ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

降る花びらに...

2010-04-18 23:21:21 | ひでんかの「日々の徒然」

今日は、一昨年亡くなったお友達の大学時代からの親友と一緒でした。
亡くなったお友達を介して、私も、もう10年近いおつき合いになります。
(こうやって、彼女を通して広がった人の繋がりは、少なくありません。)

最初は楽しく、仕事のこと、ドラマのことなど、とりとめもない話題で盛り上がっていたのですが、ふと、亡くなった彼女の話が出て、自然と思い出を語り合っているうちに、その方の目が潤みだし、そこから涙が止まらなくなってしまいました。
お酒が入っていたせいもあるかもしれませんが、
「大学に入って同じクラスになってね」
と、ぽつぽつと語っては、何かを思い出してうつむいて...。

きっと、私の知らない彼女との思い出があるのでしょう。
泣いているその方にティッシュを差し出して、ずっと見守ることしかできませんでした。

その方と別れた帰り道。
吹雪の頃は過ぎた桜の、降る花びらに、2年前病室の彼女に携帯で撮った写真を見せて
「来年はお花見はどこでする?」
と話していたことを思い出しました。

コメント
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