今月の表紙、何の花かお判りになりますでしょうか?
答えは「ソバ」です。
この花が終わった後に出来た実を挽いて「そば粉」にします。
そして出来上がるのが「蕎麦」。
赤い花もありますが、赤い花から出来たお蕎麦は赤くありません。
(当たり前!?)
お蕎麦は信州が有名ですけれど、この花の写真を撮った栃木県北部にも美味しいお蕎麦がありました。
(あと、私の好きなのは新潟の「へぎそば」)
ソバは、山あいのあまり土壌が良くないところでも育つそうですが、美味しいお蕎麦のある場所は、土地は痩せていても、どこも水のきれいなところばかりです。
(あらら、お花の紹介ではなく、ついつい食べる方の話に夢中になってしまいました~)
そばは「タデ科」の植物だそうです。
「タデ」というと、「タデ食う虫も好きずき」という諺の「タデ」です。
諺にもなるほど葉は辛いのに、実は美味しいお蕎麦になるのですね。
(やっぱり、最後は「食べる」はなし...)