徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

蓮根の産地を訪ねて

2012年10月28日 | ちょっといいとこ,いい景色
霞ヶ浦のそばに住んで結構長いので,もう少し霞ヶ浦のことに詳しくなってみようと思い,特産品の蓮根(レンコン)の蘊蓄を少し掘っています(笑)

とりあえず,秋の陽気誘われて,霞ヶ浦の畔,蓮根の産地(土浦市)に足を運んでみました。すでに水面上には枯れた葉だけでしたが,見渡す限りの蓮根畑は圧巻,秋の空と筑波山との3ショットもいい感じです。

蓮根の収穫はこれからがシーズン,蓮根の収穫方法には大きく分けて「くわ掘り」と呼ばれる圃場の水を完全に抜いて鍬等で掘り取る収穫方法と,「水掘り」と呼ばれる圃場の水を抜かず水流を蓮根に当てて掘り取る栽培方法があります。形はもちろん食感や味も随分違ったものになるそうですので,食べ比べてみるのも面白いかも知れません。ちなみに,霞ヶ浦の周辺は「水堀り」で収穫されています(ですので写真のように,収穫の時期になっても,圃場は水が満たされています)。水堀りの蓮根は大きく形が良いのが特徴(育てる土が柔らかいからだそうです),こんな感じで丸々と太った蓮根が収穫されます。

また,美味しく頂こうと思います。

→ さすが日本で二番目に大きい湖「霞ヶ浦」,海のようです。

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朝顔日誌2012「朝顔の種,譲ります」

2012年10月27日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
終わりと書いたのですが,「朝顔日誌2012」,その後です。

写真のようにすっかり寂しくなってしまいましたが,まだ,株は生きています。左の変化朝顔の鉢は,出物系統の白の獅子咲と正木系統の濃青の切咲の株は,申し訳程度ですが,まだ花をつけますし,葉も緑です。どちらも成長が遅かったので,この時期まで健在なのでは?と思っています。右の大輪朝顔の鉢は,葉もほとんど残っていないのですが,実があるところだけは茎もしっかりしていて,最後の仕上げを頑張っている感じです。

で,特段のトラブルもなくこの夏のベランダ朝顔を続けてこれた成果がコレ(百均の薬入れは種子の保管整理に使えます。本当ももうちょっとちゃんと保管してあげないといけないのだと思いますが・・),10時から2時の部分は昨年採取したものですが・・。豊作です(笑)

以前にもお知らせしましたが,来年以降ベランダで活躍出来るのは僅かですので,お譲りしますのでお声かけ下さい。

で,上記でも少し触れましたが,なかなか種子の出来なかった大輪朝顔の方もようやく少し種子が採取出来るようになった感じです。沢山は収穫出来ていないのですが,1つ1つのマッチョ度合が凄いです。変化朝顔の種子と比較してみると倍近くあります。ちょっとびっくりです。

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藍の種を譲って頂きました

2012年10月23日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
少し掘り下げてみようと思って記事を書き始めた「藍」。

藍染めまで辿り着けるかどうかは分かりませんが,来夏,育ててみようかなと思い,藍の種を手に入れてみました。とは言っても,普通にホームセンターや園芸店で扱っているものではないので簡単には手に入りません。ただ,探してみると「藍を育ててみませんか?」ということで,譲って下さるサイトはちょこちょこあるようで,そんな中の一つ,徳島県のとくしまブランド課さんから譲っていただきました(現在は種が無くなってしまったようで,また来春に配布するそうです)。「阿波藍」で有名な徳島県,県をあげて藍,藍染めをPRしているようで,この種子の配布もその一環。藍の種子を眺めるのも初めて,やっぱり仲間だけあって,蕎麦に似てますね。

藍にもかなり多くの品種があるようで,これは「小上粉白花」という多収性の品種,先日紹介したもののように赤紫色の花ではなく,白い花が咲くようです。とりあえず,花までは辿り着いてみたいものです。

→ 阿波藍×未来型プロジェクト

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蓮根が美味しくなって来ました

2012年10月21日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
昔はそれほど好きではなかった「蓮根」,少なくとも子供の頃は・・。

最近,その美味しさが分かって来た気がします(笑)

茨城県は全国生産シェアの5割近くを占めるダントツの蓮根の産地,なかでもつくば市のお隣土浦市はその多く(全国シェアの3割)を生産する一大蓮根産地だったります。

蓮根の旬は,秋から冬にかけて,近所のスーパーでも手頃な価格で美味しそうな蓮根が・・。

食べない理由はないということで買って,煮物にしてみました。

独特と食感と奥深い味わい,やっぱり美味しいです(デンプンを多く含む蓮根の煮物は冷めてからも美味しいです)

思わず,この夏お邪魔した飛鳥ワインさんの2009年のシャルドネを開けてしまいました。白ワインに蓮根の煮物,ハマってしまいそうです(笑)

