徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

山村集落?

2005年12月29日 | ちょっといいとこ,いい景色
長い山道を経て,山村の集落にやってきました。

・・・ではなく,ここは神奈川県川崎市。生田緑地内にある「日本民家園」。東京近郊で古い建物が沢山移築されていて,見学できる場所では「江戸東京たてもの園」が有名ですが,マニアック度合いは「日本民家園」の方が上(笑)パンフレットの情報量から違います。園内には,江戸時代の古民家を中心に20を越える建物が並ぶ。建物と建物を結ぶ園路には,庚申塔や道祖神,馬頭観音なども展示されており,本当に山奥の集落に来てしまったのでは?と錯覚してしまう感じです。

同じ緑地内には,同市在住の大平貴之さんが開発した投影機「メガスターⅡ」が作り出す星空を見ることが出来るプラネタリウムもあります(お台場の日本科学未来館よりは空いています)

新緑の頃とかは良さそうです。
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ニラ○○炒め

2005年12月26日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
美味しそうなニラレバ炒め・・・ではなく,ニラウサ炒め。
職場でウサギの肉をお土産(中国みやげ)にもらった。もちろん生肉ではなく,丸ごと干物になったような状態。ビーフジャーキーならぬラビットジャーキー。そのままでも食べれますよ…とのことだったが,ちょっと火を通すことにした。味・食感は鶏肉系。ぴりぴりと胡椒がよく効いていて,とってもスパイシーなニラウサ炒めでした。

→ 何となく形が想像出来てしまうあたりが・・・
→ 日本白色種の秋田改良種(通称:中仙ジャンボうさぎ)
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今度こそ一周年

2005年12月22日 | その他の記事
徒然なるままに日々の歳時を綴って,自分発の歳時記をつくっていければと思って始めたblogも,とりあえず一周年。冬,春,夏,秋,冬と一周した訳です。

断片的ですが,ちょっとだけ多めに季節を感じて一年を過ごすことが出来たかな?と思っております。内容は少々偏り気味,更新も少々停滞気味ですが,ちょくちょく覗いて頂いた皆様,コメントを寄せて下さった皆様には感謝いたします。今後も,徒然なるままに綴っていければと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。
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冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない

2005年12月21日 | こよみ・四季・歳時記
明日は冬至です。一年で一番夜の長い日です。寒さに関しては,まだまだ,これから…って感じですが,明後日からは,日に日に昼の長さが長くなっていくというのですから不思議な感じです。

さて本題。「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれるのは,新鮮な野菜(特に緑黄色野菜)が少なくなり,ビタミン類が不足しがちな冬至の前後に,カロチンを多く含むかぼちゃを食べ,ビタミンを補給することが,風邪等の予防に役立つという理由から。貯蔵性に優れたかぼちゃの特徴を活かした先人の知恵という訳です。

ちなみにかぼちゃは,中央アメリカから南アメリカ北部が原産地で,日本には,16世紀中頃にポルトガル船によってカンボジアからもたらされました。(「かぼちゃ」の名の由来は,この時の伝来先カンボジアとか)ただ,この時,伝わったのは現在「日本かぼちゃ」と呼ばれている種類で,私たちが主に食べている「西洋かぼちゃ」とは別のもの。その「西洋かぼちゃ」は,幕末にアメリカ人によってもたらされました。

では一足お先に頂きます。
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続きもの

2005年12月17日 | 本と音楽の話題
1冊で話が完結せず,何冊にも渡って話が続いていく小説を「続きもの」と呼んでいた。小学校の高学年,中学と,その「続きもの」の小説にはまった。次はどうなるのか?に胸を躍らせ,新巻が出た,出ないで一喜一憂していた。

その頃,楽しみにしていた小説の続きが,最近,発売された。今回発売されたのは11巻目に当たるのだが,10巻目が出たのは6年前,9巻目に至っては13年前・・・。次を楽しみにするにも,限界が・・・。さすがにもう忘れてしまっているだろうと思いながら読んだが,意外と覚えているもので,懐かしさも重なって,久しぶりに楽しませてもらいました。次はいつ出るのだろう(苦笑)

→ 田中芳樹『魔軍襲来 アルスラーン戦記11』光文社
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雪と共に暮らす人々の知恵

