今週が夏休みのでんか。
「どこかへ行きたい」
との仰せで、イキナリですが「上高地」へ行って来ました。
「おさんぽ程度のウォーキングができるところ」ということで候補を探して
「ハイヒールでも行ける高山三大観光地(?富士山五合目、黒部ダム、上高地)」の1つ、上高地に決めました。
でんかとしんのうクンは初めて。
私は2.3回行っていると思うのですが、最後に行ったのは30年近く前になります。
(池(大正池)と橋(河童橋)くらいしか記憶にありません)
おさんぽとはいえ、
「山へ行くなら(現地で)日の出と共に行動開始」
と、いうことで、ワゴちゃんで午前2時に自宅を出ました。
当然、この時間ならば渋滞も無く、沢渡に5時すぎに到着しました。
沢渡からは大正池までタクシーを利用します。
運転手さんは女性で、上高地情報を教えて頂きました。
昨年から落ち込んだが観光客はまだ戻らず、この夏も週末でも駐車場が満車になることは無いそうです。
「会社には怒られちゃいますが、私としては(人が少ないので)歩きやすくて良いと思います」
とのこと。
大正池でタクシーを降りる際に、ルートの案内を頂きました。
(これが、ベスト・アドバイスでした)
まだ日が昇る前の大正池は、なかなか幻想的(写真左)。
(でも寒いくらい!
長袖を着てちょうど良いカンジ。
指先がジンジンしてきます)
時刻はまだ6時前です。
そこからスタートして「自然研究路」を、まずは河童橋目指して進みます。
途中で雨が降り出しました。
「朝から晴れ」という天気予報を素直に信じた我が家。
雨具は何も持ってきていません。
(この時間に歩いている人は、皆さん「山支度バッチリ」です!)
どうなることかと不安になりましたが、たいしたことも無く森の中を快適にウォーキング。
「ウエストン碑」を見て
(「誰?」byでんか&しんのうクン。一応「一般常識」として覚えておきましょう!)
河童橋に到着しました。
(更に「明神池」まで行く予定なので、今は「素通り」です。)
ここから「明神池」までは、タクシーの運転手さんに薦められた梓川左岸ルートを進みます。
時間が早かったせいもあると思いますが、ほとんど人に会うことも無く、静かな森の中を自分のペースで進むことが出来ました。
(但し、上り下りがあるので、このルートを歩くと「おさんぽ」とは言えなくなるかも...。
「河童橋-明神池」の往復に、同じルートを通りたく無い場合は、絶対往路が「左岸」です!)
河童橋から1時間ちょっとで「明神池」(写真右)に到着しました。
こちらも早朝(とはいえ8時半。夏の観光シーズンですので、もう少し人が居てもいいのではないかと思いましたが、静かな池で疲れた足を休ませました。
タクシーの運転手さんには
「とても良いところですから、是非、徳沢まで足を伸ばしてください」
と言われていたのですが、「運動不足」の我が家は全員揃って「足が.....」
地図を見て、
「おそらく「行く」ことはできても帰って来られるかどうかは...」
ということになり、河童橋へ戻ることにしました。
復路の右岸コースは、道幅も広く、路面もなだらかで歩きやすく、行き交う人の数も多いです。
明神橋 河童橋
順調に河童橋まで戻って来ると、朝とは違って、かなり混雑していました。
(それでも、空いている方でしょう)
そして、出ました!
「ハイヒールで上高地」更には「ペディキュア&ビーサン」
確かにバスターミナルから河童橋あたりでは、歩行には全く支障がありません。
とはいえ、「山の雰囲気」というモノもあるのではないかと...。
さて、河童橋へ戻ってきた時刻は10時。
「おやつの時間」です。
朝食(だったの?)を食べたのは、自宅出発前の午前1時過ぎ。
それ以降、歩きながらお菓子を少しばかり口にしましたけれど、他は水分しか採っていないことに気がつきました。
そこで、ちょっとガッツリ系の「おやつ」(&上高地スイーツ)
左は「山賊バーガー」山賊焼きが大きめなバンズに挟まれています。
右は「山賊タコス」あとから来るピリ辛ソースがgood!
(ちなみに「山賊」(=鳥の竜田揚)は、このあたりの名物なのか、「山賊弁当」「山賊丼」いろいろありました)
そして上高地スイーツは
左が「ソフトクリーム」(普通のソフトクリームbyしんのうクン)
右が「アップルパイ」あっさり味に仕上げたリンゴがぎっしり詰まって美味しかったデス。
以上で、本日の「おさんぽ」終了!
時刻は10:30
歩行距離、約10キロ
〃 時間、約3時間
歩数は約2万歩
「午前中のこの時間に、既に2万歩って...信じられん!」と、しんのうクン。
(確かに~~~)
結局、奥穂高の上部は「見えそうで見えない」状態で、う~ん残念!!
それでも、「初・上高地」のでんかは大満足だと仰います。
(でしたら、ようございました)
バスターミナルからは、帰りはバスでワゴちゃんが待っている「沢渡駐車場」へ戻りました。
バスの車窓から見る限り、確かに上の方の駐車場はガラガラです。
昔来た時は、昼近くになると駐車場待ちの車と帰りの車で大渋滞が起きていた記憶があります。
(やはり、まだ震災前までには戻っていないようです)
上高地自体も30年前とは大きく変わっていました。
沢渡-上高地の県道は、昨年ニュースでも報じられた土砂崩れの痕が何ヶ所か残っています。
大正池も、水面に立つ「立枯れの木」がもっと多かったと思います。
河童橋周辺のホテル・山小屋も新しい建物が多く、メニューも町の
「有名パティシエが手がけた〇〇」
というカンジで、とても1500メートルの高地とは思えません。
身近に手軽になることが、嬉しいような嬉しくないような...
そんな複雑な思いを感じながら沢渡を後にしました。
<信州グルメは明日へつづく>