こども社長

今日、ワガママ社長のところへ、会計の先生がお見えになりました。
決算処理の関係で来たのですが、
「税金払いたくないから、経費をどんどん使いたい。
でも、カッコ悪いから現金もちゃんと残しておきたい。
どーすればいいの？」
と無理難題。
会計業務の知識が無い私でも、
「経費を使ったら現金は減るでしょう」
くらいは分かるのですけれど
「そこをなんとかしろ！！」
と。

「健全な会社経営とは、売り上げを上げて利益を出して、節税はしてもきちんと税金を納めて、社員にも還元する。ということだと思いますが．．．」
と、こどもにもわかるように（？）説明してくれる先生に
「だって税金払いたくないんだもん！」

経理を担当している奥方もあきれ果てて
「どうやったら、この社長に「会社経営のなんたるか」を理解して貰うことが出来るのでしょうか？」
と聞くと、先生も
「一度、新入社員対象のビジネスセミナーにでも参加して貰って
「会社とは・・・」というところから、勉強していただくしかないかと．．．」
　　　（ひぇぇぇぇ～～～、ソコからですか？！？）

先生がお帰りになった後で
「働いて税金納めて、そのお金で社会基盤を整備するって、小学生でもわかる話じゃないですか？」
と言うと
「だったら、オレが納めた税金で道路作ったからって、道路の真ん中歩かせてくれるか？」
　　　（なんなんでしょう？この切り返し！！）

「オトナなんですから、それくらいのことわかるでしょ？」
「わかんないもん、オレ”こども”だから！」

　　　・・・　　　　・・・

「こども店長」は可愛いけれど、「こども社長」ってどう？

（この会社、ホントに大丈夫なんでしょうか．．．．．）