高校の履修漏れが問題になっています。
事の発端は「世界史」でしたでしょうか。
(そこからゾロゾロと、なぜだか多いのは社会科?)
私が高校生だった頃と現在の科目は、呼び名(確か「現代社会」なんて無かったです)や編成もかなり違ってきていると思いますが、当時は、地理も世界史も日本史も政治経済も倫理社会も、ちゃんと3年間のどこかで学びました。
当時は実感がありませんでしたが、大人になってから、それぞれ全ての科目が何かの機会で少なからず役に立っていて、それこそが”基礎学力”というものなのだと、やっと実感できる年頃(?)になってきました。
なので、ある特定の科目を全く履修しないで高校を卒業してしまうのは、人生の先輩としては、とてももったいない機がするのですが...。
(「中身は???」の「デカルトの方法序説」だって、名前だけは、今でもちゃんと覚えています!)
「目先の受験だけじゃないって!」
と言っても、それは”おばさん”の大きなお世話...でしょうか。