ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

ひでんかはモンスターペーシェント(?!)

2012-08-31 23:30:00 | ひでんかの「日々の徒然」

今日はでんかの母上様の予約診療のお付き添い。
(そういえば、最近「介護日記」になりつつあるような...)

今日の予約は「神経内科」
予約時間よりも早めに病院に到着し、待合室に母上様を案内し、受診手続きに行って帰ってくると
「気分が悪い、吐きそう」
という母上様。
慌てて、看護師さんに来て貰い、開いている診察室のベッドに横にならせて頂きました。
予約した科の看護師さんが
「早めにしましょうね」
と仰って頂いたものの、待っている間
「入院したい、家には帰りたくない」
と言い続けている母上様。
診察に来た(ナント「診察室往診」デス!)
神経内科の先生には
「入院適応は無いから」
と診断され、回された心療内科でも同様の対応。
さらに、ちょうど主治医の先生の診察日でもあったので内科へ回されました。
お盆以降、ほぼ1日おきに受診している母上様。
その都度検査をすれども、どこも「異常なし」
(でも、目の前の患者=母上様は、見るからに具合が悪い・・・)
仕方無く(?)
「じゃあ、点滴しましょうか?」
(ありがとうございます!!)
「では、準備が出来ましたらお呼びしますので処置室の前でお待ちください」

診察室を出てからも
「家に帰るのは心配、帰りたくない」
と言い続ける母上様。
こうなれば、なんとしても「入院」の2文字を獲得しなければいけません?!

ここからはなりふり構わず.....
(「今日、入院させて頂けないのでしたら、待合室で明日まで(母上様の望みの綱(?)の理事長先生の診察があります)待ちます!」とか
「このまま家に帰ったら、すぐに救急車を呼びます!!!」
と。

「医療費増大、医療過誤、救急車をタクシー代わりに使う」etc
の新聞記事が浮かんでは来ても、目の前の病人を助けてもらえるのならば、どんな手を使ってでも...(!?!)
結果、ケースワーカーさんにも御願いして、なんとか入院させて頂くことが出来ました。

ちなみに、
「念のため」と行った今月ウン回目の血液検査&尿検査からも
「全く異常は無いね」
とのこと。
そのうえで「この患者さんは入院になります」と言われた看護師さん、
「先生、病名は?」
と聞くと
「無し」
という答えに、カルテを持ったまま固まってしまいました。
(「じゃあ、不安神経症って書いておいて」と先生)

母上様は真新しい病室に案内され、私は家に着替えなどを取りに行き、なんとか落ち着いたのは面会時間ギリギリでした。

「ヨカッタですね、入院できて」
と言っても、満足してはいないような母上様。
(まさか「入院したくなかった」とか言わないですよね...)

入院したからには、いくつかの検査もすることになり、明日は「胃カメラ」だそうです。
「せっかく入院したのですから、ちょっとでも具合が悪いところは全部治して貰いましょうね」
と、病院を後にしました。

長い1日。


(ふぅぅ
今後、この病院には絶対に患者としては来ることは出来ません...)

コメント
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