今のお仕事は真っさらなパソコンに対して、全て同じ設定をして同じソフトをインストールし、動作確認をすることが主な内容です。
工場から出荷された状態のパソコンを、一度に何台か(2台~5台くらい)並べて、指示書の通りに順番に操作していきます。
同じメーカー、同じ型のパソコン達。
違っているのは「製造番号」だけなのですが、実際に操作すると、それぞれに違いがあります。
例えば「電源を入れる」だけでも、入れた順番に初期画面が表示されることはありません。
同じソフトをインストールするのにも、同時にスタートしても完了するまでの時間に違いがあります。
同じ部品を使って作られている「機械」なのに不思議です。
たぶん、細かな部品1つ1つの微妙な違いが組み合わさって起きてくる現象なのでしょうが、その辺りが、なんだかとても”人間臭い”です。
(動作が遅い”子”は、思わず「ガンバレ」と声をかけてしまったり...)
どんなに技術が進歩しても、”機械”にもちゃんと”個性”がある。
このカンジ、私は好きです。