我が家に1つだけある和室の畳。
前回の畳替えから、たぶん10年以上経過してしまい、
「そろそろ畳替えしなくちゃ」
と言い始めたのは、何年前のことでしたか...。
なかなかタイミングが合わず、「いざ!」と決意したときには、畳屋さんの連絡先がわからなくなり、先日やっと電話番号がわかったので(いえ、そんなにタイヘンな事ではなく、そのお店の前をたまたま通ったときにメモしてきただけですけれど)
今日、やっと電話を掛けました。
電話をすると、オヤジさん(?息子さんと二人でなさっています)が出ました。
「あの、畳替えをお願いしたいのですが...」
と切り出すと、ちょっと間が空いた後
「奥さん、そのお部屋使ってないんでしょ?」
と。
こちらも一瞬詰まって
「使って無いというか、普段から使っているんですけれど...」
「急ぎます?」
「いえ、特にそういったことでは無いのですが、だいぶすり切れてしまったので...」
(もしかしたら、看板は出ていたものの、もう畳屋さん辞めちゃったとか?)
と不安になっていたら、オヤジさんが
「奥さん、もう梅雨でしょ?九州も梅雨入りしたし。カビが生えるんですよ。
どうしても畳はキリを吹きますでしょ?そうすると明日にはもうカビだらけでねぇ...」
(なーるほど)
「じゃあ、梅雨が明けてからの方が良いと言うことですね」
「そうですそうです」
「真夏でも大丈夫なんですか?」
「あぁ、真夏!その方がいいじゃないですか?真夏の方がいいですよ!」
...と、いうことで、意を決した「畳替え」は延期になりました。
「では、梅雨が明けたらまたお電話します」
と言ったモノの、そのときまで覚えていられるかどうか、かなり心配です。