徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

薄の花

2009年09月26日 | こよみ・四季・歳時記
秋分の日を過ぎ,もう夏がどうだった・・とかいう季節も過ぎてしまった感じです。

秋らしい景色をと思い,立派な薄(ススキ)の株をカシャリ。
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地震への備え

2009年09月25日 | その他の記事
茨城は,長年住んできた大阪や鳥取に比べるとかなり地震の多い県だと思う。
慣れっことまでは言わないが,震度3ぐらいまでの揺れは「また・・」という気持ちでやり過ごしてしまう。

新型インフルエンザの流行等で,非常時への備えというものを一人暮らしの自分でも意識するようになったが,地震への備えはどうだろうか?
お世辞にも合格点とは言えない。どんなことが起こり,自分はどういう状況に置かれ,何に備えなければいけないのか?

そんなことを考えながら,柄にもなく涙を流したアニメを紹介。放送は終わってしまったので,DVDとかで・・・。

→ 東京マグニチュード8.0
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湧水の里

2009年09月20日 | ちょっといいとこ,いい景色
きらきらと眩しく光る水面

滋賀県高島市針江地区を訪ねた。

写真家の今森光彦さんに取り上げられたことをきっかけに有名になった地区。湧水を核とした琵琶湖岸の生活が今もしっかり残る。なかでもよく取り上げられるのが,川端(かばた)と呼ばれる屋敷地内の湧水の湧き出す池,元池(湧水が湧き出す池),壺池(野菜等を洗うのに用いる水を得る池),端池(食べ終わった食器等を洗う池:鯉が飼われている)。最盛期に比べると随分と数は減ってしまったというが,地区内には今も60強の川端が残る。

湧水に育まれて,琵琶湖と向かい合う営みは続く。
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エメラルドグリーンを飲む:天然玉露「朝露」

2009年09月19日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
日本茶ブーム継続中・・・

色々な品種の日本茶を試してみることを継続しているのですが,お気にの品種を見つけたのでご報告。「朝露(あさつゆ)」という品種で,最近開発された新品種という訳ではなく,昔からある代表的な煎茶用の品種の一つ。

タイトルにもあるように,別名「天然玉露」と呼ばれており,玉露のような甘味と旨味があり,後味も素敵です。色目もとっても美しく,嵩を重ねるごとに深みを帯びていくエメラルドグリーンには,思わず見とれてしまいます。

そんなに良いところ尽くしの品種がどうして,未だマイナーなままなのか?それは一重に栽培の難しさ。虚弱体質とも言われる樹勢の弱さは,場所を選び,栽培方法を選びます。

追記:比較的ぬるい温度のお湯で優しく抽出してあげることがポイントです。
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夏の終わり

2009年09月07日 | こよみ・四季・歳時記
晴れの日がやっと戻ってきたと思ったら,秋の気配たっぷり。

日差しに誘われて,久しぶりに上を向いてみたら,綿雲が気持ち良さそう。

正式名称は「積雲」。晴れた日によく見られる代表的な雲で,雲の絵を描いて下さいと言えば,9割以上の人が描くであのポピュラーな形をしている。日射によって地表面等の空気が暖められることで生じる上昇気流によって発生するので,午後に発生して,夕方に消えていくことが多い。夏の盛りであれば,もっと発達して積乱雲になって夕立(雷雨)をもたらすこともあるのですが,そこまでの元気はなさそう。

夕方にはすっかり消えて無くなっていました。
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日本茶の攻め方 其の二 品種

2009年09月01日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
日本茶ブーム中

日本茶の攻め方 其の二は,品種。日本酒の時も幻の酒米など米の品種をキーワードに攻めたのですが,日本茶も同じような攻め方が出来ます。

実は日本で生産されている日本茶の約8割は,やぶきたという品種。それもほとんどが挿し木で育てたものであり,実生(種から育てられたもの)のものは極わずか。挿し木ですので,ほとんどのやぶきた茶が遺伝子レベルで全く一緒ということになります。

それだけ,やぶきたという品種が優秀だったということなのですが,一方で,在来の品種や特徴的な他の品種は,ほとんど育てられなくなってしまっているのが現状。日本茶=やぶきたになってしまっている訳です。

このやぶきた一辺倒の状況は,日本茶の味の単一化のみならず,一番茶の摘み取り時期や茶の加工施設の稼働時期の集中,病気や害虫等の被害拡大の可能性など,あまり好ましい状況とはいえず,研究所等では様々な新品種の開発(早生や晩生の品種,味の系統がやぶきたとは異なる品種の開発など),旧品種の再普及への取り組みを行っています。(なかなか思うように進んでいないのが現状です)

というわけで,やぶきた以外の品種を集めたお試し煎茶セットを通販で購入してみました。今回は香りに特徴がある品種群(左から,おおいわせ,藤枝かおり,こんどうわせ,香駿,さくらかほり,印雑)。お気にを見つけたら,またレポートします。

追記:とりあえず,一通り飲んでみました。香りに特徴がある品種なので,印雑やこんどうわせ,藤枝かおり,香駿などは,緑茶にジャスミンティーの要素を加えたような感じ・・・。一押しは「おおいわせ」。色目は悪いは香りと味はいいという何とも不器用な特徴を持つ品種で,飲んでみると素朴な味わいで,何より後口がいいところがGood。変わったところでは,「さくらかほり」もお薦め,本当にほんのり桜の香り(桜餅の香り)がします。

→ 確かに色目を褒める気にはなれない「おおいわせ」
コメント (5)
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