安曇野・塩尻巡検,塩尻編です。
こちらはどっぷりワインな世界です。国産のワインに興味を持つようになって,一度は行ってみたいと思っていた場所が「塩尻・桔梗ヶ原」。山梨県の勝沼などと並んで醸造用ブドウの産地で,多くのワイナリーが集中する地域であることはもちろんなのですが,桔梗ヶ原は,土地(気候)と品種がしっかり結び付き,独自のテロワールが形成されてきた地域であることが何より行ってみたいと思った理由。
で,「桔梗ヶ原」といえば「メルロー」です。
メルローは,カベルネ・ソーヴィニヨンと共に,フランス・ボルドー地域を代表する赤ワイン用のブドウ品種,桔梗ヶ原に初めて導入されたのは1952年,五一わいんさんが山形のブドウ酒メーカーを訪ねた際に譲り受けた枝を接木で育て始めたのが最初,初期の頃は育ってきた苗木が凍害で枯死するなど大変苦労があったそうです。ちなみにこれが桔梗ヶ原でもっとも古いと言われている五一わいんさんの農場の一画に1956年に植えられたメルローの古木。
三方に山に囲まれた段丘状の地形,冷涼で雨の少ない気候,苗木作から始まった果樹栽培の技術と品種に,醸造技術が合わさり,一つの形を作ってきました。
ナイヤガラやコンコードなどのメルローが導入される以前から栽培されている北米品種,近年多く導入されているメルロー以外のヨーロッパ系の品種も多く栽培されていますが,各ワイナリーが一押しにしているのは,やっぱりメルローだったりします。
という訳で写真は戦利品というか,見学料代わりに購入した桔梗ヶ原のワインたち,しっかりこの記事にならって,「長野県原産地呼称管理制度(NAC)」に認定されたワインを3本選んでみました。左から信濃ワインさんの2008年産の信濃桔梗ヶ原メルロ,井筒ワインさんのNACメルロー2012,五一わいんさんの2011年産の塩尻ナイヤガラ。素敵です。
ちなみに,桔梗ヶ原は2012年は非常にブドウの出来が良かったそうです。これから少しずつ2012年産のワインが出てくるようになると思いますので,2012年の桔梗ヶ原産の見つけたら是非,試してみて下さい。
→ 信濃ワイン
→ 井筒ワイン
→ 五一わいん
こちらはどっぷりワインな世界です。国産のワインに興味を持つようになって,一度は行ってみたいと思っていた場所が「塩尻・桔梗ヶ原」。山梨県の勝沼などと並んで醸造用ブドウの産地で,多くのワイナリーが集中する地域であることはもちろんなのですが,桔梗ヶ原は,土地(気候)と品種がしっかり結び付き,独自のテロワールが形成されてきた地域であることが何より行ってみたいと思った理由。
で,「桔梗ヶ原」といえば「メルロー」です。
メルローは,カベルネ・ソーヴィニヨンと共に,フランス・ボルドー地域を代表する赤ワイン用のブドウ品種,桔梗ヶ原に初めて導入されたのは1952年,五一わいんさんが山形のブドウ酒メーカーを訪ねた際に譲り受けた枝を接木で育て始めたのが最初,初期の頃は育ってきた苗木が凍害で枯死するなど大変苦労があったそうです。ちなみにこれが桔梗ヶ原でもっとも古いと言われている五一わいんさんの農場の一画に1956年に植えられたメルローの古木。
三方に山に囲まれた段丘状の地形,冷涼で雨の少ない気候,苗木作から始まった果樹栽培の技術と品種に,醸造技術が合わさり,一つの形を作ってきました。
ナイヤガラやコンコードなどのメルローが導入される以前から栽培されている北米品種,近年多く導入されているメルロー以外のヨーロッパ系の品種も多く栽培されていますが,各ワイナリーが一押しにしているのは,やっぱりメルローだったりします。
という訳で写真は戦利品というか,見学料代わりに購入した桔梗ヶ原のワインたち,しっかりこの記事にならって,「長野県原産地呼称管理制度(NAC)」に認定されたワインを3本選んでみました。左から信濃ワインさんの2008年産の信濃桔梗ヶ原メルロ,井筒ワインさんのNACメルロー2012,五一わいんさんの2011年産の塩尻ナイヤガラ。素敵です。
ちなみに,桔梗ヶ原は2012年は非常にブドウの出来が良かったそうです。これから少しずつ2012年産のワインが出てくるようになると思いますので,2012年の桔梗ヶ原産の見つけたら是非,試してみて下さい。
→ 信濃ワイン
→ 井筒ワイン
→ 五一わいん