元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

ギャング・オブ・ローズ

2009年02月16日 | 映画レビュー
何じゃこりゃ?

こんなの西部劇でも何でも無いです・・。

ウエスタン映画を冒涜するのも大概にしてほしい。

黒人差別する気は無いけど、黒人が保安官、カウボーイ、
ギャングって設定がおかしい・・・・。

黒人が着物で、時代劇を演じたら違和感あるでしょう?
そんな映画です・・。

しかも、女性のガンマンなんて・・・・

ヤングガン

2009年02月16日 | 映画レビュー
下記の映画レビューでビリー・ザ・キッドが、ただの
早撃ちガンマンで殺人鬼でない事はお分かり頂けた
事と思います。

それを踏まえ、ビリー・ザ・キッドと仲間達を描いた、ヤングガン
を見てみてください。

とにかく出演者が豪華です。
「エミリオ・エステベス」「 チャーリー・シーン」
「 キーファー・サザーランド」「 ルー・ダイアモンド・フィリップス」
など、ハリウッドのお馴染みの顔ぶれの若からし頃の西部劇
です。

勝ち目が無い強大な敵に対して無謀にも戦いを挑み、そして散っていく
様は、まさに男の生き様です。男なら守りに入らず、保守的にならず
常に攻めの姿勢で、無謀であっても立ち向かって生きたいです。

現代人は、疑心暗鬼気味で、やたらと消極的で、一か八かの賭けに
出たがらず、安定、安心、安全道を歩み過ぎです。だから、妥協し
夢も、希望も、目標も、野望も見失った、ただ生きるだけの脱力
気味の人が多いのでしょう。

波乱万丈、紆余曲折をも尻込みせず、茨の道をも覚悟して歩むだけ
で、人生は充実し熱くなれます。苦労の末に良い結果がある保障
なんて無いけど、行動すれば可能性は0%ではありません。
何もしなければ、何も起こりません。傷ついたり、悲しんだりしな
くて済むだけで、人生の密度が薄くなります・・。
男ならロマンに生きたいものです。


あれ?映画のレビューだか、人生哲学だか分からなく成ってきま
したが、この「ヤングガン」で、男として生きる熱き思いを
取り戻してください・・。漫然とした退屈で平凡な日々を断ち切る
キッカケに成り得る映画です。

ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯

2009年02月16日 | 映画レビュー
西部開拓時代の無法者「ビリー・ザ・キッド」が、何故
伝説のヒーローに成っているのか不思議でした。

21歳の生涯で、21人の連続殺人を犯したアウトローが
150年の時を経て、何故、西部劇のヒーローに成ったのか、謎に
迫るべく、この作品を見ました・・・。

確かにビリー・ザ・キッドは悪さもし、ポーカーにケチ
をつけられマフィアを銃殺したり極悪さもあります。
しかし、これぞアメリカンです。

ビリー・ザ・キッドや、差別を受けたメキシカンや、インディアン
を公平に扱った牧場主が、理不尽な権力により撃ち殺されてしまい
その復讐が伝説に成った由縁です。

汚職、腐敗しきった経済、司法、政治に、真っ向から向かった
庶民ゆえ、ビリー・ザ・キッドは英雄的に扱われる存在に
成りました。

確かに武力行使ですが、権力に屈せず、自由で独立し、自分で考え
自分の腕ひとつで生きていき、自らの誇りを貫く姿勢こそ、
アメリカのフロンティア・スピリッツそのものです。

日本でも反乱、暴動、一揆のリーダーで英雄視される事が多く、
「天草四郎」「大塩平八郎」など数々の反逆ヒーローを生みました。

近年「蟹工船」が流行っていますし、日本人は「忠臣蔵」が大好き
ですが、無謀であって多くの犠牲を受けてでも、正義を貫く事は
必要で、理不尽な権力に耐えるだけではいけないと訴えたような
作品でした。

最近、日本でも廃業したホテルに、元従業員が立て篭もり、自主営業
をし、ついに強制捜査が入り、機動隊と揉み合いになる一幕が報道されま
したし、人材派遣労働者が労働組合を作り、不当解雇と、派遣会社や
派遣先を訴えています。はっきり言って、勝ち目の無い反抗です。
しかし、ただ、黙って、会社や、政治の言い成りになるべきではあり
ません。1人の意見は小さくとも、そういった世の中の動きにより、
徐々に、自分たちの権利を掴み取れるのだと思います。