元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

ホームシアター初体感

2006年11月22日 | 音楽・楽器
当店のお客様の家に招待されました。

そのお客様は、僕よりHR/HM系の大先輩で
僕が生まれた年の「レインボー」来日公演を
2度も観られています。あの、ロニー、コージー
リッチーの黄金期を2度です。う・ら・や・ま・
し・い。

そのお客様は、60年代、70年代の音楽に関す
る情報量は半端じゃないものの、80年代はやや
薄く、80年代後期HR/HMには興味を持たれて
いません。

だから、僕が最も得意とする80年代HR/HM
話は殆ど出来ませんが、僕が浅くしかしらない
「イーグルス」「ローリング・ストーンズ」など
詳しく深く教えて頂きました。

今日は、店用の買出し以外に、みきや楽器、つるや和菓子
当店のお客様がオーナーを務めるお店に僕が使わな
い楽器のお届けなどで、AM9:00から
PM2:30ごろまで車でウロウロしていました。

全ての用事を済ませて、ご招待して頂いたお客様の家に
伺いました。実家の離れ部屋で
1F駐車場、2Fは階段の右側「マージャン専用部屋」
階段の左側「ホームシアター」となっていました。

「ホームシアター」は、何とも趣味に囲まれた素敵な
部屋でした。5重層壁、2重扉という完全防音で、そ
こらのレンタルバンドスタジオよりも、しっかりと
室内音を外部に漏らしません。

まず目に入ってきたのは1.5メートルぐらいの高さの
大型スピーカーが両脇に陣取っていました。このスピー
カーやオーディオ機器全般、ヴィンテージもので、とて
も高価なものらしいです。

まず「レインボー」の1stをレコードプレイヤーに
かけてくれました。大きなスピーカーから鳴り響く
大音量の「レインボー」はミニコンポで聴くもの
とは別もので、リッチー・ブラックモアの魅力を
充分に堪能しました。

レコードは横に2メートル、たてに3段の棚いっぱい
に並べてありました。CDは50枚ぐらいと少な目
でしたが、レコード数は凄かったです。

次に「ジョニー・ウィンター」のライヴ盤CDを
聴きました。球場ライヴ盤という事もあって、歓声
がリアルで、目を閉じるとライブ会場にいるような
錯覚すら味わえました。ライブ盤だけあり、生音に
近いような音に、少し控え目なライブハウスという
ぐらいの音量でした。

次に「ジミ・ヘンドリクス」のドキュメント番組、
「ジミ・ヘンドリクス」のアトランタ・ライブを
観せてもらう事にしました。

ここで、スクリーンが登場。

プロジェクターという機械で、映画館のように
映像をスクリーンに映します。200インチ用
プロジェクターを100インチスクリーンに映す
ので映像が凄く鮮明でした。

部屋が明るい時は、映像が薄く観にくかったが、
黒いカーテンを閉め、真っ暗にすると、映画館
以上に鮮明でハッキリ、クッキリ映りました。

当然ながら、僕の家のブラウン管テレビなんて
全く話にならんです。

「ジミ・ヘン」を堪能すると今度は「フレディ・キング」
を流してくれました。CDでは何十回も聴いたものの
動画、ましてやリアルな大音響なんて初体験だけに、
しびれあがりました。

「ザ・バンド」のDVDでは「エリック・クラプトン」
「ニール・ヤング」「マディウオーターズ」もゲスト
参加したスペシャルセッションで、今日来て良かった
と感激しました。

最後は、最近BSで放送されたライブ映像の録画
ビデオを観ましたが、昔のライブ映像とは違い、生ライブ
並のハイ・クオリティです。本当に、目の前でライブをやっ
ている程のリアルさでした。

音楽鑑賞は終了し、「パールハーバーの戦闘シーンが
凄いよ」とDVDを流されました。やっぱり、壁一面が
スクリーンで、爆音だと、見応え充分な凄い映像でした。

日本軍が真珠湾を奇襲攻撃するメインのシーンですが、
実際の戦闘を撮影したかのような凄い映像です。
アメリカ目線で作られた作品だけに、日本軍のゼロ戦が
打ち落とされる度に、お客様は「よし。やった」と言わ
れていました。

こんな自宅のホームシアターは夢のまた夢ですが、
音楽好き、映画好きには憧れます。最高に贅沢な空間
でした。あんな部屋で、酒でも飲みながら(僕は飲めま
せんが)ゆったりと最高の映像、音で過ごせるなんて
この上ない贅沢ですね。

普通のテレビも、あの大スクリーン、大スピーカー
で鑑賞されるとはうらやましすぎます。

今日はいい時間を過ごせました。