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唐撫子

2012年10月16日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
園芸の話題が多いように見えるこのblogなのですが,実は育ているのはアサガオとデンマークカクタスぐらいで,そんなに手広くは育てていなかったりします。

特にアサガオシーズンが終わって以降の秋から冬,翌春にかけては,我が家の園芸空間,ベランダも閑散としていたりします。随分昔にチューリップとかクロッカスとか球根系の植物にチャレンジしたこともあったのですが,愛情が足りず,どちらも一年限り。

ってな訳で,アサガオと真逆の期間で楽しめる植物はないかとちょっと考えて,とりあえず,これにチャレンジしてみました。

「石竹(セキチク)」は,ナデシコ科ナデシコ属の多年草,名前は知らなくても見たことある方は多いかと思います。原産は中国なのですが,平安時代から日本でも育てられていて,お馴染みの花だったりします。別名で「唐撫子」とも呼ばれていて,日本原産の「カワラナデシコ」が「大和撫子」と呼ばれるようになったのは「セキチク」が「唐撫子」と呼ばれていたことが理由だったりします。

実はナデシコを育ててみようと思った時に,普通のナデシコではなく,変化朝顔の流れでちょっと変わった品種を・・と思って,いろいろ調べていたのですが,その際に,こんな変わったナデシコを見つけました。

→ 加茂荘 加茂花菖蒲園の伊勢撫子(イセナデシコ)紹介ページ

インパクトは変化朝顔にも勝るとも劣らず・・なのですが,さすがにこれを育てるのは・・・

石竹日誌が書けるどうかは分かりませんが,上手く育てられそうなら,また,ここのご登場頂きます。

→ 芽は出ました(121021)

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風景を食す

2012年10月13日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
少しこだわっていることがある。

全部は無理でも,少しでもその作物が育った場所を思い浮かべることの出来る食材を購入して頂くこと。

行ったことがある,場所を,育てた人を知っている,そういう食材を少しでも多く食べようというこだわりです。

個人的には「風景を食す」,「景観の見える食材」と呼んでいます。

これまでに紹介してきた食材もお取り寄せとかお土産とかだったりするので,自ずと「景観の見える食材」だったりするのですが,今回は,一番分かりやすい例を紹介。

写真の景色は2010年の夏に撮影したあるワイナリーの葡萄畑,看板の通りピノ・ノワール(Pinot Noir)が植わっています。

でもって,これがそのワイナリーからこの秋にお取り寄せした2010年産のピノ・ノワールで作られたワイン。同じ畑とは限りませんが,ほぼ写真の景色を2年越しで頂いている感じです。

加えて,ワイン醸造用の葡萄の中でもピノ・ノワールは,育った地域の気候や土壌などを色濃く反映する葡萄,まさに風景を味わう感じという訳です。

写真の景色のような爽やかさが心地よい,とっても飲みやすいワインでした。

→ YAMAZAKI WINERY

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藍と蓼

2012年10月10日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
あれこれ「引き出し」を作るのが好きな自分,今,作り始めている「引き出し」が「藍(アイ)」。

藍染めや藍色の「藍」です。きっかけは,こちらも「引き出し」の一つ「和の伝統色」。青系の伝統色の多くが藍染めの染色工程で生じる色であるという話。詳しくは以下の記事。

→ 藍の国-ジャパン・ブルー-(2010年6月27日)

ってな訳で,「藍」にまつわる話題をこれからちょくちょく記事にして行こうというシリーズの第一回目です。

実は,今はちょうど藍の花の季節,職場の作物見本園でもご覧の通り,濃い桃色と白の小さな花がとっても可憐に咲いています。

この花なら近くにも咲いているし,見たこともあるという方は多いとは思いますが,それは恐らく,こちらかと・・。

蓼(タデ)です(写真はヤナギタデ)。よく似ているのは当たり前,藍もタデの仲間,藍は別名でタデアイとかアイタデとか呼ばれています。

藍と蓼,外見はよく似ているのですが・・,では蓼でも藍染めが出来るか?というと,そうではないらしく,あの色は蓼からは得られないようです。

色んな方向に奥の深いネタですので,少しずつ掘り下げていこうと思います。

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花火の見方

2012年10月08日 | その他の記事
三連休,4年ぶりに土浦全国花火競技大会を観に行ってきました。ここ数年,何か予定があって行くことが出来なかったのですが,今年は運良く。あいにくの雨模様で16時ぐらいまではつくばは大雨だったのですが,花火の打ち上げの時間には何とか上がっていました(終わったら,また,降ってきたので,本当に晴れていたのは花火の時間だけでした)。

土浦全国花火競技大会は,人口15万人の土浦市に,70万の見物客が訪れるという茨城県南地域の一大イベントなのですが,普通の花火大会とは一味違います。

理由は,4年前の記事で書いてますので,まずはこちらを・・。

→ 秋空に花火(2008年10月5日)

