってしまい・・・,和菓子一つからよくそんなに色々な話が出てくるね。一体何処で仕入れるの?と問われてしまった(苦笑)

別に仕入れているつもりはないのだが・・・

最近,お気に入りの雑学がこの写真に写っているものに関する蘊蓄
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伏線

2008年03月16日 | 本と音楽の話題
伏線(ふくせん):小説・戯曲などで,のちの展開に必要な事柄をそれとなく呈示しておくこと【大辞林】

引き続き小説にハマリ中。幸せだと思う瞬間をいくつかあげろ!と言われると,たぶん一つは「先を読みたくて仕方がない小説を鞄に忍ばせ一日を過ごすこと」と答える。漫画やテレビドラマにはない何とも言えない高揚感があるように感じる。

さておき伏線である。自分が好むたぐいの小説につきもので,ミステリー小説などは膨大な伏線が展開に従って解き明かされていくものである。以前に日常のミステリーが好きだと言ったこともあるが,それもようするに伏線である。

それとなくだったり,しっかりとだったり,張られてきた伏線が,物語の後半でまるで完成間近のパズルのように,すごい勢いで気持ち良くハマっていく。いやはや脱帽です。

万城目さんの小説は,先に紹介した1冊と以下の2冊で読破。現在,京都,奈良に続く大阪を舞台にした長編が連載中だというので,それを待とう思います。

→ 万城目学『鴨川ホルモー』産業編集センター

→ 万城目学『ホルモー六景』角川書店
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○○魂

2008年03月08日 | 本と音楽の話題
例によって流行の娯楽小説にハマっている。

今回は万城目学(まきめまなぶ)さんの「鹿男あをによし」。

少し前から気になっていたのですが,ドラマ化もされたと聞いて,買ってみた次第。筆者の万城目学について,少し調べてみたら,自分の母校(高校)の姉妹校の一つ上の先輩であることが判明。妙な親近感を覚える。そういう親近感を持って,「鹿男・・・」を読むと,随所にこの人は自分の通った高校と同じ校風の高校で過ごした先輩だ!と思える節がある。厳格な仏教の教えのもとに築かれた校風,毎朝の校長の訓話・般若心経,年に一度の修養行事・・・。通っている間は,面倒で,鬱陶しいだけだったものが,しっかり自分の奥に根付いていることを最近よく感じる。学園長や学校長は,○○魂(○○は母校名)とか言っていたのですが,それはまだちょっと受け容れがたい感じがするのですが,今の自分の大事なパーツの一つを高校3年間で得たことは確かみたいです。

→ 万城目学『鹿男あをによし』幻冬舎
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