読んで字の如しであるならば、お通夜は「夜を通して」行われるのでしょうが、都心の「貸し斎場」では、それも叶いません。
病院から今日まで、棺は火葬場で預かって頂くことになりました。
変な話ではありますが、安置場所に送って行った際に、他にも棺がたくさん並んでいて
一緒に行かれた方も
「あら、これだったら寂しく無いかも?」と仰っていました。
ですので、本当に”ひとりぼっち”になってしまうのは今晩だけ(?)
お通夜には、たくさんの方が集まってくださいました。
学生時代のお友達から、今まで働いてこられた数々の職場でご一緒だった方。
これも今まで彼女が生きてきた中で、たくさんの人と関わって来たことの証しです。
「大丈夫、場所を代えて、ちゃんとお通夜するから...」
(?????)
そんなお友達の輪に混じって、楽しそうにお酒を飲んでいる彼女の姿が目に見えるようです。