ってな感じで,観る側も競技としてみる必要がある訳で,「見方」が必要という訳です。上記の記事では10号玉の審査について少し触れていますが,それ以外にも,形や色なども審査の対象になります。とはいえ,綺麗な円(何重にも色が分かれている場合はいずれも)が描かれていて,美しく消えるという点に注目すれば,大体OKです。

今年の10号玉の部のダイジェストをyoutubeにあげて下さっている方がいるので,もしよければ覗いて「見方」の練習をしてみて下さい。

ちなみに今年の審査のトップ4は,84番,87番,63番,64番です。63番の山崎煙火製造所の五重芯は見応えあります。

→ 2012 土浦全国花火競技大会 10号玉の部 完全収録ダイジェスト

その他にも創造花火の部,スターマインの部がある訳ですが,今回はスターマインの部の「見方」を紹介。スターマインは花火大会の花形,クライマックス等で,ど派手に打ち上げられる連続花火には大きな歓声が上がります。ただ,競技となると派手で迫力があればいいという訳ではありません。土浦の花火競技大会の場合は,音楽に合わせて打ち上げを行い,題目(玉名)と音楽にしっかりマッチしているか,花火師の表現力が試されます。

以下で紹介する(上記の10号玉と同じ方がyoutubeにアップして下さっている動画です)2つのスターマインは,今年の審査の1位と3位なのですが,これを観ると花火はアートだということを改めて感じます。

→ 2012 土浦全国花火競技大会 No.91 紅屋青木煙火店「ナポリの太陽」

→ 2012 土浦全国花火競技大会 No.93 マルゴー「哀歌」

機会がありましたら是非,ディープな花火の世界に(笑)

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秋金魚

2012年10月07日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
久しぶりの金況報告。

この3月に再開した我が家の金魚水槽,とりあえず,半年が経ちました。

最初の頃は,水槽内が安定せず何匹かなくなってしまいましたが,4月以降は安定。赤蝶尾と桜東錦,キャリコ琉金の3匹が元気に一夏を越して,少しだけ大きくなりました。

この水替えの前後,桜東錦の桜(さくら)が少し元気がないのが少し気になりますが,今朝が元気にエサも食べていたので一安心です。

これから寒くなるので,(専用のヒーターもあるのですが,金魚自体は寒さにも強いので付けないつもりでいます),あまり活発には動かなくなっていきそうですが,先輩金魚同様,長生きさせてあげたいものです。

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大久保のヒノキと八村杉

2012年10月05日 | ちょっといいとこ,いい景色
このblogにはあまり登場しませんが,実は巨樹・巨木マニアだったりします(ちょこちょこは登場してますが)。

大学2年の夏に「そうだ!巨樹を観て回ろう」と思い立って,あちこち回ったのがきっかけ,今でも旅先で近くに有名な巨木があると,ちょっと逢いに行ってみたくなります。

巨木巡りにハマっていた学生の当時は,この木に逢いに来ようと思わない限り行かないであろう場所に足を延ばす感じとか,初めて逢う人に逢いに行く時のようなシチュエーションを面白いと感じていました。

写真は,この夏,宮崎県の椎葉村に行った際に逢ってきた「大久保のヒノキ」,ヒノキの中では日本で一番大きいそうで,幹周りは9.3mもあります。幹周り・胸高周囲は林業や森林計測の用語ですが,巨木マニアにも必須(人の胸の高さ:約1.3mでの樹木の主幹の周囲長)。ちなみに樹齢はサバ読み度合いがすごいので(若く読む訳ではありませんが),あまりあてになりません。

少し林道を入ったところで,待ち構えるように立つ様は圧巻です。

大久保のヒノキがある林のちょっと手前の集落にある十根川神社の境内には「八村杉」,こちらも樹高54.4m,幹周り13.3mという巨樹の多いスギの中でも,トップクラスの巨樹,毎度のことながら写真には収まり切らない感じです。

巨樹・巨木は,結構,街中にもあったりしますので,お近くの巨木を探して逢いに行ってみられるのも一興かと・・

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新米2012

2012年10月03日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
秋の味覚シリーズ

大本命のお米です。

今年,最初の新米は,近所のスーパーで買った茨城のお米だったのですが,2回目は,調査などで御世話になっていた山形県河北町の農家さんのお米を購入。山形といれば,つや姫とか,はえぬきとか,が有名なのですが,こちらは特別栽培米(農薬や化学肥料を減らして栽培したお米)コシヒカリ

折角の新米ですので,この春にお祝いでもらった米炊き釜を使ってガスで炊いてみました(とてもふっくら炊けます)。

つやつやしたお米が素敵です。もちろん,味も抜群。お米だけでこんなに贅沢。

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