下記の映画レビューでビリー・ザ・キッドが、ただの
早撃ちガンマンで殺人鬼でない事はお分かり頂けた
事と思います。
それを踏まえ、ビリー・ザ・キッドと仲間達を描いた、ヤングガン
を見てみてください。
とにかく出演者が豪華です。
「エミリオ・エステベス」「 チャーリー・シーン」
「 キーファー・サザーランド」「 ルー・ダイアモンド・フィリップス」
など、ハリウッドのお馴染みの顔ぶれの若からし頃の西部劇
です。
勝ち目が無い強大な敵に対して無謀にも戦いを挑み、そして散っていく
様は、まさに男の生き様です。男なら守りに入らず、保守的にならず
常に攻めの姿勢で、無謀であっても立ち向かって生きたいです。
現代人は、疑心暗鬼気味で、やたらと消極的で、一か八かの賭けに
出たがらず、安定、安心、安全道を歩み過ぎです。だから、妥協し
夢も、希望も、目標も、野望も見失った、ただ生きるだけの脱力
気味の人が多いのでしょう。
波乱万丈、紆余曲折をも尻込みせず、茨の道をも覚悟して歩むだけ
で、人生は充実し熱くなれます。苦労の末に良い結果がある保障
なんて無いけど、行動すれば可能性は0%ではありません。
何もしなければ、何も起こりません。傷ついたり、悲しんだりしな
くて済むだけで、人生の密度が薄くなります・・。
男ならロマンに生きたいものです。
あれ?映画のレビューだか、人生哲学だか分からなく成ってきま
したが、この「ヤングガン」で、男として生きる熱き思いを
取り戻してください・・。漫然とした退屈で平凡な日々を断ち切る
キッカケに成り得る映画です。