元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

ソロでも凄い人達

2006年11月15日 | 音楽・楽器
バンドマンが、バンド以外のプロジェクトとしソロ活動
をするのは今や常識で珍しくも何ともないです。

サブ・プロジェクトで別バンド結成や、別バンド加入や、
企画物アルバムへの参加もファンを楽しませてくれますが、
やはりバンドマンが個人名義で作るソロアルバムは
バンドのファンなら押さえたいアイテムです。

ソロ活動でも、継続バンドの路線派と、全く違う路線派
に別れ、どちらもいいと思います。

しかし、ソロになって明らかにクオリティ・ダウンして
しまう人も多いです。「結局1人じゃ何も出来ないんだ」
と思わせるようなソロ活動ならやってほしく無いです。

ソロ活動の定番は、ボーカルが圧倒的に多く、次いで
ギタリストです。

ソロ活動を一過性のガス抜きにするアーティストもいれば、
バンド活動と平行し単発的にソロアルバムやソロライヴ
をする人もいます。ソロに定評がある人は、そのまま
ソロに転身したり、バンドが解散したら、音楽性も
新たにソロの道を歩む人もいます。

今回はバンドもいいが、ソロでも力を発揮している
有力ミュージシャンを紹介します。

■アーティスト名
▲推薦ソロアルバム名

■ジョーイ・テンペスト
言わずと知れた80年代のビッグ・バンド「ヨーロッパ」
のボーカルです。「ヨーロッパ」は再結成し度肝抜く
ダークサウンドでかつての面影を払拭した作風でしたが
これがかなりの名盤です。ジョーイは何枚かソロを出して
いますが、これが最高傑作。HRカラーゼロで、AOR
やフォーク・シンガーとししっとりと歌い上げています。
これほど、ハードな曲も切ないバラードもはまるボーカル
は珍しいです。
▲ア・プレイス・トゥ・コール・ホーム

■松本孝弘
僕に最初の衝撃を与えたギタリストはリッチー・ブラックモア
では無く、B’zの松本でした。だから、アヒルの刷り込み同様、
松本のプレイに対しては別格の思いがあります。
ソロアルバムは全て聴きましたが、「ワナ・ゴー・ホーム」
は連日連夜四六時中聴きまくっていました。
▲ワナ・ゴー・ホーム

■エリック・マーティン
彼の歌唱力は「ミスター・ビック」松本孝弘と結成したバンド
「TMG」で広く日本人に知れています。近年のソロアルバム
は「ミスター・ビック」の流れをくむハードさが目立ちますが、
僕はソウルフルに歌い上げ、ポール・ロジャースに成りきって
いるようなソロの頃が好きです。
▲サムホエア・イン・ザ・ミドル

■リッチー・サンボラ
ボン・ジョヴィのギタリストのアルバムですが、ソロではボーカル
が主に立ち、ボン・ジョヴィの活動よりも押さえ目のギターです。
リッチーの渋く深みのある歌声と優れた楽曲に音楽ライターらは
「ジョンよりも歌が上手い」とこぞって書きたてました。
「ボン・ジョヴィ」は日本でもモンスター級のビックバンドですが
10年前ぐらいに1番人気だった俳優、反町隆史に楽曲提供、演奏
コーラスをした事もあり、リッチー自身の日本における知名度も
高くなっています。
▲ストレンジャー・イン・ディス・タウン

■グラハム・ボネット
「レインボー」2代目ボーカリストでスター街道を歩み出したが
ゆえ、グラハムが嫌いなHR/HMの世界で生きていくようになる。
「MSG」「アルカトラス」「インペリテリ」「アンセム」
とバンドを渡り歩き
自らのプロジェクトでは、上質なオールデーズタイプのアメリカン
ミュージックを聴かせてくれる。ソロ以外では仕事と割り切って
嫌いな事をやっているのか?と思っていたら、最近はソロまで
HR/HMをやりだした。グラハムがHRを好きになったのか、
ファンのニーズに答えているのか分からないが、HR界でも印象的
な男です。ただ、彼は作曲能力は無さそうです。
▲ナイト・ゲームス

■グレン・ヒューズ
「ディープ・パープル」でリード・ボーカルのデヴィット・カバーデール
以上の歌唱力とハイトーンシャウトを聴かせてくれたベース兼
ボーカリストです。「トラピーズ」「ゲイリー・ムーア」
「リッチー・コッツェン」「ブラックサバス」でも最高の歌声を
聴かせた。ソロや「HTP}ではファンク、ソウルを全面に出し
凄まじい歌声を聴かせてくれています。
▲ビルディング