線香花火ではありません...
(昨日のご報告)
長岡で行われる「長岡まつり」の「花火大会」に行きました。
とはいえ、現在長岡在住のしんのうクンが案内してくれるわけもなく、でんかと二人で宿も取らず、久しぶりの「弾丸日帰りツアー」です!
(来週また、”お迎え”に行かなくてはいけないので、とにかく今日は「花火を見るため」だけの「長岡行き」です)
当然のことながら、道路は大渋滞が予想されますし、かといって鉄道を使うと、帰りの列車がありません。
いろいろとルート研究を重ねた結果、越後湯沢まで車で行き、駅の駐車場(1日1000円)でワゴちゃんには待っていて貰うことにして、そこからは上越線で長岡へ入ることにしました。
運賃も得意の(?)「青春18切符」を使えば安く上がりますし、帰りも長岡から越後湯沢まででしたら、臨時列車が運行されます。
(これだと走行距離も往復で150キロ以上短縮されるので、ガソリンの節約にもなります)
更に、目的が「花火」だけなので、急ぐ旅でも無し、高速も利用しないで一般道で新潟入りすることにしました。
出発は、午前6時。
(我が家にしては、ちょっと遅め)
そこから、R407→R17を通り、午前11時前に越後湯沢に到着しました。
駅の駐車場にワゴちゃんを停め(ココ、駅の真下にあるので、かなり便利です!)
まずは昼食を摂ることにしました。
駅構内にある
「越後のお酒ミュージアム・ぽんしゅ館」の中にある「うおぬま食堂・雪ん洞」で、こちらの名物「爆弾おにぎり」をいただきました。
魚沼産コシヒカリを1合使って作られています。
(邪道だとは思いましたが、食べやすいように半分に切って貰いました)
具は10種類の中から選ぶことができ、今日は「焼き生姜の佃煮」にしました。
食べきれない時は、おみやげ用にホイルで包んでくれます。
私も半分持っていくことに。
(これが今日の夕食になりました~)
左は、私が好きな日本酒の「雪中梅」です。
「夏季限定サービス1杯500円」につられて、思わず頼んでしまいました。
(この先運転しなくて良いとなると、こういうことも出来るのだと...ふふふ)
食事の後は、同じく「ぽんしゅ館」の中にある「酒風呂」に入りました。
「越後湯沢」ですので、当然「温泉」です。
その温泉のお湯に、お風呂用の日本酒が混ぜてあるそうです。
お湯に入っても香りも何もしませんでしたが、とても良いお湯でした。
やはり駅の中なので、内風呂が1つだけのお風呂でしたが、私が入ったときはちょうど「貸し切り」状態で、ユックリゆったりできました。
温泉を出て、いよいよ長岡へ向かいます。
ちょうど入ってきた上越線は「水上」始発の列車で、長岡に着いた時には車内は既に「山の手線」状態でした。
そこで、1本遅らせて「越後湯沢始発」の列車に乗ることにしました。
(この選択は大正解で、長岡まで座って熟睡できました)
長岡駅に到着すると...
とにかく
人だらけ~~~
(こんなにたくさんの人が居るのを見たのは初めてです!!)
駅のバス乗り場も長蛇の列です。
(もちろん我が家は「歩き」デス)
「花火大会」の会場(信濃川岸)までゾロゾロと続く人の流れに乗って歩きます。
( → 「大手大橋」という橋のたもと付近。車は規制されているので思ったよりも道路は空いていました)
信濃川岸(土手)に設けられた「観覧席」は、事前に有料席は完売です。
無料席も午後2時の会場と同時に「場所取り合戦」が行われたようで、敷き詰められた「名前付き」シートでコレっぽっちの隙間も無いくらいビッシリと覆われていました。
元々座って見るつもりではなかったのですが、通路の部分に立ち止まっていると警備員や警察官が来て「通路部分での立ち止まっての観賞はできませんので移動してください」と注意されます。
かなり頻繁にやってくるので、場所を移動して(「大手大橋」と「長生橋」という2つの橋の間がメインのようです)「大手大橋」の下流部分の無料席に座って待つことにしました。
(開始まで1時間強。曇り空で助かりました)
橋を通行止めにして「ナイアガラ」を仕掛けてしまうところが大胆!
(メイン会場側から見ないとナイアガラは見えません)
花火の開始は午後7時半。
プログラムがちゃんと組まれていて、1つ1つの花火の種類・作品名とスポンサーの紹介アナウンスが付きます。
子供の頃から、関東近郊の花火大会には、何ヵ所か行ったことはありますが...
スタートしたときから、ただただ唖然・呆然です。
とにかく花火の大きさや数が半端ではありません!
1つのプログラムで上がる玉の数からして、先日見た「地元の花火大会全体の数」分くらいあるのでは無いかと思われます。
種類もイロイロ
花火の種類の多くに「ベスピアス超大型スターマイン」というものが使われています。
ベスピアス火山の噴火をイメージして作られたものだそうです。
(そうすると、地元のスターマインは「三原山噴火」くらい?)
文字が浮き出る花火
(NSTと出て欲しかった...らしい)
事前に見たプログラムでは、大会時間が1時間45分もあって、そんなに長かったら飽きてしまうのでは?と思っていたのですが、どれも見応えがあって、全く飽きることはありませんでした。
そして圧巻は、
復興祈願花火「フェニックス」
噂には聞いていたのですが、これほどのモノとは思いませんでした。
平原綾香の「ジュピター」にのって6ヶ所同時に打ち上がる花火の美しさと迫力。
(とても感動して、途中で涙が出てしまいました)
これほどの花火は生まれて初めて見ました。
本当に凄かったデス!
是非一度、現地で”生”で見ることをお薦めします!!
フェニックス(近すぎて6ヶ所全部が入りませんでした~。全てお見せ出来ないのが残念!!)
終了後は、当然のように人の流れは”大渋滞”。
土手から一般道へ下りるのに30分以上かかりました。
(でも、私たちは比較的下り口の近くに居たので、早かったほうだと思います。
もっと奥の方の観覧席の方達はいつになったら、この会場から出られるのか.....)
駅も当然大混雑!
臨時列車もあるものの、ホームも列車も都心の通勤電車並みの混雑でした。
(新幹線の改札に入る人もかなり数でしたので、もしかしたら新幹線も「帰省ラッシュ」並)
越後湯沢到着は、ちょうど午前零時。
帰りは、交代で運転しつつ仮眠を取りながら帰りました。
(自宅到着、午前5時。
さすがに昔よりも体力的には堪えてマス)
よくよく考えてみたら、かなり「無鉄砲」なツアーではありましたけれど、花火自体は十分に見る価値が有るモノでした。
これが”本物の花火大会”というもの(?)
「では、また来年!」.....えっ?