2005年12月15日 | ちょっといいとこ,いい景色
一見すると何の変哲もない寺社の本堂

ただ,よく見ると,毎冬,身長より遙かに高く積もる雪と共に暮らしてきた人々の知恵が見えてくる。そう,鐘楼(鐘つき堂)が本堂と一体になっているのである。理由は,雪下ろしの手間を出来る限り減らすため。豪雪地帯においては,早春まで重く載し掛かる雪から,建物(暮らしの空間)を守ることは,何より大事なこと。それ故,ほとんどの建物に雪下ろしが容易な造りや雪の積もりにくい造りが施されている。前者は,なるべく棟の数を減らすことで,かつては鶏も牛も馬も人もみんな同じ屋根の下に暮らしていた。ちなみに写真の寺社の本堂の右側には,住職の家がL字型に繋がっている。後者は,雪が自らの重みで自然に落下してくれるような造りということになる。急な三角屋根などがその典型例だが,こんなものもよく見かける。丸い屋根から,雪は自ずと左右に落ちていく。トンネル工事の際に用いた型枠を,工事後に再利用したものだそうだ。雪と暮らす人々の知恵は,現在進行形…。

→ 軒下にぴったり張り付いた南天
→ 厳重に雪囲い
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モノクロの世界

2005年12月13日 | こよみ・四季・歳時記
久しぶりに新潟(越後妻有)へ
雪の季節であることは,百も承知で出掛けたが…。快晴の関東平野から,三国・谷川の山々を潜り抜けた先の曇天,信濃川を越えた先の吹雪…には愕然。結局,一晩で30cm以上の積雪を経験しました。

真っ白に積もった雪景色を携帯で撮影して,実家に送ったら…。“何で白黒なの?”と返事。画質の良くない携帯カメラ故の勘違いとはいえ,厳しい雪国の冬を端的に表現した感想のような気がした。

枝先に残った渋柿のオレンジ色が眩しく感じるのは,雪国の冬が彩がないから…。
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空寒く冬となる

2005年12月10日 | その他の記事
背筋が伸びるような凛とした冬の朝
藍から橙へのグラデーションが美しい朝焼け
吐く息は白く,空寒く冬となる
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人工のヒカリモノ 天然のヒカリモノ

2005年12月04日 | その他の記事
蛍に,夜光虫,星空に,花火・・・ヒカリモノ(笑)には,目が自分なのですが,イルミネーションや夜景など,人工のヒカリモノ(花火も人工といえば人工なのですが…)は,ちょっと考えてから楽しむことにしています。なぜなら,天然のヒカリモノが楽しめなくなる最大の理由が,人工的に作られた光だからです。

年末・クリスマスシーズンを向かえ,至るところでイルミネーションが行われています。つくばでも今年からつくばセンター付近のケヤキ並木を青色のLEDでライトアップ,幻想的な風景を楽しむことが出来ます。あまり人も多くないので,落ち着いた雰囲気の中で楽しむことが出来,なかなかで良いです。

ただ,この季節は,明るい都会でも星空が楽しめる季節(特に南の空には,肉眼でもはっきり見える1等星以上の恒星が7つ,とっても賑やかです)。イルミネーションの後には,是非,天然のヒカリモノもご堪能下さい(^^)

→ つくば光の森
→ 星座早見盤

→ こちらは8年目,クリスマスツリーの群れ(笑)
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つくば市にも・・・

2005年12月01日 | ちょっといいとこ,いい景色
部の同僚が研究対象としているつくば市内の農業用ため池の水質調査に同行。関西では至るところで目にする溜池も関東では珍しく,関東出身の知り合いに,大学の時は溜池の研究をしていました・・・というと,「ため池って何?」って,答えが返ってくる。ただ,溜池の少ない関東にあっては,つくばは多い方で,大小合わせると100を超す溜池が存在する。特に台地と平地の境界になっている崖線上や,筑波山や宝鏡山の山裾に多く見られる。

写真は,その内の一つ(水が溜まっていないのは,この冬,改修工事を行うためらしいです)

で,今回の主役は,その溜池の上流にあるもの

市の農業担当職員の方の話だと,市内では唯一とか。

私自身,つくば市内に棚田があるとは思っていなかったので,ちょっと新鮮でした。耕作放棄地が多いものの,ため池や雑木林,畑に,水路…,様々な要素が残った環境は,つくばの中でも随一なのでは?と感じました。

→ 畦にはリンドウも
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