→ の鳥さん。
七面鳥でもカモでもアヒルでもありません。
バリケンといいます。(「フランス鴨」と呼ぶ方もいらっしゃいます)
外来生物で、戦後すぐの食糧難解決のために連れてこられたのだとか。(真偽のほどは不明)
こうやって、写真で見ている限りでは「ちょっと変わったカモかアヒル?」なのですが、体は大きいし(カルガモ君の3倍はゆうにあります!)性格もなかなか過激で、エサをくれるのと勘違いするのか、スーパーの買い物袋を下げている人を襲ったりします。
このバリケン、5年くらい前までは我が家のまわりにドッサリ居ました。
上記の例だけでなく、小さな子供を襲ったり、車の前にデーンと座って動かなかったり、走っている車の前に急に飛び出したり.....。
テレビの取材も来たし、一時は「いろは坂の凶暴ザル」に匹敵する被害が出ていました。
そんな住民の声が届いたのか、ある時、市が掃討作戦に出て、いつのまにかキレイに居なくなってしまいました。
捕獲にあたっては、いろいろ気遣いもあったのでしょう、密かに行われた模様です。(一度だけ、網を持ったおじさん達を見かけました)
「いつのまにかバリケンを見なくなったなぁ~」
と思っていましたら、今日、1羽、家の前の河原で発見しました!
あたりに他のバリケンの姿は無く、この1羽だけでした。
捕獲の手をかいくぐって生き延びてきたのでしょうが、カモやハト、サギが相手をしてくれるはずもなく、なんだかちょっぴり寂しそうでした。